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日本舞踊協会による映像作品『地水火風空 そして、踊』製作決定 1月2日PIA LIVE STREAMにて配信

ぴあ

20/12/22(火) 13:00

日本舞踏協会『地水火風空 そして、踊』

日本舞踊協会が映像作品公演『地水火風空 そして、踊』を製作し、2021年1月2日(土)よりPIA LIVE STREAMにて配信されることが決定した。

コロナ禍により舞台での上演に制限や制限がかかり、先行きの見えない不安に晒されている日本舞踊家。そんな中、公益社団法人日本舞踊協会が『地水火風空 そして、踊』を通じて長い歴史を持つ日本舞踊の魅力を発信する。作・演出を務めるのは、スーパー歌舞伎やラスベガスでの歌舞伎海外公演の振付など多方面で活躍する尾上流家元。若手日本舞踊家の藤間爽子が主演を務め、演奏・作曲・プロデュースと多岐に渡る活躍で知られる藤舎貴生が音楽を担当。作品のラストには、自身が作曲した「幸魂奇魂」を新たにリミックスした楽曲が使われる。

この度、日本舞踊協会は作品のコンセプトを表現するため、オールロケ撮影を敢行。松本白鸚の祈りを神々しく描く冒頭では東京・乃木神社、潔斎のシーンは、奇跡の清流と言われる高知県仁淀川で、そして今回ロケ撮影の中心となったのは、世界的な現代美術作家杉本博司氏が設立した神奈川県・小田原の江之浦測候所だ。芸能の原点回帰ともいえる祈りに焦点をあて、踊り・音楽・豊かな自然が織りなす新感覚の映像舞踊作品『地水火風空 そして、踊』に期待してほしい。



<作・演出 尾上菊之丞コメント>
「私たち日本舞踊家にとって、五大や五輪と言われる五つの要素、地・水・火・風・空の他にもう一つ、『踊』という要素が生きていくために必要である。」
これこそが作品タイトル「地水火風空 そして、踊」に込めた思いです。
日本の踊りは古来より五穀豊穣や子孫繁栄、病気平癒といった人々の祈りと願いを、人間の身体を通して表現し神仏に捧げたものです。踊りの原点ともいえる祈りと願いを、映像芸術として観客の皆さまに届けることに挑戦しました。
踏みしめる足は大地を鎮め、祈りの跳躍は炎を揺らす、突き上げる手は風を呼び込み、流れる水に清められた乙女は、天女となって空高く舞い上がる。そして、私たちはまた踊りだします。

【公演概要】
公益社団法人日本舞踊協会 映像作品配信公演『地水火風空 そして、踊』
配信日時:2021年1月2日(土)12:00〜1月15日(金)23:59
配信メディア:PIA LIVE STREAM
チケット:3,500円(税込)
※チケットの購入には、会員登録(無料)が必要です
※別途チケット発券手数料がかかります
チケット販売期間:2020年11月21日(土)12:00~1月14日(木)23:59
チケット購入ページ:https://w.pia.jp/t/chisuikahuukuu/

出演者:
雨乞いの乙女・天女 / 藤間爽子
神官 / 市山松扇、花柳寿楽、若柳吉蔵、僧/猿若清三郎、西川大樹、花柳寿美藏、若柳里次朗
雨乞いの乙女たち / 花柳喜衛文華、花柳笹公、花柳秀衛、坂東はつ花、藤間眞白、藤間蘭翔
田植え踊りの男たち / 花柳輔蔵、花柳昌鳳生、藤間豊彦、藤間涼太朗

祭司 / 松本白鸚

https://nihonbuyou.or.jp/Performances/detail/385

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