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『PLAY 25年分のラストシーン』小野賢章がナレーション務めた予告編公開 新公開日は11月6日に

リアルサウンド

20/7/29(水) 12:00

 新型コロナウィルスの感染拡大防止により公開を延期していたフランス映画『PLAY 25年分のラストシーン』の公開日が11月6日に決定し、日本語版予告編が公開された。

参考:予告編はこちら

 本作は、1990年代から2010年代まで、25年にわたり撮り続けたホームビデオの映像をつないで振り返る手法で、当時の時代の空気感をリアルに再現した意欲作。90年代カルチャーを彩るジャミロクワイ、オアシス、レニー・クラヴィッツ、アラニス・モリセットなど、それぞれの時代を感じさせる名曲とともに人生を“PLAY(再生)”していく。主人公マックスを演じるのは人気コメディアン、マックス・ブーブリル。盟友アントニー・マルシアーノ監督のアイデアに惚れ込み、共同で脚本も手がけた。

 公開された日本版予告編は、「撮り続けて25年になる。最初から再生しよう」と30歳の主人公マックスがセルフカメラに語りかけるシーンから始まり、13歳のとき初めてビデオカメラを手にした自分の姿へとつながれる。家族や一緒にふざけ合った友達の笑顔、仏サッカーW杯でのどんちゃん騒ぎ、そして初恋のエマから「私のこと好きなの?」と聞かれても素直になれず、失って初めて知る自分の現実。そして新たに「映画」のラストシーンを準備することを決意するマックスの姿が。

 マルシアーノ監督は、時代の空気感を再現するために、90年代のビデオ画質に近づけるカメラテストを半年かけて行ったり、ラッシュフィルムのようなラフさを演出するため、あえて聞き取れないセリフを入れるなど、通常とは逆の整音作業にもこだわったという。さらに、1990年代~2010年代には、世界を揺るがす大事件も起きたが、2001年米同時多発テロ事件や2015年パリ同時多発テロ事件などは編集でカットした。その理由について「人生の悲しい出来事を撮るためにビデオカメラを使うわけではない。マックスがカメラに夢中になったのは、ありふれた日常の中にある平凡な幸せと、いつも自分のそばにいてくれた大切な人たちを記録するためだったのだから」と監督は語る。

 またこの日本版予告のナレーションを担当したのが、映画『ハリー・ポッター』シリーズの主人公ハリー・ポッターや『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公マイルス・モラレスの声を担当するなど、映画、アニメなど幅広い作品で活躍中する小野賢章。主人公の気持ちを代弁するように、「13歳から撮り続けた“僕の25年間”そこにはいつも君たちがいた」「未来は変えられるから、とっておきのラストシーンを」と語りかける。(リアルサウンド編集部)

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