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風間俊介、ジャニーズを代表する俳優へ 独自路線を突き進むそのキャリア

リアルサウンド

20/12/20(日) 6:00

 ここ数年、連続ドラマにおいて風間俊介を見ないことがないように思う。実際今期だけでも、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)、大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)、『記憶操作2~新宿東署事件ファイル』(テレビ東京系)に出演している。もはや、ジャニーズを代表する俳優というポジションを確立したと言っても過言ではないだろう。

 そもそも、風間と言えば生田斗真や長谷川潤のように、ジャニーズ事務所に所属しつつ、歌って踊ることをしない“演技班”として活動をしてきた。風間が注目を浴びたのは、ジャニーズJr.たちの登竜門的存在となっていた『3年B組金八先生』(TBS系)第5シリーズ。風間が演じた兼末健次郎は、表向きはクラスのリーダー的存在で、成績優秀な優等生。だが、家庭環境のストレスを同級生をいじめることで発散するという、裏の顔を持った人物であった。その演技力は放送当時話題になり、『3年B組金八先生』出演以降も高い評価を得てきた。兼末健次郎という役もそうだったが、連続テレビ小説『純と愛』の待田愛役など二面性を持つ人物や、映画『少女椿』のワンダー正光役など不気味な雰囲気を纏う役がはまり役となり、「ひとクセのある人物を演じるのが上手い」という印象が強くなっていった。

 だが、2017年放送の『下剋上受験』(TBS系)あたりから、演じる役柄に変化が起き始める。これまでにない、爽やかな青年役もこなすようになっていったのだ。同じく2017年放送の『陸王』(TBS系)では融資の面から主人公をサポートする坂本太郎役、現在放送中の『監察医 朝顔』では主人公に寄り添う警察官の夫・桑原真也役を好演。その他にも、2018年放送の『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)でクズ男ではあるが悪いヤツではない石橋和也役など、演技の幅を広げている印象がある。一方で、2019年放送の『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』(読売テレビ・日本テレビ系)では、久々に不気味な印象かつクセの強い役・安斎和毅を熱演。爽やかな青年役が増えていたこととギャップが生まれ、さらに風間の演技力が際立っていたように感じる。

 また、昨今では風間の演技に「凄み」も加わって来たように感じる。例えば、大河ドラマ『麒麟がくる』の徳川家康役。第20回、第21回では、感情を表現する巧妙な表情の演技を見せてくれた。その顔は鬼気迫るものすら感じる。制作統括の落合将氏も、「風間さん扮する家康は、その登場時から自分の意思が通用しない世界で自分にできることは何か、懸命に探そうとします。そのどうしようもなさや、悲しさをたたえた人物像を、確かな演技力で、巧みに演じてくれています」(引用元:『麒麟がくる』“家康”風間俊介は「確かな演技力で巧みに…」制作統括が称賛|マイナビニュース)と絶賛しているほどであった。

 着実に役者としてキャリアを重ね、役の幅を広げ続けている風間。昨今では『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)でナレーションを務めたり、バラエティ番組で活躍したりするなど、新しい道へも歩みを進めている。歌って踊るジャニーズアイドルという枠にこだわることなく、独自の路線を進む風間はジャニーズの稼ぎ頭の一人と言えるのではないだろうか。そして新しいロールモデルとして、若い世代に可能性を示す道標となっていきそうだ。

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