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Snow Man 渡辺翔太、美容に対する飽くなき探究心 歌声や笑いのセンスも知るほど“沼”に

リアルサウンド

20/2/3(月) 7:00

 デビューから1週間、相も変わらず話題となっているSixTONESとSnow Man。リリース初週でミリオン突破の大ヒットとなったデビューシングルは、テレビだけでなく街のいたるところでも耳にするほどだ。それに伴い、2組は全国各地のテレビ番組に出演したり、「#ライバルがいるって最高だ」をキャッチフレーズにしたパネル展を開催したりと、目まぐるしく活動を行なってきた。そんなSixTONESとSnow Man2組の魅力を伝えてきた「SixTONES&Snow Man徹底解剖」。第9弾となる今回は、知れば知るほど沼にハマっていくSnow Man・渡辺翔太に注目したい。

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 渡辺は1992年11月5日生まれの27歳。ジャニーズ事務所に入所したのは2005年6月のことで、両親から「NHKのスタジオパークに行こう」と言われて行った先がジャニーズのオーディションだったという。オーディションに合格した渡辺はその日のうちに取材を受け、すぐに舞台に出演。なんともスピーディーにジャニーズ人生をスタートさせている。2007年頃にはHey! Say! JUMP・髙木雄也、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、北山宏光、ジャニーズJr.の野澤祐樹とともにジャニーズJr.内グループ・Jr.BOYSに所属。2009年にはSnow Manの前身であるMis Snow Manに加入し、ジャニーズJr.歴14年7カ月という長い下積み期間を経てデビューを掴んだ。ちなみに、メンバーの宮舘涼太とは幼馴染の関係というから驚きである。

 そんな渡辺は、自分のビジュアルに力を入れているメンバーである。実際本人も『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ系)内で、「(見た目に)夢見てみんなパフォーマンスを観に来てくれるっていうことがあるので、僕はキャラの前にまず見た目の華やかさとかキラキラ感を大事にしたい」と語っていた。最近でも『新春しゃべくり007』(日本テレビ系)をはじめ、様々なバラエティ番組に出演した際、美容クリニック5軒をはしごしている話をしており、美容に関する飽くなき探究心を披露してきた。そこには、“アイドル”としてどうすれば観客が楽しんでくれるかを考え抜いた彼の思いが反映されているのだろう。そうした努力もあり、彼のビジュアルに惹かれてSnow Manが気になり出す人も少なくない。

 しかし、それだけではないのが渡辺の“沼”の深さだ。まずは、なんといっても歌声が良い。Snow Manというグループ自体がアクロバットを売りにしており、派手なパフォーマンスに目が行きがちだ。しかし歌に注目すると渡辺の歌声の良さが分かる。癖のない真っ直ぐかつ甘めの声で、高音も伸びがある。『ジャニーズJr.祭り2018』で中山優馬の「交差点」を歌ったことがあるが、渡辺のスイートボイスが活きたナンバーになっていた。彼が今後Snow Manの“歌”をメインで担当していくことは間違いないだろう。

 このように「格好いい」印象の渡辺だが、蓋を開けると思わず笑ってしまう面白い一面も持っている。ジャニーズJr.チャンネルにアップされている動画のいたるところにそんなシーンが見られるが、個人的におすすめしたいのはISLAND TVにアップされている「何やってんだよ」シリーズ。もともとはSixTONES・田中樹が全裸で動画撮影をしており、それに対して渡辺も上半身裸で抗議していたのが始まりだ。そこからSixTONESメンバー一人ひとりに「何やってんだよ……、どうしちゃったんだよ……」とメッセージを送る動画が次々アップされている。見てるこちらが「渡辺こそ何やってんだよ……」と突っ込みたくなるこの動画は、あまりにもシュールで謎の笑いに包まれている。Twitter上でも話題になり、ついにはラジオ番組『らじらー!サタデー』(NHK第一)でコーナーにまでなったシリーズだ。この笑いのセンスが大きなギャップとなり、渡辺翔太という人物を知れば知るほど、沼の深みにハマっていくのである。

 その他にも、最近では『監察医 朝顔』(フジテレビ系)や『頭取 野崎修平』(WOWOW)に出演するなど、演技面での活躍も増えてきている渡辺。今後も様々な分野での活動が増えていくであろう彼の沼に、今年も多くの人が落ちていきそうだ。(高橋梓)

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