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山口真帆の芯ある姿を「ショコラの魔法」監督がたたえる「いい映画になると確信」

ナタリー

「ショコラの魔法」舞台挨拶に出席した山口真帆(左)、森脇智延(右)。

「ショコラの魔法」の先行プレミア上映が6月16日に新潟・イオンシネマ新潟南で開催され、舞台挨拶にキャストの山口真帆、監督の森脇智延が出席した。

本作は食べるだけで願いが叶うチョコレートをめぐって展開するファンタジーホラー。不思議なチョコレートを作る魔女ショコラティエ・哀川ショコラを山口、チョコの謎に迫ろうとする聖蘭学園の新聞部部員・飯田直を岡田結実が演じた。

山口は「舞台挨拶のチケットが即日完売したことを聞いて、とてもうれしく思っております。また都内では雨が降っていたのですが、新潟に着くと天気もよくて。先行上映が新潟県で本当にうれしいです!」と挨拶。続く森脇が「新潟県はスキーでしか来たことがないのですが、スタッフからタレかつ丼がお薦めと言われて…」と話すと、山口も「タレかつ丼とへぎそばのセットが私のお薦めです」と述べた。

森脇は山口と初めて顔を合わせた際を回想し、「山口さんからは独特な間を持った雰囲気を感じました。さらに衣装に着替えると、哀川ショコラのインパクトが強くてどのように接したらいいか……」とコメント。一方の山口も「私も監督の印象が関西人気質だったので、どのように接していいか最初はわからなかったです」と言いつつ「監督は私を和ませようとしてくださっていたのだと思います」と当時を振り返った。

話題は現場でのエピソードにも及び、森脇は「ショコラの撮影初日はすごく寒い日で途中で雨も降ってきたんです。でもそれにも負けず、芯のある姿勢で立ち、歩いている姿を見たとき、これはいい映画になるなと確信したことを覚えています」と山口の気合いをたたえる。また、山口はパティシエの鎧塚俊彦が映画のために作ったチョコレートに言及。「見た目もさることながら、おいしかったです!」と感想を伝えると、森脇は「僕は食べられず……。スタッフが群がって食べていました(笑)」と言って会場に笑いを起こした。

最後に森脇は「素敵な原作の世界観をもとに、弱さや嫉妬といった人間の奥深いところを切り取って作り上げました」とアピール。山口は「皆さんとここで出会えたことを本当にうれしく思っています。公開まであと2日ですが、がんばっていきたいと思います」と挨拶し、イベントを締めた。

みづほ梨乃のマンガを実写化した「ショコラの魔法」は、6月18日より全国で順次ロードショー。

(c)2021 みづほ梨乃・小学館/映画「ショコラの魔法」製作委員会

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