昨日6月30日、DJ KOOがホストを務める配信ネタライブ「ライブナタリーPresents DJ KOO寄席 ～OH-WARAI 31KOO LIVE!!～ Vol.1」が実施された。

「DJ KOO寄席」は、大のお笑い好きとして知られるDJ KOOが選りすぐった芸人たちがネタを披露するライブ。無観客の配信ライブとして行われた初回には、しずる、トム・ブラウン、ザ・マミィ、トンツカタン、宮下草薙、ルシファー吉岡が参加した。

ライブが始まると、DJブースのDJ KOOが音楽やSEで場を温め、MCのしずるも「YO! YO! YO! YO!」「盛り上がっていこうぜー！」とノリノリに。DJ KOOがセレクトした顔ぶれについて、しずる村上は「渋い（笑）。吉本に偏りがちになったりするけど、吉本は1組」「宮下草薙みたいな人気者もいて、ただアングラなわけではない。バランスがすごくいい」と絶賛した。ネタパートでは、DJ KOOが手を叩いて大笑いし、時には感心する声や驚きの声を漏らしてしまう。6組のネタが終了すると、彼は「最高ですね！」「俺得！」と興奮。しずるから「感情移入しすぎです！」「トム・ブラウンのとき、一緒に『どうなるんだ!?』って言ってましたよね!?」とツッコまれても、「あ、コール＆レスポンスじゃないんですね！」とマイペースを貫いて笑いを誘った。

“超若手”の芸人たちがアピールするネタ見せコーナーも展開され、オッパショ石、ストレッチーズ、近道ラプソディ、ネイチャーバーガー、しんぷる内藤、銀兵衛が参加。やはりDJ KOOのリアクションは大きく、「全部面白かったですね！ 誰が一番か決められない」と6組を称賛する。彼が気になったというオッパショ石を招いたトークも行われ、ここではボケの広田がまさかの近況を報告し、一同を驚かせていた。

後半にはDJ KOOが大喜利好きでもあることにちなんだ対決企画が展開され、芸人たちは本筋とは関係ないところで「EZ DO DANCE」をアレンジしたボケを放って大盛り上がり。対決も白熱し、最後はDJ KOOを含めた全員が「YEAH!」とはしゃぎ出して、舞台上は謎の高揚感に包まれていた。エンディングではDJ KOOが「沸いたー！ 沸き散らかしたー！」「幸せでした！」とご満悦に。「DJ KOO寄席」の第2回が7月25日（土）に東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで開催予定であることも発表され、最後は全員が踊っている状態でライブが終了。無観客ながら、舞台裏や袖で芸人たちの爆笑が起こり続け、終始熱気に包まれたステージとなった。

「ライブナタリーPresents DJ KOO寄席 ～OH-WARAI 31KOO LIVE!!～ Vol.1」は7月6日（月）までアーカイブ配信中。チケットはライブナタリーのオフィシャルサイトで販売されている。Twitterでは、ハッシュタグ「#DJKOO寄席」を付けたライブの感想が多数投稿されているので、ぜひこちらもチェックしてみよう。