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JO1 鶴房汐恩×木全翔也の“つるきま”、ふとした場面やパフォーマンスでの絶妙なコンビネーション グループ随一のペア感に注目

リアルサウンド

20/5/14(木) 6:00

 テレビにSNS、ラジオ、Web……着々と活動を続けているJO1の11人。5月7日には、YouTubeにアップされている「1st FANMEETING at PACIFICO YOKOHAMA」が『Nスタ』(TBS系)で取り上げられ、さらに新しい層へアプローチできたのではないだろうか。ますますの活躍を見せるJO1を少しでも多くの人に知ってもらうべく、これまで彼らについて多く取り上げてきた。今回は、ケミ(コンビ)の中でも人気の高い鶴房汐恩&木全翔也の「つるきま」に注目してみたい。

(関連:JO1、洗練されていくパフォーマンスと表情 『1st FANMEETING』や「おうちで無限大チャレンジ」から分析

 JO1は、昨年9月から放送されていた日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!/TBS系)を勝ち抜いたメンバーで結成されている。101人の練習生の中から、国民プロデューサー(視聴者)に選ばれた11人だ。つまり、JO1結成前はオーディションに臨む同志でありつつも、ライバルという関係性であった。今ではだいぶ薄れてきたものの、デビューまでメンバーの間に「ライバル」という空気がまだ色濃くあったように感じる。しかし、2000年生まれの同い年である鶴房と木全の間には、JO1結成直後から“友だち”感が強く流れている。実際木全も、「(鶴房は)本当にただの“友達”って感じです」と語っており、その様子を感じる場面は多々ある。4月5日の木全の誕生日にInstagramにアップされた動画では、鶴房が「翔也くんとは長い付き合いなので信頼もしてますし、これからも仲良くしていきたいなと思います。(中略)悩みも僕ならいつでも聞くんで、いつでも言ってください」とグッとくるコメントをしたり、SNSにアップされるプライベート写真に度々2人で写っていたり。その仲睦まじさはもはや癒やしの領域になっている。

 そして、「つるきま」に注目していると、2人がシンクロしている場面も多いことに気が付く。例えば、5月6日にInstagramにアップされた動画。リモートでメンバーの金城碧海の誕生日を祝っているのだが、「つるきま」だけ背景画像の様子が違う。鶴房は外国の城の背景、木全はニュース速報風の背景で金城の誕生日を祝っていたのである。さらに、5月4日の『めざましテレビ』(フジテレビ系)で放送された「『La Pa Pa Pam』おうちVer.」もそうだ。サビの〈喇叭を La Pa Pa Pam 吹け〉で、鶴房はフロア用ワイパーで床を、木全は靴を“拭いて”いる。公私ともに仲が良いからなのか、もともと感性が似ているから仲が良いのか、ふとした場面で絶妙なコンビネーションを見せてくれている。

 パフォーマンスにおいても、この息の合い具合は健在だ。鶴房、木全はJO1結成後はラップを主に担当。2人で切磋琢磨しながらラップスキルを磨いてきたという。以前のインタビューで鶴房が「翔也とは気も合うし、仲が良いから助け合っていました」と語っていた通り、「無限大(INFINITY)」や「La Pa Pa Pam」の掛け合いはバッチリだ。2人は声質が異なり、ある程度コントラストがはっきりしているのもケミ感があって良い。また、デビュー曲「無限大(INFINITY)」では、〈Who that! Who that! 反則はしないよ〉から鶴房と木全が前に出てきてパフォーマンスするシーンがある。ここのフォーメーションもバッチリなので、注目して見てみてほしい。

 ライバルであり、かけがえのない友達であり、感性が似ている者同士であり……と良い関係性を築く「つるきま」。彼らの“ペア感”はグループの中でも随一ではないだろうか。この先もずっと支え合っていくであろう2人を見守り続けたい。(高橋梓)

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