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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

inseparable「変半身(かわりみ)」より(撮影:引地信彦)

松井周作・演出「変半身(かわりみ)」が三重と京都でイベント開催

19/12/13(金) 15:32

inseparable「変半身(かわりみ)」が12月11日に東京公演を終え、明日14日からツアーを開始。それに併せて追加イベントの開催が発表された。

三重・三重県文化会館 小ホールでは、14日18:00開演回終演後に劇場ロビーにて「松井周と作品について話そう会」を、京都・ロームシアター京都では18日14:00開演回に作・演出を手がける松井周とキャストの安蘭けいによるトークイベントを実施する。

またツアーに向けて、未公開3点が発表されたほか、松井からステージナタリーにコメントが届いた。松井は本作について「どストレートな作品になりました。どう受け止めてもらえるか、楽しみです」とツアーに期待を込める。さらに本作のチラシイラストを手がけたマンガ家の鳥飼茜は「人間という、絶望するには広大で希望を持つには脆すぎるこの箱のなかに、その誰もが持つ箱の中に、極限まで目を凝らして最後に残るものは一体なんでしょう。この二人は多分そんなことを考えている、奇特な仲間のように私は僭越ながら感じるのです」とコメントしている。

inseparableは、村田沙耶香と松井周が共同原案をもとに、演劇と小説をそれぞれに発表するプロジェクト。2017年に取材を開始し、合宿や試演会などを経て「変半身(かわりみ)」の原案を作成した。それをもとに、村田は小説版「変半身(かわりみ)」、松井は舞台版「変半身(かわりみ)」を作り上げた。舞台版「変半身(かわりみ)」は、近未来のとある離島“千久世島”が舞台。奇祭で弟を亡くした男のところに、数年後のある日、死んだはずの弟が戻ってきて……。

「変半身(かわりみ)」は、12月14・15日に三重・三重県文化会館 小ホール、18・19日に京都・ロームシアター京都 ノースホール、21・22日に兵庫・神戸文化ホール 中ホール舞台上にて上演される。

松井周コメント

どストレートな作品になりました。どう受け止めてもらえるか、楽しみです。架空の島・千久世島にはあらゆる問題が集まり、煮詰まってカチカチになっています。そこがどんなところで、どんな人達が住んでいるのか、彼らにどんな未来がやってくるのか、ぜひ体感していただきたいです。よろしくお願いします。

鳥飼茜コメント

村田沙耶香×松井周という異能の二人組は、人間が生きるための生殖、そのための食、性への欲求が過剰に消費促進される私たちの毎日を子供のように真っ直ぐに、時にめちゃくちゃ高度なインテリジェンスで問い質してくる。破天荒すぎる創世記、極端に合理化された未来の価値観と、それとはアンバランスにノスタルジックな因習、奇抜で満ちたこの舞台世界で交わされる人間の姿は反比例するように率直でもがくほどかわいらしい。人間という、絶望するには広大で希望を持つには脆すぎるこの箱のなかに、その誰もが持つ箱の中に、極限まで目を凝らして最後に残るものは一体なんでしょう。この二人は多分そんなことを考えている、奇特な仲間のように私は僭越ながら感じるのです。

inseparable「変半身(かわりみ)」

2019年11月29日(金)~12月11日(水)※公演終了
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

2019年12月14日(土)・15日(日)
三重県 三重県文化会館 小ホール

2019年12月18日(水)・19日(木)
京都府 ロームシアター京都 ノースホール

2019年12月21日(土)・22日(日)
兵庫県 神戸文化ホール 中ホール舞台上

原案:村田沙耶香、松井周
脚本・演出:松井周
出演:金子岳憲、三村和敬、大鶴美仁音、日高啓介、能島瑞穂、王宏元 / 安蘭けい

※日高啓介の「高」ははしご高が正式表記。

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