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高田夏帆が「テンションぶち上げ!!」彼氏“役”武田航平のひと言とは?

ぴあ

19/12/6(金) 7:30

武田航平&高田夏帆

11月30日(土)、東京のアニメイト池袋店にて『ビルド NEWWORLD 仮面ライダーグリス』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが開催。本作の主演で猿渡一海/仮面ライダーグリスを演じた武田航平と、ヒロイン・石動美空役の高田夏帆がトークイベントと握手会を行い、訪れたファンを沸かせた。

ステージに登場した武田は、「仮面ライダーグリス / 猿渡一海、そして彼氏役の武田航平です。……役? 役? 彼氏役?」と高田にアピール。すると高田は、「役!」とバッサリ。続けて、「石動美空役、高田夏帆です。彼女役です!」と「役」を強調して挨拶し、「役を強調しないで!(笑)」と、『仮面ライダービルド』劇中さながらに振られる武田の姿に笑いが起こった。

のっけから仲の良い掛け合いを見せ客席を温めた二人に、さっそくMCからDVD&Blu-rayの発売日を迎えての心境について質問が。

「映画の上映からあっという間だったね?」と話す高田に、武田は「家でも見れるし、何回もみられるのがうれしいですね」とコメントした。『ビルド』の放送から2年経っての今作の発売ということで「こんなにたくさん人が来てくれるなんて思ってなくて。30人くらいかな、と」とおどけた武田に、高田が「それはひどすぎ!(笑)」と怒ると、すかさず「夏帆ちゃん、髪切った?」と武田。それを聞いた高田は、「航平さんは、会った瞬間に髪切った? かわいいね!って言ってくれたんですよ! テンションぶち上げ!!」と満遍の笑みを見せた。

本作の話題に戻り、高田はクランクインの日に雪が降ったことから「これは、グリスブリザードだ!」と盛り上がったことを明かし、さらに本編を全部見返してから『グリス』を見て欲しいとオススメの楽しみ方を提案した。また、何度でも見て欲しいシーンとして武田は美空の告白シーンを挙げ、「髪切った状態で、また告白されてもいいんですけどね」と話すと「新撮してもいいですよね」とMCもノリノリ。それを聞いた高田は「私の告白シーンなら、別でお金を。有料コンテンツで」と笑いを誘った。

その後、特典として収録されているメイキングに話が及び、武田が「俺が水着を着てサングラスつけて、ブーツをはいてるやつは入ってなかったでしょ?」と客席に確認しつつ、衣装さんが上着を用意し忘れたことで、その格好で移動することになったと明かす。「本当は栄信(赤羽役)たちが芝居してる後ろのカメラの遠くの方で、ゴルゴ13みたいに構えてっていうのをやりたかったけど、そこに行くまでにバレちゃうから諦めたんだけど……」と続けると、「何やってるんですか」と高田も爆笑。現場にいた人だけが見たレアな姿ということで、「やっぱりあの写真上げなきゃダメだな! 栄信が撮ってると思う。あいつ好きなんだよ、俺の裸撮るの(笑)」と、武田から爆弾発言(?)も飛び出した。

栄信と共に三羽ガラスとして青羽を演じた芹澤興人、黄羽を演じた吉村卓也と武田の旅の模様が収録されたTTFC(東映特撮ファンクラブ)の撮影で、吉村にドッキリをした話題が飛び出したり、本作のメガホンを取った中澤祥次郎監督は、グリス登場回や一海と美空の関係を撮ってきた監督ということで、安心して撮影に臨んだという話も盛り上がった。

さらに、今だから言える話として、共演者へのクレームを尋ねられると、武田は『ビルド』主演の犬飼貴丈が二役で演じる佐藤太郎の「夜は焼肉っしょ!」というセリフについて、「俺、貴丈にけっこう焼肉奢らされてるですよ。俺に言ってるのかな?って(笑)」と話し、航平さんへのメッセージと称して、「犬飼が吉村に生意気なことを言わせてるんですよ。それでまた焼肉に行くことになって……。何回奢らなきゃいけないんだよ」とこぼした。「これずっと続いてくんだよ。永遠に。剣星さんと俺はおごりおじさんだから」と、仮面ライダーローグ/氷室幻徳を演じた水上剣星の名前を出して自虐しつつ、「かわいい妹たち弟たちみたいなもんだから、おじさんたち頑張っちゃうんだよね」と優しさをのぞかせた。

また、犬飼演じる天才物理学者の桐生戦兎が様々なアイテムを作り出すことから、なんでも作ってもらえるとしたら何が欲しいか、というテーマでは、最近一人暮らしを始めたという高田が「初めての一人暮らし、23歳冬。寒い。電気カーペットが欲しいです」とコメント。すると武田は「俺が買うんだろ! そういう流れじゃん!! お財布俳優って呼んでくれ(笑)」と半ばやけに。高田が「これ書いておいてください!」と記者にアピールすると、武田は「次の回までの間にポチりますよ」と、約束を交わした。

映像特典では、キャスト&スタッフによるオーディオコメンタリーや『仮面ライダークローズ』公開時に行われたイベント「武田航平ナイト」が収録されていることにも触れられ、自分の名前がついたイベントということで、武田は「若干いじられてるのかなって思うんですけど」と不満を漏らしつつ、「ありがたいことだと思いますし、機会があればまたやらせてください」とファンの期待を煽った。

最後に、高田は「イベントに出させてもらった史上、一番ゆるくリラックスしてできた気がします。DVD、とにかく楽しんでください。本編を見てから見るとますます愛おしくなると思うので、全部を愛して欲しいと思います」とコメント。武田は「仮面ライダービルドのチームを代表してきてるって感じでやらせていただきました。これで最後のイベントになりますって言われたんですけど、なかなか仮面ライダーとしてのイベントはないかもしれないけど、こうして作品として残していただけたので、『グリス』だけじゃなく『クローズ』もあります。全部一緒に保存してとっておいていただけたらうれしいです。まだまだ楽しむ方法はあると思いますし、小説も出ますし。これからも僕たちのことをよろしくお願いします。そして、仮面ライダーは今放送しているのもありますし、どんどん盛り上げて、世界に通用するコンテンツとして、みんなで胸張って大切に思ってくれたらうれしいです」と締めくくった。

撮影/井嶋輝文 取材・文/大谷和美

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