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沖田修一が審査員長、橋本愛が審査員に “35歳以下”の映像クリエイター発掘プロジェクト開催

リアルサウンド

21/3/31(水) 9:00

 35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU35)」が、3月31日から2022年3月にかけて開催されることが決定し、あわせてプロジェクトロゴとキービジュアルも公開された。

 「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」は、誰もがスマートフォン1つで簡単に映像作品を作り、発表できるようになった現代ならではの創造力に富んだ若きクリエイターたちとともに新しいエンターテインメント作品を発信することを目指して、Huluが新たに立ち上げる一大プロジェクト。応募資格は「35歳以下であること」。企画力と熱意があれば、プロ・アマを問わず応募可能となっている。

 本プロジェクトの特徴は、選考で選ばれた5名が実際に自分の企画を映像化することができ、配信まで約束されていること。複数回の選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1000万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて、自ら監督・脚本を務める作品の制作に挑戦することになる。完成した短編5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともに2022年春にHuluで独占配信され、最終審査によってグランプリ作品を決定。グランプリ受賞者には賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られ、さらなる活躍のサポートまで確保される。

 審査員には各界で活躍する豪華なラインナップが集結。審査員長には『南極料理人』『横道世之介』などで知られ、今夏には最新監督作『子供はわかってあげない』の公開が控える沖田修一、審査員には最近では歌手活動にも注目が集まる橋本愛を迎える。

 本プロジェクトへの参加にあたって沖田監督は「僕はまだ44歳なので、たいして歳が変わりません。変わらないと思っていますがどうなんでしょう。映画は企画の段階が特に楽しいです。夢いっぱいです。こんな映画があったらいいのにと、わいわい話す時がどれだけ楽しいか。考えるのはタダ。自由な発想で、自分も負けてられないと奮い立つような、たくさんのアイディアに会えるのを楽しみにしています」とコメント。橋本は「審査員、という響きに恐縮してしまうのですが、今の難儀な時代を共に生きている人が今、どんなものを生み出すのかとワクワクしています。芸術をゼロから創ることは、壮絶なことです。その壮絶な修羅をくぐった作品を見ることができたとき、私はそこにないものよりも、そこにあるものに目を凝らして、向き合いたいと思います」とコメントを寄せている。審査員には今回発表された2名のほか、さらに2名の就任が決定しており、こちらは4月中旬に発表される。

 さらに、プロジェクトの顔となるロゴとキービジュアルは、東京藝術大学在学中ながら YOASOBI「夜に駆ける」MVや米津玄師「カナリヤ」MV内アニメーションなどを手がける若手アーティスト・藍にいなが新たに描き下ろし。藍は本プロジェクトについて「創作をしている人の様は、その体の何倍も大きな妄想という怪物を背負って勝負し続けているように見えて、とても好きです。それはクリエイターにとって大事な友達であって、孤独そのものでもあると思うんです。その自分の孤独を使って挑戦していくことは容易ではないけど、だからこそ世界と深く繋がっていける。自分もそう生きていたいし、同じように挑んでいるクリエイターを応援したいです。このイラストが、その挑戦に少しでも寄り添う存在になればと思います」と語っている。

 本プロジェクトの立ち上げにあたり、企画プロデューサーの中村好佑は、「誰でも気軽に映像が作れる時代なのに、なぜエンタメ作品を作れるチャンスはこんなにも少ないかと感じることがあります。『いつか自分の作品を作るために』と日々努力を積み重ねている私と同じU35世代のクリエイターと、“本当に面白い”と思う作品を一緒に作っていきたい。その想いから、Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジを立ち上げました。皆さんの『オリジナリティ』『アイディア』『キャラクター』を盛り込んだ、これまでに見たことのないストーリーを教えて下さい。是非、一緒に作り上げましょう!」と意気込みを述べた。

「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」PV

 沖田、橋本、藍、中村からのコメント全文は以下の通り。

コメント

沖田修一(審査員長)

「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」の審査員長を務めさせていただきます、沖田修一です。僕はまだ44歳なので、たいして歳が変わりません。変わらないと思っていますがどうなんでしょう。映画は企画の段階が特に楽しいです。夢いっぱいです。こんな映画があったらいいのにと、わいわい話す時がどれだけ楽しいか。考えるのはタダ。自由な発想で、自分も負けてられないと奮い立つような、たくさんのアイディアに会えるのを楽しみにしています。

橋本愛(審査員)

審査員、という響きに恐縮してしまうのですが、今の難儀な時代をともに生きている人が今、どんなものを生み出すのかとワクワクしています。芸術をゼロから創ることは、壮絶なことです。その壮絶な修羅をくぐった作品を見ることができたとき、私はそこにないものよりも、そこにあるものに目を凝らして、向き合いたいと思います。

藍にいな(プロジェクトロゴ・キービジュアル担当)

創作をしている人の様は、その体の何倍も大きな妄想という怪物を背負って勝負し続けているように見えて、とても好きです。それはクリエイターにとって大事な友達であって、孤独そのものでもあると思うんです。その自分の孤独を使って挑戦していくことは容易ではないけど、だからこそ世界と深く繋がっていける。自分もそう生きていたいし、同じように挑んでいるクリエイターを応援したいです。
このイラストが、その挑戦に少しでも寄り添う存在になればと思います。

中村好佑(Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ 企画プロデューサー)

誰でも気軽に映像が作れる時代なのに、なぜエンタメ作品を作れるチャンスはこんなにも少ないかと感じることがあります。
『いつか自分の作品を作るために』と日々努力を積み重ねている私と同じU35世代のクリエイターと、“本当に面白い”と思う作品を一緒に作っていきたい。
その想いから、Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジを立ち上げました。
皆さんの「オリジナリティ」「アイディア」「キャラクター」を盛り込んだ、これまでに見たことのないストーリーを教えて下さい。
是非、一緒に作り上げましょう!

■プロジェクト情報
「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」
募集期間:3月31日(水)〜5月9日(日)23:59まで
審査スケジュール
・一次選考:5月10日(月)~5月23日(日)
・二次選考:6月14日(月)~6月27日(日)
・三次選考:7月下旬~8月上旬
・ファイナリストによる短編作品 制作準備・制作期間:8月~2022年2月
・短編作品配信:2022年2月中旬
・最終審査会:2022年3月
主催・企画・製作:HJ ホールディングス株式会社
制作・運営:東京テアトル株式会社
公式サイト:http://HU35.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/U35_hulu

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