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Girls²、なぜ同世代やキッズの憧れの的に? 新時代ガールズパフォーマンスグループとしての強みを分析

リアルサウンド

20/3/13(金) 6:00

 7月に公開される吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)主演の映画『私がモテてどうすんだ』の主題歌を務めることが決まったGirls²。LDH所属のフレッシュな次世代ガールズグループだが、最新曲「チュワパネ!」や、「恋するカモ」などすでにそれぞれの高い歌唱力とパフォーマンス力で注目を集めている。4月にはミニアルバムの発売を控えており、その勢いと個性はLDHグループの中でも異色である。今回は、新時代を切り開く最新ガールズパフォーマンスグループGirls²の魅力を紹介していきたい。

(関連:Girls²は“実力重視”のパフォーマンスグループに 憧れのE-girlsへの思い、初ツアーの意気込みも語る

 Girls²は2019年に結成。2017年から放映されているキッズに大人気の『ガールズ×戦士』ドラマシリーズ3作(『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』、『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』、『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』)の主演キャストたちによる、現実世界に存在するガールズグループ「miracle²」、「magical²」、「mirage²」から選抜されて結成された。メンバーは、小田柚葉、隅谷百花、鶴屋美咲、小川桜花、増田來亜、菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛、石井蘭の9人で構成されており、平均年齢は約15歳である。

 これまでは『ガールズ×戦士』ドラマシリーズでの活動が中心ではあったが、本格的なグループの始動により、これまで人気であったキッズやティーンのみならず、幅広いファンベースの獲得も期待したいところ。都会的でメンバーの実年齢よりも大人びた印象のあるGirls²は、歌唱やダンスのスキルに抜群のルックスと愛らしさも加わって同年代の女子のアイコンともいえる立ち位置を確立してきた。デビューからはまだ1年という短期間だが、彼女たちの実力が伝わるデビュー曲「ダイジョウブ」のMVフルバージョンが、3月31日までの期間限定でYouTubeにて公開されている。今作で約1年ぶりにカムバックを果たした小田や、当時新グループとしてデビューしたてのmirage²菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛のパフォーマンスにもぜひ注目してほしい。

 メンバー全員が、LDHが監修する芸能スクールであるEXPG出身であるため、パフォーマンスの安定感は他の女性グループを凌駕している。彼女達のそのパフォーマンス力に驚かされたのが「恋するカモ」のMVだ。耳に残りやすいキャッチーさとキュートさを備えた同曲のMVは、カラフルな世界観でティーン世代ならではの“カワイイ”が凝縮されており、視覚的な可愛さと非現実感、親近感のバランスなど女の子が惹かれやすいポイントが散りばめられている。9人という大人数で息を揃えたキレのあるダンスは、綺麗でしなやかな部分と、ダイナミックな部分のコントラストが印象的な仕上がりになっている。同MVはすでに100万回再生を達成しており、その人気ぶりも十分にうかがえる。

 また、Girls²のパフォーマンスにおいて、その等身大でありのままの姿も魅力の一つと言えるだろう。ハイレベルなダンスと歌唱のスキルを持ちながら、「かっこよさ」と「かわいさ」の両面をしっかりと見せることで同世代やキッズの憧れを掴んだのではないだろうか。

 日本人離れしたスケールが持ち味であるLDHグループだが、Girls²も本格的にその伝統を継いで活動することとなるだろう。先輩グループでありメンバーの憧れの存在でもあるE-girlsの系譜やLDHグループに通じるEXILE魂も継ぎながら、さらに『ガールズ×戦士』ドラマシリーズから培われているオリジナルの個性を追求していくこととなるだろう。また、グループとしては結成約1年ということもあり、これからさらなる伸びしろを期待させ、その成長を見守りたくなる魅力も兼ねている。“ガールズパフォーマンスグループ”として、これからも磨きをかけてパワーアップしていく姿を期待したい。

 すでにグループとして勢いがありながらも、今回映画の主題歌に抜擢されたことはGirls²の知名度の上昇につながっていくだろう。キッズ発信の盛り上がりということもあり、その後のヒットを期待できるだけでなく、パフォーマンスには大人にもハマるカッコいい要素も取り込まれているGirls²。フレッシュな魅力と安定感のあるパフォーマンス力を兼ねた彼女たちに世代を問わず注目が集まるに違いない。高いパフォーマンス力を武器に小・中学生のみならず、幅広い層からの支持を得ていくことだろう。まずは4月にリリースされるミニアルバムを楽しみに待ちたい。(momotoxic)

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