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『PRODUCE 101 JAPAN』発のグループ JO1、メンバーの特徴は? パフォーマンススキルに注目

リアルサウンド

20/1/10(金) 7:00

 2019年12月11日、新しいボーイズグループが誕生した。その名も「JO1(ジェイオーワン)」。2020年春のメジャーデビューの他にも、ファンミーティングの開催、ABCマート×NIKEのコラボプロジェクト「NIKE_ONE」の広告モデル決定など、次々と活動が決まっており、公式Twitterは21万人以上、Instagramは23万人以上のフォロワーを有し、公式YouTubeチャンネル登録者数約20万人と、まだメジャーデビュー前にもかかわらず多くのファンを獲得している(1月7日時点)。

(関連:NIKE_ONEプロジェクト映像はこちら

 そんなJO1は、9月26日からスタートしたオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!)にて、101人の中から勝ち残った11人で結成されたグループだ。熾烈な戦いを経てきただけに、その実力は他の新人グループとは一線を画する。そこで、今最も注目を集めているグループと言っても過言ではないJO1のメンバーを改めてご紹介したい。

●グループの屋台骨、ダンススキルが光るメンバー
 ダンスを得意とする練習生が非常に多かった『PRODUCE 101 JAPAN』。見事勝ち残ってデビューを勝ち取った11人の中でも、豆原一成、川尻蓮、鶴房汐恩、佐藤景瑚、木全翔也と、ダンスが武器のメンバーは少なくない。番組スタート時から高い評価を受けていた豆原と川尻。豆原は90’sHIP HOPダンス、川尻はフリースタイルとタイプが違うながらもグループの骨子を支える実力の持ち主であることには変わりない。そして、番組開始時にアップされた自己紹介動画では「ダンスも歌も10カ月ほどしか経験がない」と語っていた鶴房は、回を追うごとに驚異の成長を見せてきた。また、ポジションバトル時からダンスでチームを引っ張り個人順位1位を獲得した佐藤は、バトルの個人順位では常に上位をキープする安定ぶり。そして木全もダンス経験を存分に活かし、普段の脱力系キャラとは正反対のキレキレのダンスが魅力である。デビューまでの間、さらにスキルを磨き続けるであろう彼らのダンスは、“ボーイズグループ”というカテゴリーには収まりきらないものになるのではないだろうか。

●グループに華を添える、高いボーカルスキルを持つメンバー
 CDデビュー後、第一線で活躍するには欠かせないスキルとなる、歌唱力。もちろん、JO1メンバーの中には歌唱力に自信を持つメンバーも存在する。優しさの中にも芯がしっかりある歌声の與那城奨と、未経験スタートながら人一倍の努力を重ねて唯一無二の歌声を身につけた河野純喜は、レベル分けテストのグループ・シックスパックスの頃から一緒に歌ってきた仲だ。最初のパフォーマンスでも與那城のオクターブ上を河野が歌い、きれいなユニゾンを聞かせてくれていた。そして、金城碧海。彼はダンスもかなり上達したが、とにかく歌声が素晴らしい。少しハスキーでかすれた声質はセクシーで、聞けば聞くほどクセになってくる。さらに、コンセプトバトルの「Black Out」で披露したラップも耳に心地よかった。ボーカルとしてはもちろん、楽曲に色を付けるラップ担当としても活躍できそうだ。

●グループに綺羅びやかなスパイスを、存在感を放つメンバー
 JO1はグローバルな活躍を目指すという名目のもと結成されたグループだ。そのためには、見る人を引きつける力も必要になる。その点で秀でているのは大平祥生、川西拓実、白岩瑠姫だろう。大平は、実にマルチな才能の持ち主だ。歌も、ダンスも、ラップもでき、バトルではかわいらしい姿もクールな姿も見せてきた。どんなテイストでもそれに合った自分を見せることができるのである。変幻自在に自分を操れる彼は、グループにとって大きな戦力になるだろう。一方川西は全てが未経験とは思えない成長ぶりを見せ、ビジュアルセンターに選ばれたほど。『PRODUCE 101 JAPAN』の最終回、「GrandMaster」では表情や仕草、振りなど“味付け”が多々盛り込まれていた(今西正彦とのハイタッチに沸いた人も多いはず)。そして、甘いルックスと美しい佇まいの白岩は見る人を引きつける力の塊。最終順位発表で名前を呼ばれてもクールに微笑み、国民プロデューサーに手を振りながら花道を颯爽と歩く姿はカリスマと言わずして何と言えよう。彼ら3人がいることで、より多くの人々の目をJO1に向けることができるのではないだろうか。

 『PRODUCE 101 JAPAN』最終回後の囲み取材で、プロジェクトリーダーである崔信化氏が「すぐに世界に通用するわけではない。まずは日本で実力をつけてから世界でツアーができれば」と話していた。改めてメンバーを振り返ると、ラップや、より高い歌唱力、英語力などまだまだ磨くべき点はありそうだ。しかし、過酷な戦いを勝ち抜けてきた彼らのことだ。デビュー時には我々がさらに驚く成長ぶりを見せてくれるに違いない。(高橋梓)

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