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映画誕生125周年記念『よーい!スタート!!映画のはじまりワンダーランド』展

20/1/26(日)

フランスではリュミエール兄弟が、アメリカではトーマス・エジソンが映画を発明してから今年は125年。1995年の「映画100年」の際はリュミエールやジョルジュ・メリエスの偉業の紹介ほか、映画史のはじまりをめぐるイベントが続々と行われたが、この125年の節目はやや地味なようだ。だからこそ、いま川口市のSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムで行われている『映画のはじまりワンダーランド』は、小さな展示とはいえ確実に意義がある。 ここでは映画史初期のさまざまな作品の抜粋が観られ、リュミエール兄弟発明の「シネマトグラフ」を初上映したパリの「グランカフェ」を今風に模した空間で、リュミエールの映画をゆっくり眺めることができる。日本映画の誕生についてのコーナーもあり、そこでは国立映画アーカイブが所蔵する日本人が撮影した現存最古の映画『紅葉狩』(1899年)や、日本で初めてコマ撮り式のアニメーションが作られた1917年の作品『なまくら刀』の映像も提供されている。 あまり学術性の高さにはこだわらず、家族づれでも行けるリラックスした空間もまたいいものだ。

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