現在、日本各地で高レベルのオペラが上演されています。 1984年の設立以来、埼玉県和光市に拠点を置いて精力的に活動し、数々の受賞を果たしてきた特定非営利法人「オペラ彩」は地域で上演されるオペラの老舗の一つと言えるでしょう。そのオペラ彩が、今年は『ナブッコ』を上演します。 指揮はヴィート・クレメンテ、演出は直井研二。そして、歌手陣には、須藤慎吾、原田勇雅、小林厚子、石上朋美、村上敏明、大澤一彰など実力派が名前を並べています。 プロのオペラ団体も素晴らしいのですが、どうか地域のオペラ団体の底力、その意欲を堪能なさってください。多くの方が『ナブッコ』のあの有名な合唱曲にしびれることでしょう。