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「エリザベート王妃国際コンクール(ピアノ部門)」のライブ・アルバム早くも登場! 〜緊張感に満ちたハイレベルな闘いがここに〜

ぴあ

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“務川慧悟(3位)と阪田知樹(4位)のダブル入賞”という嬉しい結果となった「エリザベート王妃国際コンクール(ピアノ部門2021」。去る5月29日(日本時間5月30日)に閉幕したばかりのコンクールの熱演の模様を収めたライブ・アルバム(4枚組)が早くも登場する(7月9日発売予定/ナクソス・ジャパン株式会社)。

「エリザベート王妃国際音楽コンクール」は、「チャイコフスキー国際コンクール」、「ショパン国際ピアノ・コンクール」と共に「世界三大コンクール」と呼ばれる世界屈指の名門コンクールだ。前身の「ウジェーヌ・イザイ・コンクール」時代を含めれば、ピアノ部門の優勝者には、エミール・ギレリス(1938)、レオン・フライシャー (1952)、ウラディーミル・アシュケナージ(1956)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、フランク・ブラレイ(1991)、アンナ・ヴィニツカヤ (2007)、デニス・コジューヒン(2010)、ボリス・ギルトブルク(2013)など、錚々たる顔ぶれかが並ぶ。 2021年のピアノ部門は、当初予定されていたの2020年が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって1年延期され、バンデミック後に開催される最初のメジャー・コンクールとして大きな注目を集めていた。

今回発売されるライブ・アルバムには、セミ・ファイナルとファイナルの中から、入賞者6人の選りすぐりの演奏が収録されているだけに期待が高まる。コンクール自体は無観客で行われたため、演奏終了を待ちきれずに聴衆の拍手が沸き起こるといったコンクールならではの場面はみられないが、緊張感に満ち溢れたハイレベルな闘いは長く語り継がれるに違いない。

●「エリザベート王妃国際音楽コンクール(ピアノ部門)2021」結果

第1位及び聴衆賞:ジョナタン・フルネル(フランス)
第2位:セルゲイ・レドキン(ロシア)
第3位 務川慧悟(日本)
第4位 阪田知樹(日本)
第5位 ヴィタリ・スタリコフ(ロシア)
第6位 ドミトリ・シン (ロシア)

●アルバム収録内容

【CD1】
1-4.ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83/ジョナタン・フルネル
5.ブルーノ・マントヴァーニ:妖精の庭から/セルゲイ・レドキン
6.ピエール・ジョドロフスキ:夜想曲/ジョナタン・フルネル

【CD 2】
1-3. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op. 30/セルゲイ・レドキン
4-7. シューマン:ピアノ・ソナタ第3番へ短調(管弦楽のない協奏曲)Op. 14/ドミトリ・シン
8. ショスタコーヴィチ:プレリュードとフーガ 変ニ長調 Op. 87-15/務川慧悟

【CD 3】
1-3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488/ヴィタリ・スタリコフ
4-6. モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595/務川慧悟
7. ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル/務川慧悟

【CD 4】
1. リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調/阪田知樹
2. ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op. 24/ジョナタン・フルネル
3. ショパン:夜想曲第17番 ロ長調 Op. 62-1/ジョナタン・フルネル
4. ドビュッシー:レントより遅く/セルゲイ・レドキン

ヒュー・ウルフ指揮、ベルギー国立管弦楽団(CD1: 1-5/CD2: 1-3)
フランク・ブラレイ指揮、ワロニー王立室内管弦楽団(CD3: 1-6)

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