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ジャニーズやLDHで世代交代進む? 新たなグループの躍進に注目

リアルサウンド

20/11/22(日) 10:00

 2020年末、ついに嵐が活動休止となる。ジャニーズではSixTONESやSnow Manなど、次なるグループの活躍が目立つ。LDHにおいてもEXILE ATSUSHIが11月2日をもってEXILEを勇退。同じくファミリー内で新たなグループの躍進が進み、進化をし続けている。昨今ではJO1やK-POPグループなども人気を博しており、男性グループが盛り上がりを見せている。今後はより枠にとらわれないグループが出現し、グローバル化も進んでいくのではないだろうか。そんな今だからこそ、ジャニーズ、LDHなどの国内若手男性グループに改めて注目してみたい。

 ジャニーズ事務所の若手グループの筆頭といえば、King & Princeだろう。老若男女から人気を集め、「イケメンランキング」といった類には必ずといっていいほどメンバーの名前が挙がっている。デビュー当初、King & Princeといえば平野紫耀というイメージがあったが、永瀬廉は演技、岸優太はバラエティなど、昨今では各メンバーがそれぞれの個性を活かした活動を見せてくれている。経験を積み、切磋琢磨していくことでさらにパワーアップしたグループに成長していくことは間違いなさそうだ。

 そして、2020年1月にデビューしたSixTONESとSnow Manのメンバーも『ananAWARD』を受賞するなど、勢いが止まらない。SixTONESは早くも3rdシングルをリリース済み。SNSを使った“匂わせプロモーション”も話題になったり、YouTubeチャンネルが好評だったりと、デジタルを味方につけた印象だ。また、『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)も好評で、12月24日、25日にはKis-My-Ft2とともに『第46回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)のメインパーソナリティを担当することも決定しているほど、トーク力にも定評がある。Snow Manは、9人という大所帯にも関わらず誰一人かぶることないキャラクターが魅力だ。バラエティでの活躍は然ることながら、パフォーマンスに関しても9人で見せる迫力、一人ひとりの光る個性があり、惹きつけられるものがある。そして、2ndシングル『KISSIN’MY LIPS/Stories』は売上枚数100万枚を超えるなど、絶好調である。

 そんなSixTONES、Snow Manに続くのがさらに若い才能であるジャニーズJr.たち。Travis Japan、なにわ男子、HiHi Jets、美 少年などデビュー組顔負けの人気を誇るグループが次々とテレビや雑誌、映画、舞台などに登場し始めている。デビューを掴むために切磋琢磨し、著しい成長を見られるのもジャニーズJr.たちの良さではないだろうか。

 LDHにおいても、GENERATIONS from EXILE TRIBEをはじめとした“Jr.EXILE世代”の活躍が目覚ましい。グループ名の通り、ステージ上を暴れまくるかのようなパワフルなパフォーマンスを見せているTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。ボーカル3名、パフォーマー13名という大所帯ゆえの迫力はもちろん、昨今では彼らの実力を味わえるバラードも増え、マルチな才能を見せている。他にも、川村壱馬や吉野北人などが演技にチャレンジしたり、バラエティ番組に出演したりなど、活躍の幅を広げ続ける彼らは、総合エンタテインメント集団として着実に成長をしている。

 そして、EXILE・世界、佐藤大樹がリーダーを務めるFANTASTICS from EXILE TRIBEも見逃せない。2020年9月24日に行なわれた配信ライブ『LIVE×ONLINE IMAGINATION』では、視聴者を圧巻するライブを展開。グループ史上最長ライブを成功させた。もともとパフォーマンス集団として結成された彼らだからこそ、ダンスはピカイチ。しかしそれだけでなく、EXILEとのコラボやラップ、メンバー総出演のシチュエーションコメディ『マネキンナイトフィーバー』(日本テレビ系)へのチャレンジ、佐藤大樹のドラマ・映画出演など、活躍の幅はどんどん広がっている。

 そんなFANTASTICSに続くのが、DOBERMAN INFINITYとEXILE HIROのプロデュースで始動したBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。ダンス、歌、ラップ、そしてアクロバットもできるハイスペックなメンバーが集ったグループだ。パフォーマンスを担う深堀未来、奥田力也、砂田将宏は3年間ニューヨークで修行を積んだ経験を持っていたり、日髙竜太、加納嘉将、海沼流星、松井利樹はEXILE TRIBEのボーカリストを生んだ『VOCAL BATTLE AUDITION』を勝ち残ったり、メンバーたちのポテンシャルは図りきれない。松井がインタビューの中で「世界的なクリエイティブ集団」を目標に掲げていたが、早々にそのポジションを確立しそうな可能性を感じるグループである。

 次々と誕生する国内男性グループたち。個人的に、多くの男性グループが誕生することは素晴らしいことだと感じる。それぞれが持つグループの色を大切にしながら、時に刺激し合って進化していく。それこそが若手グループの急成長を促し、エンターテインメントのさらなる発展につながるのではないだろうか。

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