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「ウエスト・サイド」Season2に村上虹郎、森崎ウィン、宮澤エマ、田村芽実

ナタリー

19/10/2(水) 4:00

左から宮澤エマ、村上虹郎、森崎ウィン、田村芽実。

東京・IHIステージアラウンド東京で上演される「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2」の出演者が明らかになった。

約7カ月にわたって実施される本公演では上演が3シーズンに分けられ、それぞれ異なるキャストが登場。2020年2月1日から3月10日まで上演される「Season2」では、トニー役に村上虹郎と森崎ウィン、マリア役に宮澤エマと田村芽実がキャスティングされたほか、アニータ役のMay J.と宮澤佐江、リフ役の上口耕平と小野賢章、ベルナルド役の渡辺大輔と廣瀬友祐が出演する。このほかのキャストには田山涼成、山口馬木也、辰巳智秋、岩崎う大(かもめんたる)も名を連ねた。チケットの一般販売は11月30日12:00にスタート。

出演に際し村上は「『大丈夫かな?』っていまだに思っているくらい、僕にとっては大挑戦です。ダンスの基礎もなく、自分が立っているところの景色もわからなくて身構えている状態ですが、その新鮮さが爆発すればいいかなと思っています」と意気込みを述べ、森崎も「歌も好きなので、この作品に取り組むことで次に繋がるような頑張りを見せていきたいという気持ちです。努力だけは誰にも負けません」とコメントしている。

1957年初演の「ウエスト・サイド・ストーリー」は、脚本をアーサー・ローレンツ、音楽をレナード・バーンスタイン、作詞をスティーブン・ソンドハイム、原案と初演時演出・振付をジェローム・ロビンスが手がけたミュージカル。今回はIHIステージアラウンド東京のためにデイヴィッド・セイントが演出を施し、振付リステージングをフリオ・モンへが担当。日本語版の翻訳・訳詞は竜真知子、演出補はマイケル・マストロと薛珠麗が務める。

なおIHIステージアラウンド東京では、10月27日まで「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』」の来日公演が実施中。その後同劇場では11月6日から2020年1月13日まで日本語版が上演され、宮野真守、蒼井翔太、北乃きい、笹本玲奈らが出演する。

村上虹郎 コメント

「大丈夫かな?」っていまだに思っているくらい、僕にとっては大挑戦です。ダンスの基礎もなく、自分が立っているところの景色もわからなくて身構えている状態ですが、その新鮮さが爆発すればいいかなと思っています。様々なジャンルの共演者と一緒にやることで、僕にしかない視点で「これは素敵だな」とか「この人には敵わないけど何か盗みたいな」と思う部分があるでしょうし、自分の知らない自分が見られるんじゃないかなと思っています。これまでの舞台でも毎日スタッフやキャストの方々と過ごして、自分の恥ずかしい部分やできない部分をさらけ出してきました。今回もかなりご迷惑をおかけすると思うんですけど(笑)この作品のファンの方も、ミュージカルファンの方も、僕みたいに普段あまりミュージカルに触れていない方々も、映画や舞台もそんなに見たことないという方々にも、本当に大満足していただいてそこからミュージカルおたくになるくらいハマっていただけるように、僕がまずその努力をしてみなさんに心底楽しんでいただけたらいいなと思っています。

森崎ウィン コメント

世界中でたくさんの人々に愛されているこの「ウエスト・サイド・ストーリー」に出演させていただくことになり、ちょっとずつプレッシャーを感じている自分がいます。一方で、こんなに大きなミュージカル作品は初めてなので、楽しみでしかないという想いもあります。“初”ってわくわくするのですが、その分緊張もします。でも、まさに人生の新たな一歩を踏み出そうとしているこの感じがなんとも言えない。言葉では言い表せない興奮と緊張とわくわくが止まらない、そんな感覚です。
歌も好きなので、この作品に取り組むことで次に繋がるような頑張りを見せていきたいという気持ちです。努力だけは誰にも負けません。また、360°回転する劇場に立てる機会はそうそうないと思うので、そういったことへの感謝を忘れず、とにかくがむしゃらにやっていきたいです。とにかく見にきてください。待ってます!

宮澤エマ コメント

私と「ウエスト・サイド・ストーリー」の出会いは中学三年生の時。学校の催し物でAnybodys役を演じました。その時は背伸びしてもなれる訳がないと思っていたマリア役のオーディションに躊躇しましたが、ミュージカルの金字塔ともいうべきこの作品に出演できるかもしれない機会を逃して後悔するくらいなら、と挑ませて頂きました。マリア役をやらせて頂くなんて未だに夢の様ですが、無垢な優しさの中に凛とした強さを持つ、ヒロインの中のヒロインに全身全霊で応えたいと思っています。暴力に愛のみで立ち向かおうとする彼女、彼らの姿は、今回1950年代後半のニューヨークの街並みに入りこんだかの様なセット、常に動き続ける転換によって、より美しく、より希望に満ち溢れている印象を受けました。遠い過去の、外国の話ではなく、今もなお私たちに語りかける強さを持つこの作品を今、東京で上演出来ること、出演できる事を心から嬉しく思います。

田村芽実 コメント

幼い頃から大好きだった「ウエスト・サイド・ストーリー」にマリア役で出演できること、未だに信じられません。オーディションには“何としてでもこのチャンスを掴みたい”という強い気持ちで挑みました。数日後、マネージャーから、「マリア決まったよ!」と言われた日は発熱してしまう程嬉しかったです。この作品に出演できる喜びを噛み締め、マリア役を演じる責任を受け止めながらステージに立ちたいと思います。
そして先日、来日公演を拝見しました。360°回転するIHIステージアラウンド東京での「ウエスト・サイド・ストーリー」は圧巻です。ご来場下さるお客様にも作品の一員となっていただけたら嬉しいです。精一杯努めさせていただきます!

「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2」

2020年2月1日(土)~3月10日(火)
東京都 IHIステージアラウンド東京

原案・初演時演出・振付:ジェローム・ロビンス
脚本:アーサー・ローレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム

ステージアラウンド版オリジナルスタッフ

演出:デイヴィッド・セイント
振付リステージング:フリオ・モンヘ

日本語上演版STAFF

翻訳・訳詞:竜真知子
演出補:マイケル・マストロ、薛珠麗

キャスト

トニー:村上虹郎、森崎ウィン(Wキャスト)
マリア:宮澤エマ、田村芽実(Wキャスト)
アニータ:May J.、宮澤佐江(Wキャスト)
リフ:上口耕平、小野賢章(Wキャスト)
ベルナルド:渡辺大輔、廣瀬友祐(Wキャスト)

ドク:田山涼成
シュランク:山口馬木也
クラプキ:辰巳智秋
グラッドハンド:岩崎う大(かもめんたる)

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