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Snow Man 深澤辰哉×渡辺翔太の“なべふか”、グループ支えるキーマン 息の合う無邪気な姿も

リアルサウンド

20/5/11(月) 6:00

 去る5月5日、Snow Man・深澤辰哉が28歳を迎えた。深澤はグループ最年長として、陰ながらメンバーを取りまとめたり、MCを務めたりしているSnow Manのキーパーソン。当日にはISLAND TVにメッセージ動画をアップし、「28歳は大人の魅力ってのを出していこうかなと思っております」とコメントもしていた。そんな深澤が所属するSnow Manの魅力が一人でも多くの人に伝わるよう、これまで多くのコンビを紹介してきた。今回は深澤と、彼と長年切磋琢磨してきた渡辺翔太のコンビ「なべふか」をご紹介したい。

(関連:Snow Man目黒蓮×阿部亮平の“めめあべ”コンビがエモい理由 さりげない場面から伝わる2人の関係性

 同い年の深澤と渡辺は、約1年違いでジャニーズ事務所に入所した。グループは違えどそれぞれジャニーズJr.内グループに所属しての活動を経て、2009年Mis Snow Manに加入。以来活動をともにしてきた、約11年来の仲間というわけだ。

 今や深澤は三枚目としても活躍する最年長、渡辺は肌のケアにこだわる美容好きとしてそれぞれのキャラクターを持っており、2人ともSnow Manを支えるキーマンになっていると言って良いだろう。深澤は言わずと知れたまとめ役。リーダーの岩本照は主にパフォーマンス面でグループを牽引することが多いが、深澤はメンバーたちの精神的支柱になっているように思う。実際、“ここぞ”というときにコメントをするのは深澤であることが多い。広い視野と柔軟な対応、愛情深い優しさを持ってメンバーに接しているシーンはいたる所で見られる。ラウールにとっては世話焼き“おっかさん”であり、向井康二にとっては心置きなく甘えられる兄であるようだ。この慈悲深さは渡辺にとっても同じ。MCを担当することが多いという理由もあるが、どんな場面でも渡辺の話に相槌やリアクションをして、受け止めている。

 一方、渡辺はなんと言っても、歌の面でグループを支えている。デビューシングル表題曲「D.D.」でも、曲冒頭〈Come on, Everybody Take you Higher!!〉と渡辺のパートからスタートしているほどだ。そして、トークにおいても渡辺は良いスパイスに。メンバー同士ワイワイ会話していても、どこか一歩引いて見ていることが多い。かと思えば、ストレートに感情を出す時もある。実際、深澤も「思ったことを素直にパッと言う。グループでの話し合いを活性化させてくれる存在」(引用元:ViVi)と語っている。冷静かつ素直な渡辺の存在は、深澤がメンバーをまとめる上で大きな助けになっているのではないだろうか。

 2人のこうした一面は、片鱗はありつつもまだメンバーが6人だった頃にはそこまで顕著にあらわれてはいなかった。しかしラウール、向井、目黒蓮が加入してデビューが決まって以降、より色濃く見せるようになったのではないだろうか。デビューするにあたり、どう立ち回るべきか、どうキャラクター付けをするべきか、考えた結果のようにも思える。そういった意味でも、2人はグループにおいて欠かせないキーマンなのだ。

 そんな深澤と渡辺だが、メンバー全員でトークをしたり、ゲームをしたりする時は無邪気にはしゃぎ合う“悪友”っぽさもある。Snow Manファンの中ではお馴染みの光景だ。例えば5月6日に公式YouTubeチャンネルにアップされた「『連続で自己紹介せよ!』~8人で80個!カブっちゃダメ~」でもそうだ。阿部亮平が「一度ハマったら抜け出せない沼、Snow Man」というフレーズを噛んで言えなくなってしまった様子を見た深澤は「お前さぁ~!」と叫び、渡辺は大爆笑。いじりながらもオーバーリアクションをする2人の気の合いっぷりに、“悪友”らしさを感じざるを得ない。

 役割は違えどグループを冷静な視点で支えつつ、無邪気な面も見せる「なべふか」。そしてそんな2人がいるSnow Manなら、さらに知名度を広めていくのは間違いないだろう。(高橋梓)

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