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あの傑作・名作が目白押し! 「コートールド美術館展」愛知で開催

ぴあ

20/1/7(火) 0:00

エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》1882年 油彩、カンヴァス  96×130cm コートールド美術館 (c)Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

印象派・ポスト印象派の巨匠たちの作品が並ぶ展覧会『コートールド美術館展 魅惑の印象派』が愛知県美術館で1月3日(金)から3月15日(日)まで開催される。

コートールド美術館は、ロンドン大学に付属するコートールド美術研究所の美術館として、1932年に開館した。実業家サミュエル・コートールドが収集した印象派・ポスト印象派のコレクションが核となっている。この展覧会では、美術史研究や科学的調査の結果などを取り入れながら、選りすぐりの絵画、彫刻約60点が並ぶ。

会場は3章で構成される。第1章「画家の言葉から読み解く」では、ホイッスラー、モネ、セザンヌ、ファン・ゴッホらの作品とともに、彼らが書いた手紙などの言葉を紹介。そこからどのような思いで風景を見つめ、何を考えながら筆をとったのか、思いを巡らせることができよう。

第2章「時代背景から読み解く」では、作品に描かれたものや人の細部に注目することで、産業化が進んだ19世紀という時代を見て行く。第3章「素材・技法から読み解く」は、X線や赤外線を用いた科学的な調査・研究を元に、緻密な色彩や画面に残された筆跡を解き明かし、画家の工夫や試行錯誤を明らかにする。

さらに、マネ最晩年の傑作中の傑作と言われる《フォリー=ベルジェールのバー》が約20年ぶりに来日。また、ルノワール、ゴーガンの傑作や世界有数のセザンヌ・コレクションから10作品が展示されるなど、見どころの多い展覧会だ。

【関連リンク】『コートールド美術館展 魅惑の印象派』

エドガー・ドガ《舞台上の二人の踊り子》1874年 油彩、カンヴァス 61.5×46cm  コートールド美術館 (c) Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)
ポール・ゴーガン《ネヴァーモア》1897年 油彩、カンヴァス 60.5×116cm コートールド美術館 (c) Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)
フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く桃の木々》1889年 油彩、カンヴァス  65×81cm コートールド美術館 (c) Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)
クロード・モネ《アンティーブ》1888年 油彩、カンヴァス 65.5×92.4cm コートールド美術館 (c) Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)
アメデオ・モディリアーニ《裸婦》1916年頃 油彩、カンヴァス 92.4×59.8cm コートールド美術館 (c) Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

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