Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

志ん輔三昧

19/11/22(金)

2001年に古今亭志ん朝が亡くなった衝撃は計り知れないものがあった。「志ん朝ロス」に囚われた僕は、その心の穴を埋めるべく弟子の古今亭志ん輔を熱心に追いかけるようになった。人物のデフォルメが特徴的な志ん輔の高座の表面的な印象は志ん朝とは異なるけれども、その根本にある「古典落語への取り組み方」においては「志ん朝の遺伝子」を極めて濃厚に感じさせてくれる演者だ。今回、2ヵ月連続で横浜にぎわい座で行なわれる「志ん輔三昧」では、12月に『夢金』『井戸の茶碗』、1月に『佐々木政談』『火焔太鼓』がネタ出しされている。どれも志ん朝の演目で、とりわけ『井戸の茶碗』『火焔太鼓』は志ん生以来の「お家芸」。お勧めだ。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む