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斉藤和義が「半径1メートルの君」主題歌担当、全キャスト・脚本家のコメント到着

ナタリー

20/12/25(金) 4:00

「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」ポスタービジュアル

「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」の主題歌が斉藤和義の「上を向いて歩こう」に決定。ポスタービジュアルと場面写真も公開された。

本作は“心の濃厚接触”を描く約10分のショートストーリーを8本集めたオムニバス映画。「本日は、お日柄もよく」では岡村隆史(ナインティナイン)が登山から帰ってきた中年サラリーマンの佐久間昇、豆原一成(JO1)が昇の娘に付きまとう男子学生の浅田弘樹を演じた。「同度のカノン」には海宝直人と亜生(ミキ)が出演。入院することになった正彦と見舞いにやってきた友人・義正の姿が描かれる。

倉科カナと徳井義実(チュートリアル)がキャストに名を連ねた「やさしい人」は、一瞬の出来事で植物人間になってしまった女性と、彼女が怒りを向ける男性の物語。小池徹平とじろう(シソンヌ)が参加した「真夜中」では、芸歴13年目のお笑いコンビ“ユリイカ”の久保と担当マネージャー・花岡が過ごす“最後の夜”がつづられる。

「まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい」では白石聖と後藤淳平(ジャルジャル)が共演。小さなカフェを1人切り盛りする店主のしおりと近所で服屋を営む本田の恋模様が映し出される。「戦湯 ~SENTO~」は銭湯が舞台の作品。作中では般若と秋山竜次(ロバート)扮する人物が、ラップバトルを繰り広げる。「とある家のこと」では松井玲奈と山崎静代(南海キャンディーズ)が実家で母の遺品整理をしている姉妹役でキャスティングされた。「バックヤードにて」では、水川あさみがスーパーの店長らしき女性・ミク、近藤春菜(ハリセンボン)がミクに万引きを見つけられた主婦のサナエ役で参加。劇中ではサナエが未来からやってきたタイムトラベラーであること、ミクもサナエを追ってやってきた時空局潜入捜査官だったことが判明する。

坂本九の「上を向いて歩こう」をカバーした斉藤は「世界的にも知られる名曲『上を向いて歩こう』のカバーということで、大変光栄でしたが緊張感もありました。RCサクセションの絶品のカバーバージョンもありますし、考えすぎたらキリがないと思ったので、シンプルにオリジナルのメロディに忠実に自分なりのアレンジをしてみました」と述べ、「こんな今だからこそ、より響く楽曲だと思います。映画と共に楽しんで頂けたら幸いです」と語った。なおこのたび全キャスト・脚本家のコメントも到着。下記に全文掲載している。

「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」は2月26日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。YouTubeでは予告編が公開中だ。

「本日は、お日柄もよく」キャスト・スタッフ コメント

岡村隆史(ナインティナイン)

オーディション番組から見てきた豆原くんと共演できて、最初は先輩として引っ張っていこうと思っていましたけど、逆に助けられました。演技も凄いなと思いましたね。このご時世なので皆さん大変だと思いますけど、たくさんの方に観ていただけたらいいなと思います。

豆原一成(JO1)

オーディションの時から支えていただいてきた岡村さんと一緒に、初めてのお芝居をやらせていただいて、心から嬉しかったですし、勉強になりました。今の世の中だからこそ「上を向いて歩こう」というテーマが作品を通して伝わると嬉しいです。

丑尾健太郎(脚本)

執筆にあたって、まず岡村さんと豆原さんのお写真をずーっと眺めていました。何もかもまるで違うお二人ですが、内面にある「まっすぐさ」のようなものが似ているのではと勝手に感じました。で、書いたのが、このお話です。本当の親子という設定ではありませんが、どこか似ているような、二人の不器用な男の話です。

「同度のカノン」キャスト・スタッフ コメント

海宝直人

粗品さんの脚本がとてもユニークで面白くて、現場で演じながらまたどんどん面白くなってくるような作品でした。きっと何度も見直したくなると思います。僕自身も完成が楽しみです。

亜生(ミキ)

今回はもうセリフを言うことに必死で、難しかったですね(笑)。海宝さんとは以前にご一緒させてもらったことがあって、「先生」と呼んでいますのでやりやすかったです。この作品は最初からよく見て、よく聞いておいてもらえると、粗品ワールドを楽しめると思います。最終的には心がフワっと温かくなりますよ!

粗品(霜降り明星 / 脚本・監督)

初めて監督と脚本を担当してみて、普段は何気なくドラマを見ていましたけど、すごい大変な仕事なんだなと思いました。興味はあってやってみたかったので、やれて良かったです。海宝さんにも亜生にも難しいオーダーをさせてもらったんですけど、すごい良くて、助けられました。

「やさしい人」キャスト・スタッフ コメント

倉科カナ

演じた役柄としては、意識が無く寝たきりになってしまった女性が数分意識が戻るという設定のお話で出演しました。徳井さんとは9年ぶりくらいの共演でしたが、変わらず素敵で、ご縁があるなぁと思いました。その素敵な徳井さんを、声が枯れるほど罵倒する場面が多いので(笑)、どんな結末になるのか楽しみにしてもらえたらと思います。

徳井義実(チュートリアル)

高須さんはバラエティ番組ではご一緒させていただいていましたが、ドラマだと意外とこういうキュンと来る脚本を書くんだなぁと思いました。本編では、こんなに口悪くキレている倉科さんはなかなか見ることができないと思いますので、そこが見どころだと思います(笑)。

高須光聖(脚本)

誰も想像しえなかった2020年、お笑いのカリスマが突然この世から姿を消したのは僕らエンタメの現場だけじゃなく世の中にも衝撃を与えた。目に見えないウイルスに人は怯え、その不安が全てを止めました。それでも人は生きています。僅かな時間でもいい、楽しい一時を一日も早く取り戻してほしい。きっと彼が生きていたらそう言うだろう。

「真夜中」キャスト・スタッフ コメント

小池徹平

又吉さんの脚本がとても面白くて、相手役のじろうさんも好きで普段から見ていたので、どうしてもやりたい!と思った作品でした。参加できてとても嬉しかったです。心をくすぐられるような二人芝居のいい緊張感と期待とで楽しめました。今回は8本の違う色の作品をいろいろ観ることができるので楽しんでもらえたらと思います。僕も他の作品は全くわからないので、楽しみにしています!

じろう(シソンヌ)

今回、芸人の役を演じたのですが、芸人なら誰もが身の回りで見たことがあるような体験が描かれていて、又吉さんからのメッセージだと感じました。文句ばっかり言っている芸人は全員見た方がいいですね(笑)。小池さんとは共鳴するものを感じましたし、僕にもいい印象を持っていると信じていますので、今度はユニットで、2人で活動してみたいなと思っています(笑)。

又吉直樹(ピース / 脚本)

小池徹平さんとじろうの表情や掛け合いが素敵でした。劇中の「マンガンガ」というコンビ名を考えるのに2時間かかり、途中自分がなにをしているのか解らなくなる真夜中を過ごしました。いろんな真夜中がありますね。

「まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい」キャスト・スタッフ コメント

白石聖

ジャルジャルさんは普段からテレビで拝見していたので、物語の中で共演させていただくのはとても新鮮でした。ワンシチュエーションでの展開の中で、福徳さんの脚本のテンポ感や会話劇はさすがだなと思いましたし、すごく愛を感じました。前向きなメッセージが多くの方に届けばいいなと思います。

後藤淳平(ジャルジャル)

僕の衣装の帽子がすごくサイズが小さいんですけど、顔がデカくて帽子が小さくて、ちょっとこみ上げてくるものがありましたね(笑)。福徳の脚本なんですけど、福徳は恋愛小説が好きなので、福徳らしいなと思いました。芝居では白石さんに引っ張っていってもらって、本当に助けられたなと思っていますし、僕のミニ帽子でやりづらかっただろうな、迷惑かけたなと反省しています。明日いいことあるんだろうなと思って終われる一日を描いた作品で、こういう時代だからこそそんな一日が素晴らしいなと思いますし、それを積み重ねていけたらいいなと思います。

福徳秀介(ジャルジャル / 脚本)

初めて脚本を書かせてもらいました。
一生忘れられない大きな出来事です。
白石さんと相方の後藤くんに演じてもらえました。
一生忘れられない大きな喜びです。
映画館で自分が書いた物語が上映されます。
一生忘れられない大きな感動です。
映像を見たら後藤くんの衣装の帽子がめちゃくちゃ小さかったです。
一生忘れられない小さな帽子です。

「戦湯~SENTO~」キャスト・スタッフ コメント

般若

品川監督にまた声をかけてもらって嬉しかったです。今までラップをやってきて、フル●ンの人とラップバトルをするのは初めてだったので面白かったです(笑)。秋山さんが俺たちラッパー以上に飲み込みが早かったですし、緊張感があって、楽しかったですね。

秋山竜次(ロバート)

身体を程よく焼くこと、いつも通りメシを食うことを役作りでやってきました。そこは品川監督にも褒めてもらって嬉しかったですね。般若さんの圧倒的なラップに対して飲み込まれないように頑張りました。プロのラッパーを近距離で見ると本当にすごいですし、聞いていて気持ち良かったです。

品川ヒロシ(脚本・監督)

裸がかっこいい般若くんと、裸が面白い秋山が、銭湯でラップバトルしたら、単純に面白いなぁと思って作りました。今年はどこに行っても密を気にして、しばらく銭湯も行けなかったし、ラップバトルもできなかっただろうし、それこそ漫才もアクリル板とかを置いていたりしたので、またコミュニケーションが普通にできる世の中に戻ってくれたらなと思います。

「とある家のこと」キャスト・スタッフ コメント

松井玲奈

福田さんの脚本のテンポが良くて、短い時間の中で感情がどんどん変化していきました。新しい体験をさせていただいたと思います。しずさんはこちらの心を震わせるような芝居で返してくださり、すごくやりやすかったです。「大切な人はすぐそばにいる」ということを強く感じさせる作品だと思います。

山崎静代(南海キャンディーズ)

短い物語の中で感情の起伏が激しくて難しかったです。今までセリフが少ないことが多いんですけど、今回結構多くて(笑)、ホントにやるんだなと思ってドキドキしながら来ました。自分の中ではすごく難しかったんですけど、撮った映像観てみたらけっこう面白かったので、簡単じゃない時の方が結果うまくいった、みたいなことになったらいいなと思います。

福田麻貴(3時のヒロイン / 脚本)

今回映画の脚本に初挑戦させて頂きました! 拙い本ではありますが何より演技実力派の松井玲奈さんとしずさんに演じて頂けたことが光栄でならないです! どこにでもいる姉妹のどこにでもある関係に共感して頂けたら嬉しいです。

「バックヤードにて」キャスト・スタッフ コメント

水川あさみ

普段から仲良くしている春菜とお芝居するのはちょっと不思議な感じでしたけど、春菜だからこそ出せる表情やテンションがいい相乗効果になって、いい雰囲気でできました。今回、上田さんにオリジナルで書いていただいた唯一無二の作品で、思ったように進んでいかない面白さがあって、見ているうちにいい意味で期待を裏切られると思います。

近藤春菜(ハリセンボン)

撮影は本当に楽しかったです。仲の良い水川さんとの共演は、最初は照れ臭いのかなと思ったんですが、水川さんの空気作りや切り替えのおかげでやりやすくしてもらいました。撮影のこと思い出したら、ずっと笑ってた印象しかないかも笑。ショートムービーだからこそできるテンポの早い展開、ヨーロッパ企画上田さんワールドご堪能ください。

上田誠(脚本)

脚本を書くまえに水川さん近藤さんと打ち合わせさせてもらい、おふたりから「せっかくなので突飛なことしましょう」と後押しいただいたのでそうしました。半径1メートル、10分程度のなかに思いつく限りのスケール感を展開しています。打ち合わせで滲んだおふたりの関係性から紡いだ物語でもあります。おふたりの時空をこえた躍動が楽しみです。

(c)「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会

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