「MINAMATAーミナマター」のキャスト、真田広之のインタビュー映像がYouTubeで公開された。

ウィリアム・ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスが1975年に発表した写真集「MINAMATA」を原案とする本作。熊本県水俣市のチッソ工場が排出した有害物質を原因とする水俣病で苦しむ人々を、ユージンが写真に収めていくさまが描かれる。ユージンをジョニー・デップ、アイリーンを美波が演じ、アンドリュー・レヴィタスが監督を務めた。

真田が本作で演じたのは、チッソに補償を求めるため闘う運動のリーダーであるヤマザキ・ミツオ。ヤマザキのモデルとなった人物の1人は、水俣病患者救済運動の先頭に立ち“闘士”と呼ばれた川本輝夫氏だ。川本氏は1999年2月に死去するまで、水俣病患者の救済に尽力した。

プロデューサーら製作陣が熱望した結果、本作に出演することになった真田。彼はインタビューでデップの「情熱と勇気」をたたえ、「この映画を通して知ったことを、現代や未来に生かしていただけると何よりうれしい」と語っている。

「MINAMATAーミナマター」は9月23日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。

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