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新プロジェクトで梅津瑞樹が一人芝居に挑戦「期待をも一身に背負わせていただく」

ナタリー

21/1/28(木) 12:00

SOLO Performance ENGEKI「HAPPY END」ロゴ

SOLO Performance ENGEKI「HAPPY END」が、2月17日から23日まで東京・シアターサンモールで上演される。

東映が手がけるSOLO Performance ENGEKIは、一人芝居の形式で、“最少人数”のキャスト・スタッフで演劇を上演するプロジェクト。第1弾となる今回は、宮本武史の脚本、粟島瑞丸の脚色・演出で、梅津瑞樹の一人芝居を立ち上げる。

上演決定に際し、梅津は「演劇というものが脈々と受け継がれ、その中で信じられてきた心を揺さぶる力、それを求めて止まない皆の期待をも一身に背負わせていただく。勝手に。それぐらいの気概で挑みます」と意気込みを述べた。宮本は「この物語の登場人物は、生涯をかけ、幸せについて考えに考えます。正解が見えづらくなっている今、考え続ける彼らの姿が、皆さんの励みになれば」とコメント。粟島は「お客様にはきっと新しい何かを感じていただけると思います。そんな作品になるよう全力を尽くします。どうか楽しみにお待ちくださいませ」と来場者に呼びかけた。

チケットの販売は、2月14日10:00にスタート。

梅津瑞樹コメント

この度、一人芝居をさせていただけることと相成りました。

一人芝居ですから、文字通り板の上にいる者は右を見ても左を見ても己の他にはない。ということはつまり、幕が上がったが最後、正しく「ショーマストゴーオン」の精神を己が身一つで体現しなければならないということであります。

やる者としては言うに及ばず、それを任せた者も並々ならぬ覚悟を持って挑んでいるに違いない。であるとすれば、このような機会をいただいたというその期待に報いねばならぬ訳です。

更には作品そのものへの期待も、ウメツという一役者への期待も、今の世においてお芝居を観るということ、つまり誕生から今日まで演劇というものが脈々と受け継がれ、その中で信じられてきた心を揺さぶる力、それを求めて止まない皆の期待をも一身に背負わせていただく。勝手に。

それぐらいの気概で挑みます。

宮本武史コメント

昨今は多様性が強く求められていますが、個人的には多面性という言葉のほうがピンときています。あらゆる物事には幾つもの側面があって、正解に辿り着くことは永遠に不可能ということです。そんな正解のない世界を生きるうえで、大切なことは何なのでしょうか。私は、それでも諦めず、誰もが幸せになれる正解に向かって、考え続けることだと思っています。

ということで、この物語の登場人物は、生涯をかけ、幸せについて考えに考えます。正解が見えづらくなっている今、考え続ける彼らの姿が、皆さんの励みになればと思います。

粟島瑞丸コメント

今回この企画を聞き、やりがいや面白味など、様々な感情が湧き起こりました。

それは「今」しか生まれない作品だと思ったからです。

リモートでの打ち合わせなどを含め、全てが新しい作品の作り方。そうして生まれた作品は、今、この時期だからこそ生まれる作品だと思います。

そして一人芝居という今でこその挑戦。

お客様にはきっと新しい何かを感じていただけると思います。そんな作品になるよう全力を尽くします。どうか楽しみにお待ちくださいませ。

SOLO Performance ENGEKI「HAPPY END」

2021年2月17日(水)~23日(火・祝)
東京都 シアターサンモール

脚本:宮本武史
脚色・演出:粟島瑞丸
音楽:坂部剛
出演:梅津瑞樹

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