Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

Mia REGINAが明かす、3人ならではの表現への気づき「それぞれが思う100点のパフォーマンスを」

リアルサウンド

19/8/29(木) 18:00

 Mia REGINAがニューシングル『無謬の花』をリリースした。

 このシングルの表題曲は現在放送中のTVアニメ『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』(AT-X、TOKYO MXほか)のエンディング主題歌。アコギやピアノ、ストリングスをフィーチャーしたオーガニックなバラードナンバーだ。

 今春よりライブにリリースにと半ばワーカホリック気味に活動を展開しているMia REGINAにとって、果たして今回の正統派バラードはどんな1曲なのか。彼女たち、そして最新ナンバーの現在地を探った。(成松哲)

「合わせない」ことで生まれる唯一無二のアンサンブル

ーー令和になる直前くらいからここまで、Mia REGINAさん、忙しすぎません?

一同:あはははは(笑)。

ーー4月にアニメ『せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ』の主題歌集をリリースして、翌月にはアニソンカバーアルバム『RE! RE!! RE!!!』を発表。6月にはレーベルのフェス『ランティス祭り2019』に出演して、今月はシングル『無謬の花』をリリースする、と。しかもその間、対バンライブなんかにもチョコチョコ出ていますよね。

霧島若歌(以下、若歌):さらに来月ワンマンライブがあるんですよ。

ささかまリス子(以下、リス子):回遊魚なんで(笑)。

ーー動いていないと死んじゃう?

上花楓裏(以下、楓裏):このくらいが普通のペースだと思っているので、なにか仕事や用事がないと心配になってきちゃいますね。

ーーで、そのシングル『無謬の花』なんですけど、まずガツンとくるタイトルですよね。

楓裏:私たち自身、初めて聞かされたときは「これなんて読むんですか?」って感じでした(笑)。

リス子:あと漢字が全体的に四角い!(笑)。作詞家の松井洋平さん(TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND)に以前書いてもらった曲のタイトルが「ガールズ・オンリー・ミラクル!」だったから「おーっ、180°違う」ってビックリしました。でもすごく文学的な、“タイトル感”のあるタイトルですよね。

ーーで、サウンドもタイトルどおりというか、ガッツリ聴かせるバラードで。この曲が『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』というタイトルのアニメのエンディングテーマだって初めて聞いたときにはちょっとビックリしました。

若歌:私も原作のライトノベルを読んでいなかったので、タイトルの印象でワイワイした、いわゆるハーレムアニメなのかな、と思っていて。「そのエンディングがこんなにしっとりしたバラードでいいのかな?」って思ってました。

ーーでもタイトルの強烈さとは裏腹に、エロティックなギャグが連発されはするんだけど、比較的抑制の効いたコメディだから……。

若歌:出てくる女の子は確かに変なんだけどすごくキレイな作品だから、このエンディングがちゃんと似合ってますよね。自然とエンディングに入れるというか。

ーーこのアレンジについては? アコギとピアノを中心に構成していて、途中から生のストリングスが入ってくる、ホントにナマ感のあるシンプルにいい曲ですよね。

楓裏:バラードが好きなのでシンプルでいいな、って思ってました。

ーー昨年、ミディアムバラード「Dear Teardrop」についてお話をうかがったとき(参考)にもそう言ってましたもんね。

楓裏:速い曲って噛みがちなんですよ(笑)。このくらいのテンポだと気持ちを込めて歌いやすいんですよね。

リス子:私もミュージカルが好きだったりするので、こういう大胆なメロの移動がある情感込もったバラードは好きなので「たっぷりと歌える曲だ!」ということで楽しく歌わせてもらいました。

若歌:「Dear Teardrop」や『RE! RE!! RE!!!』でカバーさせてもらった「タキシード・ミラージュ」くらいしか、3人でバラードを歌う機会がなかったので、それもちょっとうれしかったですね。新しい挑戦のような気がして。

ーー「Dear Teardrop」のインタビューのとき、あのシングルが第2期Mia REGINAのスタートの1枚になったとおっしゃっていましたよね。

リス子:はい。

ーーで、その後カバーアルバムをリリースして、今回はガッツリ、バラードを歌い上げている。今のMia REGINAチームってどんな作戦を立ててるんですか?

リス子:カバーアルバムで方針がハッキリした気がします。『純正エロティック』というシングルをリリースした頃(参考)、このあとの私たちの行く先がなんとなくモヤっと見えてきて、『RE! RE!! RE!!!』で「はい、はい、はい。わかった、わかった」ってなった感じで、その結果がこのシングルに落とし込まれてるのかな、って思ってます。

ーーその“わかった”ものって具体的に言葉にできたりします?

リス子:3人で合わせない!

ーー合わせない?

リス子:「声のキャラクターや歌い方を3人で一生懸命揃えて平均点を叩き出しましょう」じゃなくて、それぞれが思う100点のパフォーマンスをとりあえずやってみることにしたんです。「若歌様はどうするの?」「楓裏さんはどうする?」って周りをキョロキョロしながら歌うと平均点は取れるかもしれないけど、その平均点自体が下がっちゃうので。なのでほかの2人のことは考えず自信を持って、私は私の考える100、若歌様も若歌様の100、楓裏さんも楓裏さんの100を発揮したほうがいいパフォーマンスを発揮できることに気づいたんです。

メンバーとリスナーの数だけ物語が生まれる「無謬の花」

ーー確かに「無謬の花」を聴いていると3人の声や歌い方の違いが明確なくらい明確なんだけど、てんでバラバラではない。ちゃんと3声のハーモニーとして成立していますよね。

若歌:長年の付き合いの賜物、って感じですね(笑)。

リス子:あとは「純正エロティック」の頃にダンスの先生が「リス子はこう」「若歌はこう」「楓裏はこう」ってそれぞれのキャラクターを与えてくれた上で「3人それぞれ突き抜けよう!」って言ってくれたのがきっかけにもなってますね。

ーーそのそれぞれのキャラクターって?

リス子:私はちょっと落ち着いていて、大人っぽい妖艶な感じもありつつも……ダンスの先生曰く「ヘナチョコな峰不二子」(笑)。……ほら、あれ、Mia REGINAのスローガンってなんだっけ?

ーーホントにヘナチョコだ(笑)。

若歌:「強く、気高く、親しみやすく」。

リス子:そうだ! その要素がすべて入ったキャラクターなのかな、と思ってます。

ーー楓裏さんは?

楓裏:私は「なにしてるの?」っていうキャラクターで……。急に叫んだり、観ている方を「あの人メッチャやる気ないじゃん」みたいな気持ちにさせる、一番変なパートを担当しています(笑)。

ーーそうですか? 何度かライブを拝見させていただいたことがあるんですけど、しちゃんとなさってるじゃないですか。

リス子:ライブではちょっと省エネなんですよ。MCとかも私たちは「みなさーんっ!」くらいのテンションなんだけど、楓裏さんは(小声で)「みなさ〜ん」くらいのテンションなので。

ーーあとライブやリリースの告知を担当なさってますよね。

若歌:そういう声を張らないパートが楓裏さんの担当です(笑)。で、私はその逆に飛び跳ねるみたいな。一番ジャンプします!

ーー聞くだに「この子、おバカなのかしら?」って感じですけど……。

若歌:あはははは(笑)。一番元気のいいキャラクターなんです。ジャンプするところでは全力でジャンプするし、ハンドクラップするときも全力で手を叩く。なのに隣の楓裏さんを見たら、なんか指先を重ねるくらいのテンションで手を叩いてるから「あれっ? 私と楓裏さんで疲れ具合が違わなくね?」ってなるんですけど(笑)。

ーーでもそうやって3人のスタンスや温度感が違うから、それぞれの声のキャラクターを楽しめもするし、でもそれぞれがそれぞれのキャラクターを理解しているからハーモニーも成立する、と。

リス子:「絶対に合わせないぞ!」っていう気持ちが合ってるから成立するんでしょうね。

若歌:おっしゃるとおり、それぞれの強みはもうわかっているので、合わせようとしなくてもなんか合っちゃうところがあるのかな、とは思ってます。

ーー一方、歌詞については?

若歌:もちろん好きです。〈変な嗜好が心を包み込んだ瞬間 恋になっていく〉っていうフレーズはうわっ! ……じゃないな、もはやゾッとするくらいドラマチックだと思っていて。すごく文学的だから、絵本を読んでいるような気持ちで歌っています。

楓裏:それでいて言葉自体はわかりやすいから、どう歌えばいいか迷わず、書かれた言葉の印象どおりに歌えました。

リス子:でも単純な物語ではなくて。〈ガラスの靴〉とか出てくるフレーズはちょっと子どもっぽいんだけど、実はちょっと大人の話が描かれているじゃないですか。

ーーちょっとエロティックでもありますね。

リス子:私は〈透き通ってるから、隠してなんておけない ガラスの靴のようなありのままを〉っていう落ちサビフレーズが好きなんですけど、ガラスの靴を心のありように例える比喩表現はかわいいし、しかも〈ガラスの靴〉ってAメロにも出てくるんですよね。その最初の〈ガラスの靴〉フラグを歌詞の終盤で回収しているのも面白かったですし。

ーーそういう歌詞の解釈についても基本的にはほかのメンバーとすり合わせは……。

リス子:そこも3人バラバラですね。だから今の若歌様の話を聞いて「へー、そういうふうにこの曲を聴いてたんだー」ってビックリしました(笑)。

若歌:私もほかのメンバーのことは全然考えてなかったですね。歌詞を私なりに解釈して「自分はこう歌うんだ」っていう気持ちで物語のキャラクターを作って歌ってました。自分で歌詞を書くと、ファンの方がSNSなんかにその歌詞の考察を書いてくれてたりするんですけど、「そのとおり」って思うものもあれば、「全然そういうつもりで書いてないんだけど、そう感じたか」って感心することもあったりして。それと同じだと思うんですよね。メンバー全員それぞれの解釈をしていても、同じ歌詞、同じメロディを歌うのであれば、なんかまとまるんじゃないかなって。

楓裏:私の思うキャラクターのまま歌って「あとは任せた!」って感じなんです。「私なりに歌っておいたので、みなさんよろしくお願いします」って(笑)。

ーーリスナーも解釈は自由? それとも受け取り手にはこう聴いてもらいたい、みたいなことは意識なさるんですか?

リス子:「私はこう感じたよ」っていうことは伝えたいんですけど、聴く方によっては「あっ、この楓裏パートがいいな」「わかるな」っていうこともあるでしょうし。だからこそ3人の歌詞の解釈がバラバラのほうが面白いと思うんですよ。ハマってくれる人が出てくる可能性が3倍になるから(笑)。

ーーさっき若歌さんが言っていたように、3人の解釈とはまったく違う解釈で聴かれても構わない?

リス子:そうなればリスナーさんの数だけ物語が生まれることになるから、面白いですよね。

「恋愛感情ゼロで歌っているところを聴いてください」(楓裏)

ーーレコーディングはスムーズでした?

若歌:急に音階が上がったり、変化球のようなメロディの移動の仕方をする……曲自体がちょっと“変態的”な感じがして、それがいいなと思いつつも、そこに難しさも感じました。バラードを歌い慣れていないということもあって、私はちょっと試行錯誤しましたね。

楓裏:テンポ感としては「Dear Teardrop」と近いんだけど、全然違う曲だし、またあらためてこの曲に似合う歌い方を考えるのにはちょっと悩みました。

ーーリス子さんは?

リス子:最初「バラードなんだから、みんなをふわっと包み込むような慈愛に満ちた歌い方がをするのが一番かな」とも思ってたんですけど、それがイヤで。

ーーそれはなぜ?

リス子:この曲ってみんなに対する愛の歌ではないじゃないですか。ひとりの人に対する愛の歌だから、なるべく対象を狭め狭めにする歌い方をしようと思っていて。とにかく狭い愛を表現することを心がけました(笑)。

Mia REGINA / 無謬の花 Music Video

ーーそしてカップリング1曲目のタイトルは「モバイルバッテリー」。「無謬の花」と同じ松井さん作詞なんだけど、今度は身近にもほどがある単語が飛び出してきましたね。

一同:あはははは(笑)。

ーーで、サウンドは正統派のスカ。スカパンク的な激しさや速さはないんだけど、この絶妙なテンポ感の曲を今の時期に聴くとホントに気持ちいいんですよね。

リス子:避暑地で聴いてる感じですよね。

若歌:山にキャンプに行ってビールを飲んでる、みたいな。

リス子:えーっ、私、軽井沢がいい(笑)。

ーーテントよりもペンションに泊まらせろ、と(笑)。

リス子:カバーアルバムの『RE! RE!! RE!!!』の中でmanzoさんの「マイペース大王」をカバーさせてもらったんですけど、それがスカアレンジだったので、これはその続編という感じ。デモをいただいたとき「おっ、この路線で来たか」って感じだったんですけど、実はカップリング曲の選曲には水島精二監督が携わってくださっていまして。昔から私たちのことを知ってくださっている方だからこそ「マイペース大王」を踏まえた上で「今のMia REGINAにはこういう曲がいいだろうな」と思ってくれたんだろうな、と思ったら、また面白かったですね。

若歌:それに『純正エロティック』のカップリングの「ピンヒール・ムーン」もビッグバンドテイストだったので、ブラスをフィーチャーしたこの曲も今のMia REGINAっぽいなって思いました。

ーーモバイルバッテリーを元気を充電するためのアイテム、誰かと誰かをつなぐアイテムに見立てる歌詞についての印象は?

若歌:しかもこの曲、ラブソングじゃないのが面白いんですよね。このヒロインが歌いかけてる相手は男の子だと思うんです。しかも男の子側には恋愛感情があるんだけど、こちら側にはまったくそういう感情がないという(笑)。

ーー彼の愛に応えてあげてくださいよ。

若歌:彼はただの付き合いの長い友だちなので(笑)。

リス子:または仕事の部下の男の子が失敗をしちゃったから「はいはい、どうしたー?」って愚痴を聞いてる感じ。ラブはゼロですっ!

ーーその設定を踏まえた上で聴き直すと面白いですね。相手の恋愛感情を知っておきながらもシカトする歌(笑)。

楓裏:恋愛感情ゼロで歌っているところをぜひ聴いてください(笑)。

リス子:でも愚痴を聞いてあげるくらいの面倒は見てますから。

若歌:恋愛感情がゼロすぎるだけに、逆に〈ホントに…バカでしょ〉っていうフレーズの〈バカ〉がキツくなりすぎないように気をつけました。

「私は私だから強い」というMia REGINA的強さ

ーーもう1曲のカップリング曲「Healthy」はリス子さん作詞のダンスチューン。ただ打ち込みはド派手なんだけど、ただのハードなダンスナンバーじゃなくて、メロディにもビートにもちょっと大人の余裕みたいなものを感じました。

リス子:K-POPっぽいですよね。

ーーはい。ラップっぽい曲なんだけど、オラついたイカついラップではなくて、いい女が歌うカッコいいラップですよね。こういうビートはお得意でした?

リス子:私はけっこう得意なんですけど、楓裏さんは真逆で。レコーディングが私のあとだったんですけど、楓裏さんのレコーディングブースに入る足取りが重い重い(笑)。

楓裏:ホントに「どうしよう……」って思ってました。すごい早口だから絶対噛むと思ってたし、2人がすごくセクシーに大人っぽく歌ってたので。ただ、それに合わせなきゃいけないのかと思っていたら、ディレクターさんから「合わせなくていいよ」って言われて、それで光というか出口が見えた感じですね。

若歌:私は好きではあるものの歌ったことはなかったので、ちょっと心配だったんですけど、いざ歌ってみたら意外とあっさり歌えました。

ーーそれは“リス子先生”の歌詞が影響しているんでしょうか?

若歌:いや、レコーディングの前日に歌詞が届いたので、じっくり読み込みこむことができなくて……。

ーー“先生”の歌詞の上がりが遅れた?

リス子:“先生”はメチャメチャ仕事早かったですよ(笑)。“先生”が巻きで歌詞を書いたからレコーディングできたんですから。

若歌:レコーディングのころは3人ともけっこうバタバタだったから、リス子も歌詞を書く時間が限られてたんですよ。

楓裏:だから歌いながら歌詞を理解していくって感じでした。

ーー“先生”は作詞なさるときにはやっぱりご自身のことや、若歌さん、楓裏さんのことをイメージしている?

リス子:物語の主人公は3人ではない別の人物なんですけど、Mia REGINAが歌っても不自然にならないようにはしました。物語の主題はこうなんだけど、また別のこういう解釈もできるかな、っていうその「別の」部分に3人らしさを盛り込んでみたり。たとえば1コーラス目の〈あのカフェなら即OK ちょうど新作flavor 試したかったの 30分後に〉なんかはスタバに行っている若歌様と楓裏さんをイメージしてますし。「私は実はそんなに行かないんだけど、みんなはスタバに行くんだろ?」って感じで(笑)。

ーーじゃあその主題となる物語はどこから生まれたんですか?

リス子:作詞のオファーをいただいたときに「強い感じを出してほしい」っていうオーダーがあったんですけど、今のMia REGINAは力強く「おーいっ!」って前に出て行く感じではないな、と思っていて。今の私たちはもっとナチュラルに強い感じ。「私は私だから強い」っていう感じだと思っているので、ファッション誌にあるようなヘルシーさ、「ヘルシーな肌見せ」みたいな、ナチュラルな強さを目指してみました。

ーーそして小技の効いた歌詞ですよね。〈背伸びも媚びも〉とか細かく韻を踏んでいたり。

リス子:最初はもっと言葉のリズムを意識して歌詞を書いていたんですけど、リズムにこだわればこだわるほど、物語のつじつまが合わなくなってきちゃったり、説明的になってきちゃったりしたので「もっと気軽でいいや」って感じで言葉のリズムの縛りを緩くしたら、いい感じで韻を散りばめることができました。

ーーあと冒頭に〈Hi! アッサラーム・アライクム bonjour〉と各国語のあいさつを置いたのはなぜ?

リス子:この曲のヒロインはちょっとおカネを持っていて、いい感じの遊びをしていそうなイメージなんです。「ドバイ行きたいよねー」って言っている女医みたいな(笑)。

ーーだから〈アッサラーム・アライクム〉ってアラビア語であいさつしてるのか。

リス子:あと最近私たち自身海外でライブをやってないので、関係者のみなさんに「アラビア語の曲もあるんですよね」ってプレゼンしようと思いまして……。

ーー英語圏、アラビア語圏、フランス語圏でライブしたいぞ、と。

リス子:タイにも行きたかったので最初は「コップンカー」も入れてみたんですけど、それはちょっと響きがコミカルすぎたのでやめました(笑)。

ーーそしてこれは「モバイルバッテリー」との共通点なんですけど、Mia REGINA楽曲のヒロインはなにかっていうと呑みに行ってますよね?

リス子:ホントだ!

若歌:学生のころなら「今度の土日に遊びに行こうぜ!」っていう口約束だけで気軽にどこにでも行けたのに、大人は泊まりの遊びはスケジュールの調整から始めなきゃいけなくて。その点、飲み会だったら「今日の夜、空いてない?」って電話やLINEをして1〜2杯楽しく呑んで帰ることができるじゃないですか。

リス子:だから大人のリフレッシュ=呑みっていうイメージはありますね。

ーーで、最初のお話のとおり、9月16日にはaube shibuyaでワンマンライブがあります。もう半月後だし、どういうライブになるか見えている感じですか?

一同:……。

ーーあれっ!?

若歌:ただ今回は1部、2部制になっているので、それぞれ『ランティス祭り』やカバーアルバムをきっかけにMia REGINAを知ってくれた方にも来てもらいやすい構成・設定にしようとは思っていて。チケットのお値段も抑えめになってますし(笑)。

ーー1部、2部だからビギナーも来やすい構成?

若歌:たとえば1部はカバーアルバムの曲を中心にやりつつ、オリジナル曲をちょっと入れて、2部はその逆。今回の『無謬の花』の収録曲とかオリジナル曲中心にやりつつ、カバーも少しやるって感じで。Mia REGINAを知ったばかりの方でも1部なら知っている曲をいっぱい聴くことができるだろうし、カバーアルバムでMia REGINAに興味を持ってくれた方には2部を観てもらえれば私たちがどういうグループなのかわかってもらうことができると思います。

楓裏:これまで私たちを応援してくれている人なら1部と2部とでいろんな私たちの横顔を見ることができると思うし、ちょっと気になっている人も楽しめるライブにしたいな、とは思っています。

(取材・文=成松哲/写真=三橋優美子)

■リリース情報
「無謬の花」
発売:2019年8月21日(水)
「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」エンディング主題歌

<CD>
1.無謬の花
作詞:松井洋平 作曲・編曲:太田貴之 / halu-note ストリングスアレンジ:太田貴之
2.モバイルバッテリー
作詞:松井洋平 作曲・編曲:増田武史
3.Healthy
作詞:ささかまリス子 作曲・編曲:睦月周平
4.無謬の花(Instrumental)
5.モバイルバッテリー(Instrumental)
6.Healthy(Instrumental)

■ライブ情報
『Mia REGINAワンマンライブ2019』
<昼公演>Mia REGINA ワンマンライブ 2019 Special Live RE!RE!!RE!!! Recital
<夜公演>Mia REGINA ワンマンライブ 2019 3rd Anniversary Live 無謬の花

開催日時
2019年9月16日(月・祝)
<昼公演>14:00開場/14:30開演
<夜公演>18:00開場/18:30開演

開催場所
東京・aube shibuya

オフィシャルサイト

アプリで読む