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BTS J-HOPE&JUNG KOOKが巻き起こす、想像以上の楽しみ 2人の間に生み出され続けるシナジー

リアルサウンド

21/2/21(日) 10:00

 2021年も早いもので2月も後半。先の見えない不安な時間が続く中ではあるが、BTSは明るい話題でARMY(ファン)を照らし続けてくれる。

 2月16日には、back numberとコラボレーションした新曲「Film out」が、映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』(4月2日公開)の主題歌に決定したという嬉しい知らせが届いた。back numberが他のグループに楽曲提供をするのは今回が初。

 切ないメロディと歌詞を得意とするback numberにBTS側からプロデュースを依頼した。BTSとback numberとは音楽番組で共演した際、挨拶をする機会があったというのだが、思ってもみなかった話に清水依与吏は驚いたものの、すぐに美しいメロディが頭の中で鳴り響き、快諾をしたのだという。

 そして清水によって生み出されたメロディラインに、JUNG KOOKが新しいメロディを提案し、より洗練された楽曲が完成した。単なる楽曲提供に留まらない、2組の人気グループによる化学反応が楽しめる作品となっている。

 そして、2月18日にはJ-HOPEが27歳の誕生日を迎えた。当日は、韓国、日本、ロシア、中国など、世界各国でセンイル広告(ファンが直接出稿する応援広告)が街並みを飾り、J-HOPEへの愛で溢れた(1)。メンバーも続々と公式Twitterにお祝いメッセージを寄せて、誕生日を盛り上げる。

 一方で、当の本人であるJ-HOPEは、児童福祉活動を行なう韓国の「緑の傘子ども財団」に、1億5000万ウォン(約1400万円)の寄付をしていることが明らかに(2)。そして、2月17日の夜からYouTubeチャンネルにて生配信を実施。18日0時を迎える特別な時間をARMYと共有し、次のミックステープを準備中であることを伝えた。

다시 다시 호비의 생일을 축하해주세요~💜

 愛情や感謝を受け取るやいなや、自分にできることを返して、どこまでもARMYの期待を超えてくる、2人に共通する殊勝な姿勢を感じさせる。実際に、J-HOPEとJUNG KOOKが揃うと、いつも想像以上の楽しみが巻き起こるのだ。

 例えば、撮影やリハーサルなどの合間に見せる2人のふざけ合い。コンサートで使用するCO2ジェットガンやスタジオにある台車などを見つけては打ちまくったり、相手を乗せてみたり。2人にかかれば、どんなものでもオモチャになってしまう勢いだ。そのやりとりは、やっている2人が楽しいだけではなく、見ている者まで元気になってくる不思議な力がある。

 「黄金マンネ」と呼ばれるほど、なんでも器用にこなすJUNG KOOKは、バラエティウェブシリーズ『Run BTS!』(V LIVE)の『777ラッキーセブン』でも、真剣な眼差しで次々と種目をクリアしていく姿が印象的だった。目の前に越えたいものが見つかれば、無心に取り組むことができるのは彼の大きな強み。そんなJUNG KOOKにとって、圧倒的なダンススキルを持ち、ラッパーとしても確かな実力を誇るJ-HOPEは、常に挑戦心をくすぐられる存在なのかもしれない。

 2人が仲良く遊ぶシーンも、JUNG KOOKがリズムにノリながらJ-HOPEのもとへ駆け寄っていくことで始まるのを何度も見てきた。これは、いつも周囲を楽しませてくれるムードメーカーであるJ-HOPEなら同じテンションでノッてくれることはもちろん、より高いレベルのダンスで応えてくれると期待してのことのように見える。そして実際に、そのままJ-HOPEが身体の使い方のコツをレクチャーして、シンクロ率の高い動きに発展し、レベルアップしていくことも少なくない。

 しなやかで芯が強く、そしてつま先の角度まで洗練された華やかなJ-HOPEのダンスは、JUNG KOOKにとって永遠の憧れなのではないだろうか。だからこそ、何度だってJ-HOPEに挑み、そしてその度にリスペクトが増し、そしてそのメンバーと共に活動している自分にも誇りを感じているように見える。そして、そんなふうにダンスや歌を楽しむJUNG KOOKのことが、J-HOPEからしたら可愛くて仕方ないのだという気持ちも伝わってくる。

 以前、コンサートで披露されたJUNG KOOKとJ-HOPEのハモりラップは、2人の関係性をよく表していたパフォーマンスだった。J-HOPEのどっしりとしてブレない低音パートは、どんな歌声にも対応してみせる器の大きさを感じさせ、JUNG KOOKはその安定感の中でのびのびと高音を歌い上げているように見えた。J-HOPEとなら、よりいいものを生み出すことができるはずだという信頼と尊敬の念が、やりきった表情のJUNG KOOKから伺えたのだ。

 挑戦し続けたいJUNG KOOKと、その期待を上回る進化を続けるJ-HOPE。2人の間には、今後も私たちを驚かせ、そして元気にしてくれるシナジーが生み出され続けるに違いない。

<参照>
(1)スポーツソウル「BTSのJ-HOPE、世界中のファンが企画した「特大スケール」の誕生日イベントが話題に!」https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=23681
(2)聯合ニュース[韓流]BTSのJ-HOPE 児童福祉財団に寄付https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210218002200882

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