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『青のSP』真田役・中川翼が見つめる藤原竜也の背中 逮捕シーンは「迫力に圧倒された」

リアルサウンド

21/3/16(火) 12:00

 毎週火曜21時よりカンテレ・フジテレビ系で放送中の『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』が3月16日に最終回を迎える。

 学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平(藤原竜也)が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう本作。

 さまざまな事情や葛藤を抱えた生徒たちがいるなかで、第1話からいきなりスクールポリスの嶋田隆平に逮捕され、衝撃を持って迎えられた真田一樹を演じているのは、映画『僕だけがいない街』で藤原竜也演じる藤沼悟の少年期を演じた中川翼だ。今回、最終回を前に中川にインタビューを行い、『青のSP』での藤原との再会への思いや、役者としての考え方などを語ってもらった。

「藤原さんにしかできない魅力がある」

ーー中川さん演じる真田は、第1話からいきなり逮捕されるという衝撃的な登場でしたね。

中川翼(以下、中川):オーディションで真田一樹の役をいただいたのですが、オーディションでは、西田(池田優斗)と市原(奥智哉)だけを演じて、真田は演じなかったんです。それで、真田役をいただいたので、最初はすごくびっくりしました。クラスの中心人物といった役柄も、これまで演じたことがなかったので、やるからには全力でやろうという気持ちで臨みました。

ーー同世代の役者が集まった現場かと思いますが、その中で一番槍的に藤原竜也さんと向き合うのはプレッシャーもあったのではないでしょうか?

中川:同世代の子が集まっていたので溶け込みやすかったし、演じやすさがありました。3年1組のみんなもまるで本当の学校に通っているかのようで、そういう意味ではあまり緊張せずにリアルさを出せたのかなと思います。

ーー和気あいあいとした現場だったんですね。

中川:最初は、みんな緊張してガチガチだったんですけど(笑)。僕はクラスでも騒いでいるというか、西田くんと市原くんと3人組でいるシーンが多かったので、2人とはすぐに仲良くなって、その後に徐々にみんなと打ち解けることができました。

ーー実際の学校のクラス替え直後の雰囲気というか。

中川:そうですね。撮影が始まったのが、自粛期間明けだったこともあり、学校に行きたいという思いを持った状態で撮影に挑めたのもよかったです。

ーー主演の藤原竜也さんとは、『僕だけがいない街』以来の再会なんですよね?

中川:前回は厳密な共演ではなくて、本読みのときにお会いして握手してもらったくらいなので、今回初めて一緒にお芝居をすることになりました。4、5年ぶりにあったのですが、僕の身長が伸びていたこともあって、最初は気付いてもらえなかったんです(笑)。「お久しぶりです」と言ったら驚かれていました。そこから、これまでのお仕事の話とか、将来のことなど、休憩中にお話を聞いてくださり、すごく優しかったです。

ーー藤原さんと一緒にお芝居することに関してはいかがでしたか?

中川:藤原竜也さんは『僕だけがいない街』のときに、監督から「藤原竜也を中に入れて来い」と言われて、片っ端から出演作品を観させていただいたんです。その中で、どの作品を観ていても藤原さんにしかできない魅力があるなということに気付いて、そこからずっと憧れでした。なので今回の再会はすごく嬉しかったです。今までは、画面越しでしか演技を観ることができなかったんですけど、それこそ逮捕されるシーンは藤原さんの迫力に圧倒されました。

ーー最初こそスクールポリスの嶋田に逮捕されるシーンがありますが、その後真田は嶋田のアシスタント的な役割を担っていきます。

中川:毎回同じシーンがあるんですけど、藤原さんはとにかく優しいんです。僕がロケ先まで電車かバスで2時間くらいかけて通っていたことに驚かれて、毎回「今日はバス? 電車? どっちで来たの?」と話すきっかけを毎回くださって。そのおかげか、毎回緊張せずに撮影に臨むことができていました。

「コメディ映画やドラマで、振り切った“ふざけ”をやってみたい」

ーー撮影現場で印象的だったシーンはありますか?

中川:吉柳咲良さん演じる翔子とのシーンなんですけど、嶋田さんがいないシーンで翔子にお腹を殴られるシーンがあったんです。そのときの撮影で吉柳さんが本気で殴ってくれたのですが、テイクを何回も重ねることになり、少し痛かったです(笑)。精神的には全然辛くなかったし、ちゃんと殴ってくれたことでリアルさが出るので、嬉しいんですけど、いま振り返ると痛かったなって(笑)。

ーーなるほど(笑)。同世代の人たちとお芝居をする中で、お芝居に対する思いの変化はありましたか?

中川:自分と同じ中学3年生の役を演じるのはすごく貴重な体験でした。中学生ならではの感情を出すために、素で演じることもできて。『僕だけがいない街』の時も「演じていることが楽しい」という気持ちはあったんですけど、『青のSP』では、なぜ演じることが楽しいのか気づくことができました。いろいろな職業や、性格の全く違う子など、そんな誰かになることができるのがすごく楽しいし、今回の真田を演じることで視野が広がった気がします。

ーー最終回の注目ポイントを教えていただけますか。

中川:最初は大人を全く信頼しておらず、先生に対しても反抗的だった真田が、嶋田さんとの出会いによって、心境が変わっていく姿が映し出されていると思います。真田は第1話と最終話で全く印象の違うキャラクターになっていると思うので、そこに注目していただきたいです。あと個人的に、最終回は新しい挑戦もあったので、是非観ていただけると嬉しいです。

ーーちなみに役者として今後挑戦したい役はありますか?

中川:『青のSP』でいうと西田くんのような、クラスのお調子者タイプの役をまだ演じたことがないので、挑戦してみたいなと思っています。コメディ映画やドラマで、振り切った“ふざけ”をやってみたいです(笑)。

『青のSP』真田役・中川翼が見つめる藤原竜也の背中【インタビュー】

■放送情報
『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週火曜21:00〜放送
出演:藤原竜也、真木よう子、山田裕貴、泉澤祐希、たくませいこ、渋谷謙人、智順、兒玉宣勝、金沢雅美、音尾琢真、石井正則、須賀健太、遠藤雄弥、明日海りお、峯村リエ、升毅、山口紗弥加、高橋克実
脚本:大石哲也、山岡潤平、小島聡一郎
音楽:菅野祐悟
プロデューサー:河西秀幸、国本雅広、高橋史典
演出:国本雅広、白川士、高橋貴司
制作:カンテレ、ケイファクトリー
(c)カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/schoolpolice/
公式Twitter:https://twitter.com/bluesp_tue21
公式Instagram:https://www.instagram.com/bluesp.tue21/

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