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樫本琳花×淡梨W主演、児童虐待テーマにした澤佳一郎の新作「アリスの住人」来年公開

ナタリー

20/12/10(木) 13:00

「アリスの住人」

「モラトリアム」「そこにあるもの」の澤佳一郎による最新作「アリスの住人」が、2021年に東京の池袋シネマ・ロサほかで全国順次公開される。

児童虐待をテーマに、ファミリーホームで過ごす少女たちの姿を描く本作。幼少の頃に父から性的虐待を受けたつぐみ、アルコール中毒の父を持つ多恵、養育放棄をする母から保護された莉子といった少女が苦しみやトラウマを背負いながら、共同生活の中で支え合い、向き合うべきものを探していくさまを追う。元Seventeen専属モデルの樫本琳花と「スペシャルアクターズ」の淡梨がダブル主演を務め、しゅはまはるみ、伴優香、天白奏音、久場寿幸、合田純奈、みやたに、大山大、萩原正道、太田翔子も出演した。

YouTubeでは特報が公開中。主題歌であるレイラーニが歌う尾崎豊の楽曲「群衆の中の猫」も聴くことができる。またMotionGalleryでは現在、全国公開に向けて製作費を募るクラウドファンディングが実施中だ。

なお、池袋シネマ・ロサで開催される「IFS PLAYBACK(インディーズフィルム・ショウ プレイバック)」では、12月15日に澤の「そこにあるもの」を再上映。来場者には「アリスの住人」「そこにあるもの」のポストカードが配布される。

(c)reclusivefactory

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