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ダニー・ボイルとリチャード・カーティス 『イエスタデイ』で夢のコラボレーションが叶った理由

リアルサウンド

19/9/12(木) 9:00

 10月11日に全国公開となる『イエスタデイ』より、監督を務めたダニー・ボイル、脚本を手がけたリチャード・カーティスらのコメントが公開された。

参考:エド・シーランが出演作『イエスタデイ』に楽曲提供 本編のみで聴くことができる書き下ろしも

 本作は、「もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまっていたとしたら!?」というユニークな設定で、音楽、夢、友情がザ・ビートルズの名曲に彩られ展開していく壮大なドラマ。ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、エド・シーランらが出演している。

 イギリスを代表するボイルとカーティスの豪華タッグでも注目を集めている本作。プロデューサーのティム・ビーヴァンは、作風が全く異なる2人には強い繋がりがあったと語る。「1980年代後半から90年代初頭、2人はそれぞれ『トレインスポッティング』と『フォー・ウェディング』で頭角を現し、イギリス映画の認識を完全に覆した。イギリス映画で成功を収め、イギリスで映画を作り続けている。2人が一緒に映画を作るのは必然だった」と断言し、「今回、リチャードとダニー、ビートルズの名曲、ワーキング・タイトルというイギリスを代表するクリエイティブな才能がタッグを組んだことになる」と自信をみせている。

 カーティスは、「脚本が完成すると、真っ先にダニー・ボイルが頭に浮かんだ」と振り返り、「ボイルに監督を受けてもらえると思っていなかった。ある意味、僕の『フォー・ウェディング』は『トレインスポッティング』のアンチで、逆もまた然りだから、断られると思っていたんだ」と本音を明かしている。一方、脚本を受け取ったボイル監督は、「脚本を一気に読んですぐに返信した。お気に入りの言葉で感想を表現したよ。イギリスの詩人コールリッジがワーズワースを称賛するのに使った、“独創的な天才”という言葉を真似た」と絶賛し、見事夢のコラボレーションが叶った。

 また、「キャリア初期に低予算で『シャロウ・グレイブ』や『トレインスポッティング』を作って以来、色々な人に“次は何を撮る? これをやれ、いやあっちだ”と言われて嫌気がさしたんだ」とかつてのデビュー当時の心境を振り返る。「私にとってのロマンティック・コメディー『普通じゃない』を監督した。自分ではすごく気に入っているけど、編集前にリチャードの『ノッティングヒルの恋人』の脚本を読んで、この作品こそ最も純粋な意味でのロマンティック・コメディーだと気づかされたよ」と賛辞を贈るボイル監督。「今回、彼が脚本を書く過程に関わることができて、そして愛を信じる温かい映画を観客に届けることができて嬉しいよ」と喜びを語っている。(リアルサウンド編集部)

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