STU48の2期研究生が昨日2月2日、広島・広島国際フェリーポートに停泊中の船上劇場・STU48号にて劇場公演「僕の太陽」の初日を迎えた。

ファンの投票によって合格者が決まるオーディションの最終審査を経て、昨年12月にお披露目されたばかりのSTU48の2期研究生。初の劇場公演もファン投票により、AKB48ひまわり組の「僕の太陽」公演に決定した。「overture」に合わせてステージに登場した2期研究生はメンバーのカウントで始まる「Dreamin' girls」で公演の幕を開け、さらに「RUN RUN RUN」「未来の果実」「ビバ！ハリケーン」を元気いっぱいにパフォーマンスする。自己紹介では清水紗良が、「この公演を通じて2期研究生が皆さんの太陽になれるように、今日はがんばりたいと思います。あとこの公演には悲しいとか、うれしいとか、ワクワクとかいろんな感情が詰まっているので、曲に応じて変化する私たちに注目してくださるとうれしいです」と観客にアピールした。

続くユニット曲のコーナーはポップなアイドル曲やダンサブルなナンバーが並び、2期研究生の個性が表れる構成に。「向日葵」を披露した4人のうち鈴木彩夏は「私は『向日葵』が自分の中で一番好きな曲で、まさかできると思っていなかったのでうれしいです」と感想を語った。次に2期研究生は「竹内先輩ー！」という掛け声をきっかけに「竹内先輩」や、「そんなこんなわけで」「デジャビュ」を連続でパフォーマンス。メンバーのさまざまな一面を紹介するMCでは、南有梨菜がカロリーを気にしてお弁当を選べない話や、立仙百佳がカメラを向けられると変顔をする話などで盛り上がった。そして彼女たちはラストナンバーとして「夕陽を見ているか？」をしっとりと歌い上げた。

アンコールで再びステージに登場した2期研究生は、クールな黒の衣装に身を包んで「Lay down」を披露。田村菜月が「いつもほわほわしてるさやかりん（原田清花）がこんな格好をして……」と話すと、原田は「絶対できないと思って、マネージャーさんに泣いて『どうすればいいんですか』って相談しました……」とアンコールの衣装に戸惑ったことを明かした。その後「BINGO!」「僕の太陽」を歌った彼女たちは、内海里音の「まだまだ未熟な私たちですが、これから先輩方に追いつき追い越せるよう全力を尽くします！」という挨拶と共に客席に一礼し、初の劇場公演の幕を閉じた。

マスコミ向けの囲み取材では立仙が「公演の練習をしているときに、先輩方が踊っている動画などを観たのですが、楽しそうにパフォーマンスしているのが伝わってきたので、私たちも楽しく笑顔でパフォーマンスしたいなと思いました。これからもっともっとがんばっていきたいです！」と意気込みを述べ、清水は「『僕の太陽』公演の開催が決まってから、過去の『僕の太陽』公演の映像を観たのですが、すごく歴史がある公演をやらせてもらっているんだなと思いました。そしてSTU48の4thシングルのミュージックビデオを観ると、先輩方のダンスや表情などからすごく強い気持ちが伝わってきて、先輩方は偉大だなと思いますし、早く追いつきたいなと思いました」とコメント。また今泉美利愛は「1期生とはまだあまり関わりがなくて、尊い存在という感じなのですが……もっともっと1期生に近付けるように、そして『NHK紅白歌合戦』などの大きなステージにSTU48全体で立てるように、私たちもそこを目指してがんばっていきたいと思います」と決意を語り、工藤理子は「みんな元気で、みんな1つの目標に向かってひたむきに努力をしていて、協力し合ってがんばっているところは、私たち2期研究生がアピールできるところです！」と笑顔を見せた。

STU48 2期研究生「僕の太陽」公演 2020年2月2日 広島港 広島国際フェリーポート セットリスト

SE. overture
01. Dreamin' girls
02. RUN RUN RUN
03. 未来の果実
04. ビバ！ハリケーン
05. アイドルなんて呼ばないで / 川又優菜、工藤理子、南有梨菜、立仙百佳（バックダンサー：内海里音、高雄さやか、田口玲佳、中廣弥生、原田清花、吉田彩良）
06. 僕とジュリエットとジェットコースター / 今泉美利愛、清水紗良、田中美帆
07. ヒグラシノコイ / 川又あん奈、田村菜月
08. 愛しさのdefense / 内海里音、田口玲佳、吉田彩良
09. 向日葵 / 鈴木彩夏、高雄さやか、中廣弥生、原田清花
10. 竹内先輩
11. そんなこんなわけで
12. デジャビュ
13. 夕陽を見ているか?
＜アンコール＞
14. Lay down
15. BINGO!
16. 僕の太陽