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ホームステイ ボクと僕の100日間

19/10/1(火)

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青春ファンタジーであり、ダークファンタジーであり、ミステリー要素もたっぷりの傑作映画をまた見~つけたっ! しかも主演があの『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』で嫌~なお金持ち高校生を演じたティーラドンだと気づくとさらに興奮! まるで別人のような風貌で、一度死んだ青年が他人の体を借りて人生のやり直しをしながら、なぜ、彼が自殺したのか調べていくさまを、ドラマチックに演じておりました。 監督いわく、何カ月も前からワークショップに参加してもらい、さまざまなシーンでの主人公の感情表現をトレーニングで体感してもらってから撮影に挑んだそうな。それは、ヒロインのチャープランも同様。だから、難しい心のヒダをここまで細かく表現できたんだと納得でありました。 個人的には、『心霊写真』をはじめ、ホラー映画を撮り続けてきた監督が青春映画という新しいジャンルに挑戦したことで、ところどころにダークファンタジー的映像表現があったことが何より楽しめた理由です。 森絵都さんの原作『カラフル』とも、映画化された原恵一監督のアニメーションとも違う、新しい物語であり、原作の切なさと衝撃はそのままに、実写映画でしか成し得ないアプローチが魅力。原作は天使なのに、映画では死神が現れるのも監督のアイデア。人間の裏表をパズルのように少しずつ見せながら、真実の姿を浮き彫りにしていく“心のミステリー”。残酷で切なく愛おしく、救いがある見事なエンタテインメントであります!

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