山田孝之と佐藤健が兄弟を演じた「ハード・コア」の本編映像の一部が、YouTubeにて公開された。

狩撫麻礼といましろたかしによるマンガ「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を山下敦弘が実写化した本作は、謎のロボット“ロボオ”と出会った男たちの姿を描く物語。曲がったことが大嫌いな兄・権藤右近を山田、弟・左近を佐藤が演じている。

このたび公開されたのは、居酒屋で右近と左近が自身の感情をぶつけ合うシーン。思いを寄せる女性・多恵子について、左近から「はっきり言うわ、兄貴。やめとけ」「俺がいい女紹介するわ」と言われた右近は激怒し、兄弟で殴り合ってしまう。

山下はこのシーンについて「山田くんと佐藤くんには、右近と左近が兄弟としてリスペクトし合っているということを表現したいと伝えました」とコメント。山田は「あのシーンでは、右近が観ている人から愛される存在でなきゃいけない」「世の中に反抗している右近がかわいそうなだけではなくて、カッコよく見えたり、構ってあげたくなる存在にならなければいけない。それを、ちょうどいいバランスで表現するのは難しかったですね」と振り返っている。

「ハード・コア」は、11月23日より全国でロードショー。

※「ハード・コア」はR15+指定作品

(c)2018「ハード・コア」製作委員会