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仲野太賀と草なぎ剛が兄弟役、『拾われた男』実写化をディズニープラスで独占配信

ぴあ

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ウォルト・ディズニー・カンパニーが10月14日、Disney+(ディズニープラス)で配信されるラインナップ発表イベント「APACコンテンツ・ショーケース」を都内で開催。アジア太平洋地域(APAC)で制作される18のオリジナル作品を含む20作以上の新しいコンテンツを初披露し、人気コミック『ガンニバル』のドラマ化プロジェクト、人気エッセイをドラマ化する『拾われた男』の製作が発表された。

イベントには『拾われた男』の原作者である俳優の松尾諭をはじめ、主演を務める仲野太賀、共演する伊藤沙莉、草なぎ剛が出席した。同著は個性派俳優として数多くの作品に出演する松尾が、自身の波乱万丈の俳優人生を描いた“自伝風”エッセイ。一枚の航空券を拾った事をきっかけに、恋人との運命的な出会い、長年疎遠だった兄を救うためのアメリカへの旅路など、不思議な縁のめぐり合わせをユーモアたっぷりに描き出す。

原作者として登壇した松尾は「浮かれないようにしているんですが、正直なところ浮かれております」と声を弾ませ、「僕のことを意識せず、自由気ままに演じてもらえたら」と俳優陣にエールを送った。主人公を演じる仲野は「不思議な気持ちでいっぱい。松尾さんに怒られないように楽しく演じられたら」と抱負をコメント。「松尾さん……、あっ、松尾“先生”の原作は物語以上にドラマチックなことが描かれているし、登場人物も愛おしい人たちばかり。いろんな感情の機微が詰まっているので、それを余すことなく表現できれば」と意気込んだ。

主人公の恋人を演じる伊藤は、プライベートでも松尾と親交があるといい「大役を任されました。実はちょっと前に、松尾さんから『君にやってほしい役がある』と言われていたんです。先生からオファーを……」と回想。また、主人公の兄を演じる草なぎも「松尾先生から役をいただきまして、ありがたい限り。グッとくるものがある原作なので、松尾先生に怒られないように頑張りたいと思います」と語り、当の松尾は恐縮しきりだった。

なお、『ガンニバル』のドラマ化プロジェクトでは、俳優の柳楽優弥が主演を務める他、ポン・ジュノ監督がその才能を認めた片山慎三監督と、今年のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞した大江崇允(『ドライブ・マイ・カー』)のタッグが実現することになった。

Disney+(ディズニープラス)では、ディズニー、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、ナショナル ジオグラフィック、新たなブランドであるスターが有する膨大なラインナップに加えて、APACで受賞歴がある新進気鋭のコンテンツ・クリエイターによるコンテンツを追加。各地域の状況に応じて、今後これらのAPACの新作を配信する予定で、2023年までに50作を超えるAPACオリジナル作品に取り組むことになっている。

【ルーク・カン(ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックのプレジデント)のコメント】
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、これまで何十年にもわたり、消費者にエンターテイメントをお届けし、この地域のクリエイティブ・エコシステムにとって不可欠な役割を果たしてきました。今日、私たちは、ディズニーのグローバルなリソースと、APACの最高峰のコンテンツ・クリエイターたちを組み合わせ、ディズニープラス向けオリジナル・ストーリーの企画制作に、新たに着手することを決意いたしました。OTTサービスが主流となり、APACから世界最高峰のコンテンツが登場し、消費者の評価もより厳しくなる中、この地域で最高峰のコンテンツ・クリエイターたちと深く協力し、世界中の観客に向けて他に類を見ない物語を提供する絶好のタイミングであると、私たちは確信しています。

取材・文・写真=内田涼

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