Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

テーマは「火(ignis)と水(aqua)」 展示『東京大壁画』よりロゴマークとキービジュアル発表

ぴあ

『東京大壁画』

続きを読む

『東京大壁画』が7月17日(土)から9月5日(日)まで、東京・丸ビルと新丸ビルで開催される。この度、本展よりロゴマーク及びキービジュアルが発表となった。

『東京大壁画』は東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が主催する「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13」のひとつであり、株式会社ドリルが企画制作を手がけている。当企画では2021年夏の東京・丸の内において、アーティストの横尾忠則と横尾美美を起用し、丸の内ビルディング(以下、丸ビル)・新丸の内ビルディング(以下、新丸ビル)の壁面を一対のキャンバスに見立て総面積7,000平方メートル以上の巨大壁画アート2作品を展示するもの。

コンセプトは「宇宙 COSMO POWER」。宇宙生命の大きなうねり=エネルギーを表現すべく、丸ビルの壁面(総面積3,371平方メートル)には“火(ignis)”をテーマとした横尾美美の作品が、新丸ビルの壁面(総面積4,381平方メートル)には“水(aqua)”をテーマとした横尾忠則の作品が展示される。

ふたりが手掛けた巨大な絵柄をそれぞれ100枚以上に分割し、1枚あたり約3平方メートルにシート化。そのシートを1枚ずつ丸ビル・新丸ビルのガラス壁面に貼り付けるかたちで展示される予定だ。5月20日段階で、全体の約半分までシートの貼り付けが進行。これから7月17日(土)までの約2カ月をかけて、全353シート(丸ビル113シート、新丸ビル240シート)の貼り付けを完了させるという。

今回発表するロゴマークは、東京駅の正面に立つ丸ビル・新丸ビルの巨大なグラス・ウォールを象徴的かつダイナミックにデザインし、掲げられた「火(ignis)と水(aqua)」をテーマとしたふたつの作品から生じるCOSMO POWERを表現。キービジュアルは2棟のビルをモチーフにしたロゴマークを中心に据え、掲出される作品の一部と共に構成し、巨大壁画アートのスケール感を表現しつつ、企画コンセプトに込められた、世界を強く鼓舞するメッセージを伝えている。

今回の作品について、横尾忠則は「(今回の企画への参画が決定した時に)まず、この支持体とどう対峙するかに、しばらく時間がかかるだろうと思った。テーマである火と水は相対的なものとして、ここではふたつの要素をひとつの要素として考えた。まず現場に立って身体的に実感してもらいたい」とコメント。

横尾美美は「東京大壁画は、アートという別次元へと誘う入口を父と私の作品で創りあげているように感じた。"ignis(炎)"の中には、隠し画のようにさまざまな動物や天使、食べ物、花など平和を象徴するようなものが描かれているので、探しながら楽しんで観て頂きスケールの大きさを体感いただけたら嬉しい。コロナ禍にあっては、焼き尽くす炎が全てを新しく生まれ変わらせ、炎の聖さ(清さ)、優しさで心と身体が癒され、炎の強さ、情熱で、光(希望)へと導かれるような世界が感受できるような作品になれば」としている。

■展示情報
『東京大壁画』
7月17日(土)から9月5日(日)
会場:丸ビル、新丸ビル
公式サイト:http://www.tokyodaihekiga.jp

アプリで読む