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坂ノ上茜、細田善彦、田中偉登、松原菜野花が共演「ぬけろ、メビウス!!」製作決定

ナタリー

「ぬけろ、メビウス!!」ビジュアル。左から坂ノ上茜、松原菜野花、細田善彦、田中偉登。

坂ノ上茜が主演を務める長編映画「ぬけろ、メビウス!!」の製作が決定した。

「敷かれたレールを歩いている途中で、そこから降りることの難しさ」をテーマとした本作。主人公は契約社員として働いており、結婚もあり得る相手がいる24歳の女性だ。劇中では彼女が衝動的に大学に通いたいと思い立ち、周囲の反対をよそに、受験に向けて突っ走るさまが描かれる。

共演には細田善彦、田中偉登、松原菜野花が名を連ねた。監督は短編「想影」の加藤慶吾、脚本は「あいが、そいで、こい」の村上かのんが担当。クリエイティブディレクターとして真鍋光輔も参加している。本作の企画は2020年夏にスタート。新型コロナウイルス感染拡大の影響を目の当たりにした制作陣は、エンタテインメントを作る意義を「世の中のあり方を問いかける作品を作り、届けること」と考えたという。

本日7月13日にはMotionGalleryでクラウドファンディングが開始された。劇場公開前にオンラインプレミア試写に参加できるコースなどが用意されている。

「ぬけろ、メビウス!!」の撮影は今秋開始。完成後は国内外の映画祭への出品をはじめ、全国の劇場での順次公開を目指して展開していく。2022年公開予定。

坂ノ上茜 コメント

脚本を読ませていただいた時に「この役やりたいな。」と素直に思いました。その想いが叶って嬉しい気持ちでいっぱいです。
主人公に対して共感する部分があったり、昔友人から相談を受けた時のことを思い出したりするほど身近な存在に感じられ、その等身大の姿と向き合って一生懸命演じられたらと思います。
今は撮影に向けて準備している最中ですが、この作品とともに私自身もひとつ殻を破る気持ちで臨んでいきます。
加藤監督をはじめ、素敵な共演者の方々とご一緒できるのが楽しみで仕方がありません。

細田善彦 コメント

監督を務める加藤さん、脚本を務める村上さんとは「いつか長編映画を!」と話していた仲間で、その時が遂に来たことをとても嬉しく思っています。
物語の中で新しいことを始めようとしてる主人公に同僚が「ワクワクしてるってことは、もう新しい世界に行っちゃってるよ、半分!」と言うセリフがあります。
監督達と語っていた時がまさにこの瞬間だったのかなと、ふと思い出しながら、観てくださった方も思わず何かを始めたくなる、そんな背中をそっと押すようなワクワクする映画になればと思っています。是非、応援よろしくお願い致します!

田中偉登 コメント

青山瑛斗役を演じさせて頂きます田中偉登です。
脚本を読み終えた時、自分に素直に、今、自分のそばに居てくれる人にもう一度向き合い、大切にしようという気持ちになりました。
自分を偽る中途半端な気持ちは巡り巡って人を孤独にさせる、そんな事を教えてもらえた気がします。
そして、今回演じる瑛斗は今まで自分が演じることがなかったジャンルの役柄なので、また新たな挑戦で楽しみです。

松原菜野花 コメント

自分と似た部分が沢山あるこの役を、既に愛おしく、そして運命を感じています。
監督をはじめスタッフ、キャストの皆様と、不器用ながらも愛情深く、愛らしい女の子を作り上げていきたいと思っています。悩みだったり、どうしようもない不安だったり、同年代だからこそ刺さる言葉も多く、皆様にとってもなにか踏み出すきっかけになるような作品にしたいと思います。
このような状況下ですが、必ず皆様の元に届けます。楽しみにしていてください!

加藤慶吾 コメント

2020年夏に、チームメンバーとオンライン上で会話を重ねながら、今作の骨組みを作り上げました。ここ数年、自分たちが次に作りたい作品のテーマとはなんだろうかということを常に考え続けていたのですが、ある時スッと、今回の主人公像が頭の中に浮かんでからは、物語の流れも、テーマも、今までずっと悩んでいたのはなんだったのだろうと思うくらいに、あれよあれよと言う間に出来上がっていきました。
そうして出来上がった作品の設計図を、脚本家である村上かのんさんにお渡しし、いま、目の前に、自分たちの想像を遥かに超えた、撮ることがとても楽しみな脚本が存在しています。
この秋から、撮影を開始いたします。まずは無事に撮影を終えられることを願って、動き出したいと思います。続報を楽しみにしていてください。

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