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歌舞伎座二月大歌舞伎

20/1/26(日)

二月歌舞伎座の昼の部は、十三世片岡仁左衛門の二十七回忌追善狂言として、三大名作の一つに数えられる『菅原伝授手習鑑』の初段から「加茂堤」と「筆法伝授」、二段目から「道明寺」が上演されます。 父の十三世同様、菅丞相(菅原道真)を当たり役としている当代仁左衛門の名演がまた観られると思うと、何を措いても歌舞伎座に駆けつけなければ! 特に「道明寺」では、生身の人間である菅丞相と、木像の菅丞相の演じ分けや、花道の七三で見せる“天神の見得”など、いろいろ見どころがありますし、菅丞相の伯母で、“三婆”と言われる老女の大役の一つに数えられる覚寿を坂東玉三郎が務めます。10年前の歌舞伎座さよなら公演でも玉三郎の覚寿を観ていますが、その時は当代仁左衛門の長男の孝太郎が、菅丞相の養女の苅屋姫を演じていました。今回は孫の千之助が演じるのも見どころの一つ。孝太郎は苅屋姫の姉、立田の前に回ります。 受験生の方々は観劇どころではないかもしれませんが、学問の神様として、この時期、お参りをする人が多い菅原道真の物語。堪能したいと思います。

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