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エル・ファニングが「ダンシング・オン・マイ・オウン」を歌い上げる 『ティーンスピリット』本編映像

リアルサウンド

19/12/19(木) 18:00

 2020年1月11日公開の映画『ティーンスピリット』より、エル・ファニング初のMVとなる歌唱シーン本編映像が公開された。

 本作は、『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再集結し、『マレフィセント』のエル・ファニングが主演を務める青春音楽映画。『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』など俳優としても活躍するマックス・ミンゲラが監督を務め、共演には『アイアンマン3』のレベッカ・ホールらが名を連ねる。

 イギリスの田舎町、ワイト島。移民として母子家庭で育った内気な主人公のヴァイオレット・ヴァレンスキ(エル・ファニング)にとって、音楽だけが現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所だった。そんな彼女はある日、地元で国際的に有名な人気オーディション番組“ティーンスピリット”の予選が行われることを知る。町を抜け出し、歌手になる夢をつかむため、彼女は自らの歌声ひとつでオーディションに挑む決意をする。

【動画】1/10公開 映画『ティーンスピリット』特別映像(「ダンシング・オン・マイ・オウン」MV)

 公開されたのは、ファニング演じるヴァイオレットがオーディションでパフォーマンスを披露したシーンの本編映像。がらんとしたステージにあがったヴァイオレットが少し緊張した面持ちで自己紹介を始めるシーンからスタートする。ヴァイオレットがオーディション1曲目に選んだロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」は、その名の通り「1人で踊り続ける」と歌う孤独なダンス・チューンとして人気を博した大ヒット曲。オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」でカラム・スコットがバラード調に歌ったことでも有名になり、オーディション後に公開した同曲のMVは3.8憶回再生を記録している。田舎で暮らし「自分の居場所がない」と感じるヴァイオレットの心の内と重なるような曲を、鬱屈した毎日から抜け出したいと心の底から叫ぶようにパワフルに歌う姿が映し出されている。

 本作で本格的な歌唱シーンに吹き替えなしで挑戦したファニングは、「音楽映画や歌う役には昔から興味があり、山ほどあるやりたい事リストの1つでした」と語っており、音楽プロデューサーのマリウス・デ・ヴリーズと3カ月も毎日歌の特訓をしたことも明かしている。

(リアルサウンド編集部)

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