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浮世絵師に戯作者が共鳴、「HOKUSAI」田中泯と永山瑛太の共演シーン公開

ナタリー

「HOKUSAI」より、田中泯演じる葛飾北斎(左)、永山瑛太演じる柳亭種彦(右)。

浮世絵師・葛飾北斎を題材とした映画「HOKUSAI」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。

本作では、90年の生涯で3万点以上の作品を描いた北斎の信念と人生が描かれる。青年期の北斎を柳楽優弥、老年期の北斎を田中泯が演じた。

このたび老年期の北斎が、永山瑛太演じる戯作者・柳亭種彦に熱い胸の内を明かすシーンが解禁に。「先生は絵のためにすべてを捨てられますか?」と問う種彦に、北斎が「いつかは……いつかは人に指図されねえで生きていける世の中が来る。生きてるうちにそんな世の中が見てえ!」と力強い口調で語りかける場面だ。

北斎の生きた江戸時代はさまざまな庶民文化が花開いた一方、浮世絵や種彦が書く戯曲は風紀を乱すものとして幕府から厳しい処罰を受ける対象となっていた。本来ならば芸術を取り締まる立場である武士の生まれの種彦は、身分を隠しながら戯曲制作に情熱を注ぐ。一度は筆を折ることも考えた種彦だったが、北斎が全身全霊で絵に打ち込む姿に共鳴し、己の信念を最後まで貫いていく。

橋本一が監督した「HOKUSAI」は全国で公開中。

(c)2020 HOKUSAI MOVIE

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