Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞&主題歌賞ノミネート 『ハリエット』2020年3月公開へ

リアルサウンド

19/12/13(金) 17:00

 第77回ゴールデングローブ賞で主演女優賞と主題歌賞にノミネートされた『ハリエット(原題)』が、2020年3月より、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショーされることが決まった。

参考:『テッド・バンディ』ドキュメンタリー作家だからこそ描けた、連続殺人鬼の恐怖 観客の先入観を暴き出す手法に

 本作は、アフリカ系アメリカ人女性として史上初めて新20ドル紙幣に採用され、アメリカでは誰もがその名を知る隷解放運動家、ハリエット・タブマンの激動の人生を映画化した人間ドラマ。2020年1月に日本でミュージカルコンサートが予定されているミュージカルスターのシンシア・エリヴォがハリエットを演じ、第77回ゴールデングローブ賞で主演女優賞にノミネートされた。

 1849年、アメリカ中部大西洋岸に位置するメリーランド州ドーチェスター郡。“ミンティ”ことアラミンタ・ロス(シンシア・エリヴォ)は、ブローダス一族が所有する農園の奴隷として、幼いころから過酷な生活を強いられていた。そんな彼女の願いは、いつの日か自由の身となって家族と共に人間らしい生活を送ることだった。ある日、奴隷主のエドワード・ブローダス(マイケル・マランド)が急死する。借金の返済に迫られたエドワードの妻エリザと跡取り息子のギデオン(ジョー・オルウィン)は、ミンティを売りに出す。悲運を察知したミンティは、南部に送られる前に脱走を決意。読み書きのできない彼女は、神の導きと夜空に輝く北極星だけを頼りに、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指してたった1人で旅立つ。

 執拗に追ってくるギデオンから命からがら逃げ切ったミンティは、ついに州境を越えることに成功。必死の思いでフィラデルフィアの反奴隷制協会にたどり着いた彼女は、奴隷制度廃止運動家ウィリアム・スティル(レスリー・オドム・Jr.)と運命的な出会いを果たす。やがて彼女はハリエット・タブマンという新しい名で自由な一市民として新たな人生を歩み始め、スティルが紹介してくれた女性実業家マリー・ブチャノン(ジャネール・モネイ)の支援を受けてメイドとして働くように。しかし、いまだに夫のジョン(ザッカリー・モモ)や、奴隷として酷使され続けている家族と離れ離れのままでいる状況に苦しんでいた。脱走奴隷であることが露見すれば自由どころか命さえ失いかねない危険な状況のもと、ハリエットは愛する家族を救出すべくメリーランド州に舞い戻ってくる。やがて、奴隷制度廃止運動家たちの秘密組織“地下鉄道(アンダーグラウンド・レールロード)”の一員となったハリエットは、奴隷の逃亡を手助けする“車掌”としてめざましい活躍を見せる。そんななか、逃亡奴隷法が制定され、奴隷主たちに州外に逃れた元奴隷たちを連れ戻す権利が認められた。自らもギデオンや懸賞金稼ぎの奴隷ハンターたちに追われる身でありながら、ハリエットは果敢にも何度となくメリーランド州に舞い戻り、数多くの奴隷たちを自由の地へと導き続けた。いつしか彼女は、ユダヤの民を率いてエジプトから脱出したモーセになぞらえて“黒人たちのモーセ”と呼ばれる存在になっていた。

 監督を務めたのは、『プレイヤー/死の祈り』などで知られる女性監督、ケイシー・レモンズ。全米では2019年11月に公開され、全米ボックスランキングでは初登場4位を記録した。テーマ曲の「スタンド・アップ」も第77回ゴールデングローブ賞で主題歌賞にノミネートされた。(リアルサウンド編集部)

アプリで読む