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『エベレスト 3D』監督が太平洋の実話海難記を映画化 『アドリフト 41日間の漂流』4月10日公開

リアルサウンド

20/2/21(金) 12:00

 『エベレスト 3D』のバルタザール・コルマウクル監督最新作『Adrift(原題)』が、『アドリフト 41日間の漂流』の邦題で4月10日に公開されることが決定した。

参考:『エベレスト 3D』が”体感”させる極限状態ーー圧倒的リアリズムの背景を読む

 本作は、『エベレスト 3D』で実際に起こった集団遭難事故を3D映像で描いたコルマウクル監督が、太平洋の実話海難記を映画化した最新作。1983年、婚約したばかりのタミーとリチャードは、ヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出た。ところが、出発から2週間後、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまう。船室にいたタミーはしばらくして目を覚ますが、ヨットは操縦不能で無線も繋がらない。さらに、大怪我を負い波に漂うリチャードを発見。極限状態の中、タミーはセーリングの知識を総動員し、陸を目指す。

 主演を務め、製作総指揮にも名を連ねているのは、『ダイバージェント』シリーズで人気を確立し、近年ではニコール・キッドマンらと共演のドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』でも活躍するシャイリーン・ウッドリー。絶体絶命の状況下で逞しく奮闘するタミーを体当たりで演じた。相手役には、『チャーリーズ・エンジェル』や『ナイチンゲール』など話題の出演作公開が続くサム・クラフリン。重傷を負いながらもタミーを励まし支え続けるリチャードを繊細に演じた。

 あわせて公開された場面写真では、遭難前のタミーとリチャードの仲睦まじい様子から、激しいハリケーンの中ふたりで舵にしがみつく様子、遭難後にヨットの上で途方に暮れるタミーの姿などが切り取られている。

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