Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

NAOKI監修、“唯一無二の体験”を味わえるTOHOシネマズ プレミアムサウンド 極音の『ボヘミアン・ラプソディ』を体験して

ぴあ

20/12/25(金) 20:00

NAOKI×TOHOシネマズ

ラブサイケデリコのNAOKIが音響監修を手掛けた東京・TOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアターで、12月24日より『プレミアムサウンドムービー特集』がスタート。初日はクリスマス・イブ・スペシャルナイトと称し、『ボヘミアン・ラプソディ』が上映され、上映前と上映後にはNAOKI本人も登壇した。

TOHOシネマズのプレミアムスクリーンには、コンサートホールのカスタムスピーカーなどを手がけるイースタンサウンドファクトリーとジーベックスのコラボレーションにより、シアターの形状に合わせて設計するという商業映画館では日本初の「カスタムオーダーメイドスピーカーシステム」が導入されており、まるでコンサートホールのような音響が楽しめる場所として、映画ファンの間で話題となっていた。

「僕とTOHOシネマズさんとのコラボレーションは、まさにここTOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアターで、『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞したことがきっかけで始まりました。このカスタムオーダーメイドスピーカーシステムで、自分たちのライブもやってみたいと思って同じスペックのスピーカーを作ってもらったことが、TOHOさんの耳に入って『一緒にやりませんか?』と声をかけていただいたんです」(NAOKI)

9月にオープンしたTOHOシネマズ 立川立飛に続き、今回TOHOシネマズ日比谷・池袋のプレミアムシアター、轟音シアターの音響監督も手がけることになったNAOKI。「TOHOシネマズさんとご一緒するきっかけとなった、日比谷のプレミアムシアターも関わらせてもらったことは、イチ映画ファンとしても大変光栄です」とコメントした。

クリスマスイブとなるこの日の会場は、ほぼ満席。カップルに混じり、クリスマス仕様のクイーン・コスプレをしたグループも参加するなどクリスマスムードに包まれる中、『ボヘミアン・ラプソディ』の上映がスタートした。オープニングのファンファーレで鳴り響く、ブライアン・メイのギターからすでに「極上サウンド」で、よくある「重低音」と「高音」のみに特化した「ドンシャリ」サウンドではなく、中高域のチューニングにもこだわった音響システムであることは“一耳”瞭然だ。

「今、映画のスピーカーシステムはたくさんありますが、TOHOシネマズさんが力を入れているのは『流行りの音』ではなく、7.1チャンネルというスタンダードのシステムの精度を、チューニング次第でどれだけ引き上げるか? ということ。新しいシステムは、数年後には廃れてしまう可能性もある。せっかく映画監督が作った作品が、そのシステムの入った映画館では上映できないなんてことが起きないことが望ましいんです」(NAOKI)

『ボヘミアン・ラプソディ』(C)2018 Twentieth Century Fox

『ボヘミアン・ラプソディ』で、カスタムオーダーメイドスピーカーシステムが本領を発揮したのは、やはりクライマックスの『ライブエイド』出演シーンだ。ウェンブリー・アリーナに響き渡る、オーディエンスの声援や拍手の一つひとつが粒立ちよく聴こえるため、まるで「あの日」の会場にタイムスリップしたかのような没入感を味わうことができる。

また、リバーブ(残響)の広がりや奥行きも鮮明で、ホールやスタジアム、ライブハウスなど様々な場所での「ハコ鳴り」の違いなどもしっかりと再現していた。さらに、エンドロールで流れるクイーンの「Don’t Stop Me Now」では、フレディ・マーキュリーの声のニュアンス、ピアノの打鍵音、ドラムやベースの立ち上がりなどもクリアに聴こえ、まるでクイーンのレコーディング現場に立ち会っているかのような錯覚すら覚えた。

「今日はたまたま音楽中心の映画を観てもらいましたが、例えばウッディ・アレン映画のような、台詞と足音とBGMくらいのさりげないヒューマンドラマでも、とてもクリアな音で楽しめると思います。いろんな時代の映画が楽しめるようなチューニングを目指しましたので、僕のことは忘れてもプレミアムシアターのことは忘れないでください(笑)」(NAOKI)

未だ予断を許さないコロナ禍において動画配信コンテンツはどんどん充実し、「自宅で映画」がスタンダードになりつつある。が、極上の音響施設が導入された映画館で、圧倒的な没入感とともに非日常を味わう「唯一無二の体験」は、きっとこれからも求められ続けるだろう。

取材・文=黒田隆憲

アプリで読む