Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

『Nizi Project』、26名のオーディション合格者が決定 J.Y. Park「大切なことはナチュラルさ」

リアルサウンド

20/2/1(土) 18:00

 1月31日、韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズによるガールズグループのオーディションプロジェクト『Nizi Project』の密着番組がHuluで配信スタート。初回配信となる1話・2話では、昨年日本国内8都市、ハワイ、LAを含めた全10カ所で開催されたグローバルオーディションの模様が放送された。

 同プロジェクトの総合プロデューサーで、これまで2PMやTWICEなど数々の韓国アイドルグループを世に売り出してきたヒットメイカーJ.Y. Park(パク・ジニョン)氏は番組冒頭で、プロジェクト名について「(アルファベットの“NIZI”は)重ねて書くと四角形の中に三角形が4つになりますよね。この4つの三角形は長い間、私たちが人材を評価する基準にしてきた4つ(ダンス・歌・スター性・人柄)を形として表してみました」と説明。それらを兼ね備えた人材を見つけるべく、最初に名古屋の予選会場へと向かった。

 会場には、芸能界を目指す若い女性たちが集まる。絶好のチャンスに胸を膨らませる参加者たちはグループ別の1次審査、個別の2次審査を経て、J.Y. Park氏が審査する最終オーディションにたどり着く。「大切なことはナチュラルさ」と合格のカギを語るJ.Y. Park氏がまず目を付けたのは、TWICEに憧れてオーディションに参加したという花田恵理奈。豊かな表情でダンスを披露する彼女に「まだまだ足りないけど、合格させます」と、合格者全員に渡すNiziのペンダントを首にかけた。続く仙台の予選でも、アメリカ・ワシントン州出身のヒルマン・ニナが披露した歌声とダンスに「あなたは完全にスターだと思う」と目を輝かせるJ.Y. Park氏。彼から「次のパフォーマンスが(今から)もう見たくてワクワクします」と絶賛されたニナは、手で顔を押さえて喜びを噛み締めた。

 J.Y. Park氏がTWICEのモモ、サナ、ミナを発掘した大阪には、彼女たちに憧れてオーディションを受けにきた参加者が集合。これまで次々に原石を見つけてきたJ.Y. Park氏だったが、大阪の会場では中々心が動かされる参加者を見つけられず、初日は合格者0で終了することに。しかし、翌日のオーディションでは、天然で不思議な空気を纏った丸谷彩音がリズム感に優れたダンスでJ.Y. Park氏の心を捉え、ペンダントを獲得。曇った表情から一転、J.Y. Park氏は「ダンスは今まで見た人の中で最高だと思います」と笑顔で語りかけた。そして、「切実さと夢がいっぱい入っている、そんな目に会いたいです」と心を弾ませて東京の会場に向かったJ.Y. Park氏。最初に対面した明るく愛嬌のある井上あかりに心を奪われ、「ガールズグループ(のメンバー)になるために生まれてきた子だよ」と1人目にもかかわらず、早速ペンダントを渡した。

 第2話は札幌会場からスタート。ここでJ.Y. Park氏は、これまでの合格者とは違い、少し自信なさげな尾崎すずに注目する。歌声を披露した時には緊張で声を震わせた尾崎だったが、ダンスになった途端、まるで違う人間が憑依したようにセクシーな表情でJ.Y. Park氏にアピールした。その演技力に魅せられ、ペンダントを授与。自分が選ばれると思っていなかった尾崎が戸惑いながら会場を後にすると、J.Y. Park氏は「本当に面白いです」と笑った。(番組上)6都市目となる福岡では、受付が行われる裏で毎日行っているというスケールトレーニング(音程練習)を行うJ.Y. Park氏の姿が。「歌手になる3~4年前からやってきたので、ほぼ毎日30年くらい!」と夢を叶えるために努力し続けている彼は「やりたくないことも長い間コツコツ続ければ、自分がやりたい仕事が一生できる」と持論を語った。

 再び舞台となった東京では、すでにJYPの練習生として夢を追っている実力者たちが参加。J.Y. Park氏の前でパフォーマンスを披露したことはないというが、他の参加者よりも落ち着いた様子を見せる。しかし、1人目の鈴野未光に対してJ.Y. Park氏は「JYP練習生だからといって、特別にひいき目にみることはできないので」とバッサリ。それでも堂々と歌声を披露した鈴野はペンダントを見事ゲットした。同じくJYP練習生の横井里茉は、J.Y. Park氏の前で日本語・韓国語・英語の3カ国語を使い分けて自己紹介をする。実は、横井の父はヒップホップミュージシャンのZeebraで、母はモデルの中林美和。そんな恵まれた環境に甘えず、努力の末に手にした横井の圧倒的な歌声とダンス力に、J.Y. Park氏は驚く。しかし、同時に「優れた才能を持っているのになぜ不安そうに見えるのか?」と指摘。すると横井は、「私は自分の力で私ができることを見せたくて、いろんな人に負けず頑張っていきたいと思っていました」と本音を明かす。それに対してJ.Y. Park氏が「肩の力を抜いても十分、君はすでに特別な子だよ」と声をかけペンダントを渡すと、横井は堰を切ったように涙を流した。

 続く『Nizi Project』第3話は、2月7日22時から配信開始。今回の予選で選抜された26名が、4泊5日で行う合宿トレーニングの様子が放送される。(文=苫とり子)

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む