ある男の珍騒動描くラッパ屋の新作開幕、鈴木聡「“いま”を共有したい」
ラッパ屋 第46回公演「コメンテーターズ」より。(撮影:木村洋一)
ラッパ屋の新作公演「コメンテーターズ」が、本日7月18日に東京・紀伊國屋ホールで開幕した。
「コメンテーターズ」は昨年4月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった公演。面白半分でYouTubeを始めたことがきっかけで人気になり、ワイドショーのコメンテーターに抜擢された男の珍騒動が描かれる。
脚本・演出を手がける鈴木聡は、開幕に際し、「ワイドショーの話なのでコロナやオリンピックの話題も。コメンテーターに抜擢されたオヤジの星・横ちゃんが、混乱する世界で、俺はどう生きるか、を必死で考えます。劇場で皆さんと『いま』を共有したいです」とコメントした。
上演時間は休憩なしの約1時間50分で、公演は7月25日まで。最終日となる25日13:00開演回と17:00開演回にはライブ配信も行われる。
ラッパ屋 第46回公演「コメンテーターズ」
2021年7月18日(日)~25日(日)
東京都 紀伊國屋ホール
脚本・演出:鈴木聡
音楽・演奏:佐山こうた
出演:おかやまはじめ、俵木藤汰、木村靖司 / 弘中麻紀、岩橋道子、ともさと衣、大草理乙子 / 谷川清美、瓜生和成 / 北村岳子 / 中野順一朗、浦川拓海、青野竜平 / 黒須洋嗣、佐山こうた / 宇納佑、熊川隆一、武藤直樹