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劇団た組が新作の全出演者を発表、加藤拓也「自分の世代と時代の価値観を」

ナタリー

19/11/9(土) 12:00

劇団た組 第20回目公演「誰にも知られず死ぬ朝」ビジュアル

劇団た組「誰にも知られず死ぬ朝」の全キャストが発表された。

新たに出演が発表荒れたのは、鳥谷宏之、藤原季節、伊藤梨沙子、木本花音、山木透。このほか本作には既報のとおり、村川絵梨、平原テツ、安達祐実、尾上寛之、そして中嶋朋子が出演する。

またこのたび、全出演者からのコメントも公開された。作・演出を手がける加藤拓也は「自分の世代と時代の価値観を自分の言葉で書いておく、そんな作品を目指しています」と述べる。今回が約7年ぶりの舞台出演となる安達は「映像を中心に俳優生活をしてきましたが、舞台の上で演劇の持つ魅力を今また経験させていただきたいと思っております」と意気込みを語っている。

公演は2020年2月22日から3月1日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールにて。チケットの先行販売は11月24日23:59まで受け付けられ、一般販売は12月19日10:00にスタート。

村川絵梨 コメント

加藤さんの描く世界観に飛び込める事、素敵なキャストの皆様と取り組める事が本当に楽しみです。脚本を読んで「生、死、愛」がじわっと沁みてくる感じに最後は涙を拭っていました。この想いを体現出来るように、千秋楽まで励みたいと思います。

平原テツ コメント

この度、劇団た組に初参加させて頂きます。しかも、出演者の方々も初共演という初盛りだくさんなんです。久々の客演で緊張していますが、楽しみの方が何倍も上でございます。加藤くんの脚本・演出は本当に素晴らしくて「本当に20代かよ!?」と感心しまくり、正直おじさんは圧倒されっぱなしです。しかし、圧倒されてばかりでは本当にただのおじさんになってしまうので、めちゃめちゃ面白くする為に頑張ります!! 楽しみにしてて下さい!!

中嶋朋子 コメント

空気 呼吸 リズム 在り方 向かい合うものすべて新しいものになるんだろうなぁ、と。望みなのか、予感なのか、強いているのか、そんな感じです。まあ、とりあえず、手にあるものは超えていこうと思います。そういう時間になればいいなぁ。いや、したいなぁ。いや、なるんじゃないでしょうかね。

安達祐実 コメント

今回、私にとって7年ぶりの舞台出演となります。映像を中心に俳優生活をしてきましたが、舞台の上で演劇の持つ魅力を今また経験させていただきたいと思っております。生きるとは、死ぬとはどういうことなのか。精一杯、表現出来ればと思います。

尾上寛之 コメント

二度目、参加させて頂きます。加藤くんの作品は観る度に魅力的になっていく。色々なヒト、モノ、作品から良い影響を受けているんだろうなと感じます。自分も、良くも悪くも何か影響できたらなと。二度目なんですけど。まぁ、受ける衝撃のほうが大きいんだろうな。二度目なんですけど今回もよろしくお願いします。

鳥谷宏之 コメント

出演しても観劇しても毎回驚かされるた組。3回目の出演となります。台本を読み、痺れました。全キャストの名前を聞き、震えました。もう楽しみで仕方ありません。この作品の作り手の一員として居られることに喜びを感じ、興奮しております。加藤拓也さんの世界観を、皆様に深くお届けできるよう、冷静に丁寧に物語を紡ぎあげていきたいと思います。

藤原季節 コメント

「1000年後にも残っていてほしいものは何ですか?」去年た組に参加した時インタビューされたことです。たぶん加藤拓也は1000年後の世界において何が残っているのか考えていて、それでこの戯曲を書き上げたのだと感じました。彼女が生きてきた膨大な時間の中の、初めての極限の夫婦愛に、心が滅茶苦茶遠い所まで持っていかれて何度も読み直して感動しました。1000年経とうがこのキャストで上演されることは二度とありません。僕の役はこの戯曲において一筋の希望の役になるので、精一杯頑張らせていただきます!

伊藤梨沙子 コメント

初めて劇団た組の作品を観たのが今年の春でした。こんなにも誰かに舞台の感想を話したくなったのは初めてで、とてつもないほどの高揚感に包まれました。
生々しいほどリアルな会話と空気感、発せられる音の大きさが、私の中でとても居心地が良かったのを覚えています。今回初めて参加させて頂くこと、とても嬉しく思っています。私は緊張しやすいので、既にもう今から緊張しているのですが、この作品に寄り添いながら、稽古場で生まれるものを大切にして、じっくりと向き合いたいと思います。よろしくお願い致します。

木本花音 コメント

側から見たら何も異常のない普通の幸せに見えるのにその中にいろんな思いが隠れている、そんな日常に見えるけど貴重でありえない時間が描かれていて面白いなと思いました。自分が死ねない人だとしたらどう思うだろうか、どんな気持ちでどんな決断をするだろうか、周りの大切な人が死ねない人だとしたらどうするだろうか、どんな事をしてあげられるだろうか、そんなあり得ないけどあり得るかもしれない事を考えながら見れる作品だと思います。

山木透 コメント

今から楽しみで仕方ありません。それと同時に、この錚々たる顔ぶれの中に僕の名前があるのもちょっとした恐怖です。精一杯やらせていただきます。

谷川正憲 コメント

"死なない"という絵空が、逆に人間のリアルを引き出しているように感じました。それがとても美しくて、それがとても残酷でした。友の死を思い出します。その時の故郷の海がやけに綺麗だったことを。

加藤拓也 コメント

自分の世代と時代の価値観を自分の言葉で書いておく、そんな作品を目指しています。

劇団た組 第20回目公演「誰にも知られず死ぬ朝」

2020年2月22日(土)~3月1日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

作・演出:加藤拓也
音楽:谷川正憲(UNCHAIN)
出演:村川絵梨、平原テツ、安達祐実、尾上寛之、鳥谷宏之、藤原季節、伊藤梨沙子、木本花音、山木透 / 中嶋朋子 ほか

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