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SSFF & ASIA 2020が6月に開幕、ポン・ジュノの短編「支離滅裂」を特別上映

ナタリー

20/3/31(火) 14:02

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2020ポスタービジュアル

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2020が、6月4日から14日にかけて東京で開催される。

22年目を迎えるSSFF & ASIA。今年は「ボーダレス」をテーマに人種や国、貧富、ジェンダー、製作技術などの“ボーダー”を越えて、112の国と地域から集まった作品の中から、選りすぐりの約200作品を上映、配信する。

このたび、ポン・ジュノが監督したショートフィルム「支離滅裂」(英題:Incoherence)が特別上映されることが決定。1994年に発表された約30分の本作では、毎朝ジョギングのたびに牛乳を盗む編集記者、酔って路上で立ち小便しようとしたところを警備員に捕まった検察官、ポルノ雑誌を読むのが好きな大学教授が、社会問題を討論するテレビ番組の出演者として集まるさまが描かれる。

また、同映画祭のオフィシャルコンペティションをソニーがサポートすることも明らかに。インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門で優秀賞を獲得した作品は、翌年のアカデミー賞短編実写映画部門への推薦へとつながる。

映画祭の代表である別所哲也は「今年のテーマを『ボーダレス』とした我々の映画祭は、世界から集まったショートフィルムを通じて、今を生きる人間だからこその様々な視点や価値観の発信、また、進化し続ける技術が可能にする、表現の多様性を体感できる場にしたいと思っています」とコメント。前年に続きフェスティバルアンバサダーを務めるLiLiCoは「今年はどんな作品に出会えるのか、1年で一番萌えるとき。みんな一緒にスパークしましょう」とメッセージを送った。

SSFF & ASIA 2020は、東京都内の複数会場で開催。オンライン会場では、5月27日から6月14日に配信が行われる。上映作品やイベントなどの詳細は、4月中旬以降に公式サイトで発表。

別所哲也 コメント

世界中の注目が集まるここ、東京で22年目となる映画祭を開催できることにとてもワクワクしています。
今年のテーマを「ボーダレス」とした我々の映画祭は、世界から集まったショートフィルムを通じて、今を生きる人間だからこその様々な視点や価値観の発信、また、進化し続ける技術が可能にする、表現の多様性を体感できる場にしたいと思っています。
東京、そしてオンラインで日本全国の方々とショートフィルムによって感動をわかちあえるのを楽しみにしています。
そしてその熱量がボーダーを超えて、日本と世界のミライにつながっていきますように!

LiLiCo コメント

1年は本当に早いですね!
この時期になりますと世間のショートフィルムへの期待が自然と増し、そして実際に作品をつくって来たみんなの、披露する場へのハングリー精神が湧いているので、この空気感に毎年浸っています。
クリエーターのアイデアはエンドレスですし、普段触れ合えることのない国と地域の作品からも文化や香りを、短い時間ではありますが感じ取ることが出来ます。
これはショートフィルムならでは!
今年はどんな作品に出会えるのか、1年で一番萌えるとき。
みんな一緒にスパークしましょう。

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