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吉柳咲良も準備万端! 日本公演40周年を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』

ぴあ

ブロードウェイ ミュージカル『ピーターパン』制作発表より、左から演出の森新太郎、ダーリング夫人役の瀬戸カトリーヌ、ウェンディ役の美山加恋、ピーターパン役の吉柳咲良、フック船長 / ダーリング氏役の小西遼生、タイガー・リリー役の宮澤佐江 撮影:五月女菜穂

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日本公演40周年を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』が2021年7月22日(木・祝)からめぐろパーシモンホール 大ホールで開幕する。森新太郎が演出を務め、吉柳咲良が、自身4度目となるピーターパン役を、小西遼生が初めて船長・ダーリング氏役を演じる。

開幕までおよそ1ヶ月となった6月21日(月)、東京都内で制作発表が行われた。演出の森、出演する吉柳、小西ほか、美山加恋、宮澤佐江、瀬戸カトリーヌが出席。「えばってやるぞ」や「飛んでる」など、作中の5つの楽曲をメドレーにしたパフォーマンスを披露した後、公演に向けた意気込みを語った。

演出の森は「窮屈な思いをされている今だからこそ、ピーターパンに誘われて、ネバーランドに遊びに来ていただきたい」と挨拶。そして「このお芝居の肝は、本当にピーターパンがいるんだなと思わせること。こんな元気な男の子がいたら、誰だって嬉しくなっちゃうし、誰だってなんでもできるような気がする。今年は吉柳咲良というピーターパンが、必ずやお客さんを空高く飛ばしてくれると思いますので、どうぞご期待ください」と話した。

それに対して、ピーターパン役の吉柳は「プレッシャーをかけられました」と応答しつつ、「約2年ぶりにこの制作発表させていただけることが幸せ」と笑顔で語る。昨年の公演は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、敢なく全公演中止となってしまったが、演出の森から「頭の方まで足を上げるようになる」「高音をきれいに出せるようにする」などさまざまな課題が与えられ、それに応えようと「充実した1年を過ごした」という。

フック船長・ダーリング氏役の小西は「稽古の時点で、僕ら自身がすごく楽しんで作品を作っている。森さんの演出は本当に信頼できるので、僕ら自身も楽しんで、細かく一つひとつ作り上げていきたい」と、順調な仕上がりをアピールしていた。

会見を盛り上げたのは、ダーリング夫人役の瀬戸カトリーヌ。演出の森から、ネバーランドのダチョウの役をオファーされたといい、「ダチョウは時速70キロ。ウサイン・ボルト氏よりも速い。どうなるんだろう(笑)」と戸惑いを見せながらも、「今は本役よりもダチョウの方に力を入れている」と笑う。そして「想像力を掻き立てる作品で、舞台だからこそできる表現があると思うので、たくさんの人に見ていただきたい」と結んだ。

そのほか、ウェンディ役を美山加恋、タイガー・リリー役を宮澤佐江が演じる。東京公演は7月22日(木・祝)〜8月1日(日)、神奈川公演は8月7日(土)・8日(日)相模女子大学グリーンホール(相模大野駅)、大阪公演は8月14日(土)・15日(日)梅田芸術劇場メインホール、仙台公演は8月21日(土)・22日(日)仙台銀行ホール イズミティ21・大ホール、名古屋公演は8月28日(土)・29日(日)御園座。チケット発売中。

取材・文・撮影:五月女菜穂

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』
原作:サー・ジェームズ・M・バリ
作詞:キャロリン・リー
作曲:モリス(ムース)・チャーラップ
潤色・訳詞:フジノサツコ
演出:森新太郎
出演:吉柳咲良 / 小西遼生 / 美山加恋 / 瀬戸カトリーヌ / 宮澤佐江 / 他

チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2170597

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