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<分析班>シリーズ、“最新章”と“原点”の魅力をひも解く!
『連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班』特集

2月13日(日)放送・配信スタート
毎週日曜夜10時(全10話)
第1話無料放送【WOWOWプライム】/無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】

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さまざまな猟奇殺人事件に直面する警視庁捜査一課十一係、中でもそこに配属されたばかりの新人刑事・如月塔子の奮闘を描き人気を博してきた「殺人分析班」シリーズ。第3作『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』の放送から2年が過ぎ、いよいよ待望の新章『連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班』がスタートする。新章の主人公となるのは、如月の教育係を務めてきた先輩刑事・鷹野。警察の中でも極めて異質な集団・公安部に異動した彼が、その特異すぎるカルチャーに困惑しながらも、新たに起きた猟奇殺人に挑んでいく。本特集では、そんなシリーズの最終章とともに、前主人公・如月の初めての事件が描かれた『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』も紹介。この機にシリーズの原点から振り返ってみたい。

3作+スピンオフを経てついに新章に突入!
「殺人分析班」シリーズとは?

『邪神の天秤』
『石の繭』

ミステリー作家・麻見和史の人気小説を原作にした「殺人分析班」シリーズは、“殺人分析班”こと警視庁捜査一課十一係の活躍を描いたクライムサスペンス。その第1弾『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』では、同課に配属されたばかりの新人刑事・如月塔子をはじめとするチームメンバーたちと猟奇殺人犯の息詰まる攻防が展開。二転三転する怒涛のストーリーと巧妙に張り巡らされた伏線、犯罪捜査のリアルを捉えた描写が、放送開始とともに話題となった。

その後、シリーズは第2弾の『連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班』、殺人犯側のドラマにスポットを当てたスピンオフ『WOWOWオリジナルドラマ 悪の波動 殺人分析班スピンオフ』、さらにはシリーズ第3弾となる『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』へと続き、シリーズの進化ともども新人だった如月塔子も成長。『蝶の力学』のラストでは塔子の成長を見届ける形で、頼れる先輩バディとして捜査の中心となってきた鷹野秀昭がチームを離れることになる。

そして今回、その鷹野を主人公にした新章が登場。塔子に並ぶ人気キャラクターとしてシリーズを牽引してきた彼とともに、「殺人分析班」シリーズが新たなフェーズへ突入する。

Check!
映画解説Youtuber“守鍬刈雄(すぐわ・かるお)”による
『連続ドラマW 邪神の天秤 殺人分析班』独自解説動画!

守鍬刈雄(すぐわ・かるお)は自身のチャンネル「守鍬刈雄のお暇なら映画の話でも」で、映画やエンタメ作品の紹介や独自考察を、オリジナルの紙芝居で展開している人気Youtuber。この度、本作と守鍬刈雄のコラボ企画が実現! 公安警察の解説、過去作から考える『邪神の天秤』の傾向と対策、WOWOWのプロデューサーへの取材までも盛り込んだ、1時間超にも及ぶ見ごたえ十分な動画が完成した!

「殺人分析班」シリーズ最新章『邪神の天秤』の魅力①
シリーズの新たな主人公:鷹野のキャラクター

警視庁捜査一課十一係のエースとして、バディの如月塔子を時に叱咤し、時に激励してきた鷹野秀昭。ちょっと変わり者だが曲がったことが嫌いで、熱いハートを秘めながら冷静沈着に捜査を進める鷹野は、原作小説の人気キャラクター投票で1位を獲得したこともあり、シリーズになくてはならない存在として知られている。

そんな鷹野が『蝶の力学』を最後に、警視庁公安部へと異動。そこには、亡き相棒の殉職事件に関わっているらしき公安部の実態に迫るという大きな目的があった。新天地に足を踏み入れた鷹野は、これまでどおり敏腕捜査官として活躍できるのか? そして、秘めた目的を果たすことができるのか?

鷹野を魅力たっぷりに演じ、原作ファンからの信頼もあつい青木崇高が、長くつき合ってきたキャラクターの新章を熱演。知れば知るほど興味深い鷹野の変わらない魅力と新たな顔を見せてくれる。

「殺人分析班」シリーズ最新章『邪神の天秤』の魅力②
警察の中でも異質すぎる存在“公安部”

鷹野の異動先となる警視庁公安部は、日本警察の中でもかなり異質の存在。公安部に所属する者はいわゆるエリートと見なされ、第一線の公安警察官として活躍する面々は“治安の守護者”としての強烈な選民意識を持っている。

その捜査手法は“刑事部”とかなり異なり、たとえ共同捜査をすることになっても情報を共有することなく、捜査資料が外部に漏れないよう破棄する徹底ぶり。持ち前の推理力で事件と向き合う鷹野を、警視庁公安五課のメンバーたちは「公安には公安のやり方があり、刑事部のやり方とは違う」と一蹴する。

捜査の基本となる情報収集活動においてもより緻密で複雑なものが要求され、対象団体内部に“エス”と呼ばれる協力者(スパイ)を獲得し、情報を探っていくのが公安のやり方のひとつ。そんな中、鷹野は公安の新しい風となるのか、はたまた組織の一部として任務を全うするのか。“鷹野 meets 公安”が生み出すドラマに注目したい。

Character

氷室沙也香
(松雪泰子)

警視庁公安五課の警部補。“エス”と呼ばれる協力者の獲得作業に従事する“作業班”として活躍。相手との関係値を築くことに長け、エスとの関係を武器に捜査を進める。佐久間の右腕として一目置かれており、鷹野の相棒兼お目つけ役を任されることに。

佐久間一弘
(筒井道隆)

警視庁公安五課で捜査を指揮するリーダー。すべてのメンバーの行動を把握しており、インテリジェンス捜査のブレインとして采配を振るう。冷酷で抜け目なく、刑事部に対しても壁を崩すことはない。公安に馴染めない鷹野に、冷静な眼差しを向けている。

能見義則
(徳重聡)

警視庁公安五課のワイルドな警部補。あらゆる乗り物と自らの足と無線機を駆使して追尾する“視察班”として活躍。チームの面々からも追尾のスペシャリストとして信頼されているが、鷹野に、「お前は公安に向いていない」と言い放つ。

国枝周造
(小市慢太郎)

警視庁公安五課の巡査部長。公安での長いキャリアを生かし、安全かつ効果的に作業が行われるように指導する“指導班”。監視捜査が好きで、自宅にも監視システムが? 物腰は穏やかで丁寧。新参者の鷹野に対しても、気さくに接する。

溝口晴人
(福山翔大)

警視庁公安五課の巡査部長。チームの最年少で、ウェブサイトやSNSなどから犯行に関連した情報を集める“IT担当”。年上の鷹野を気づかい、公安のやり方に不慣れな彼をフォローすることも。まだ若いが、冷静に事件と向き合っている。

「殺人分析班」シリーズ最新章『邪神の天秤』の魅力③
公安分析班が直面するエジプト神話猟奇殺人

鷹野が公安部に異動した早々に起きた爆破事件の現場近くで、与党の大物議員が殺害される事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、その傍には心臓と羽根を載せた天秤と石板のヒエログリフが残されていた。その異様な光景から、犯人は古代エジプト神話を引用していることが分かるが……。

まだ鷹野が警視庁捜査一課十一係で活躍していたシリーズ第1作『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』では、死体をモルタルで塗り固めるという事件が発生。続くシリーズ第2作『連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班』では、深紅に染まった部屋で死体が発見される事態が捜査官たちの頭を悩ませた。それらに勝るとも劣らない異常性を感じさせる今回の事件だが、事態は一転二転し、鷹野たちの捜査は思いも寄らない方向へ進むことに。「殺人分析班」シリーズらしい猟奇殺人事件の謎解きを、新章でも楽しむことができる。

「殺人分析班」シリーズの原点『石の繭』の魅力をひも解く!

Check!
映画解説Youtuber“守鍬刈雄(すぐわ・かるお)”による
『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』あらすじ手書き紙芝居動画!

守鍬刈雄(すぐわ・かるお)とのコラボ動画は『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』でも実現! こちらは、『石の繭』のストーリー展開を味のある手書き紙芝居で紹介する約6分半の動画で、お手軽に『石の繭』の物語を予習・復習することが可能。すでに『石の繭』を観ている人も、未見の人も、ぜひチェックしてみよう!

WOWOW『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』

WOWOWオンデマンドで配信中
https://wod.wowow.co.jp/series/9588

「殺人分析班」シリーズの原点『石の繭』の魅力①
知能犯に果敢に挑む新人女性刑事・如月塔子

「殺人分析班」シリーズの幕開けとなる『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』の主人公は、警視庁捜査一課十一係に配属されたばかりの新人刑事・如月塔子。殉職した父の背中を追って刑事になった塔子は正義感が強く、努力を惜しまない頑張り屋。しかしながら、警察組織という男性社会で認められるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

そんな中、ある地下室の床にモルタルで塗り込められた死体が発見される事件が発生。塔子も加わっての捜査会議が始まる中、なんと犯人から捜査本部に電話がかかってくる。さらに、犯人は女性刑事である塔子を交渉相手に指名し……。

経験が浅いながらも時に鋭い直感を発揮し、犯人との交渉を重ねていく塔子の奮闘が本作の第一の見どころ。刑事として何か光るものを感じさせる一方、危なっかしい面も多々ある塔子は事件の真相に迫ることができるのか? 事件はやがて、彼女自身の運命を変えていくことに……。

事件と果敢に向き合い、成長する塔子を、今やシリーズの顔となった木村文乃がエネルギッシュかつ繊細に演じている。

「殺人分析班」シリーズの原点『石の繭』の魅力②
猟奇犯を“分析”していくチーム力を生かした捜査

新人の塔子の“世話係”として、バディを組むことになる鷹野をはじめ、警視庁捜査一課十一係には頼れる捜査官たちが勢揃い。新人女性刑事・塔子に対する署内の風当たりは強いものの、身近な仲間たちは徐々に彼女の存在を認めるようになっていく。

事件の謎を解き明かすためなら、犯人を逮捕するためなら、経験も性別も関係ない。そんなフラットな雰囲気が、捜査も佳境を迎えるにつれて充満。もちろん、塔子の刑事としての能力がそうさせた面もあるが、自分なりのやり方で塔子を真摯に導く鷹野、十一係を束ねる係長の早瀬(渡辺いっけい)、さらにはムードメーカーの巡査部長・尾留川(小柳友)からベテラン巡査部長の徳重(北見敏之)まで、それぞれがチームになくてはならない存在として個性と能力を発揮する。その入念で、地に足のついた捜査過程こそが、犯罪捜査ミステリーとしての本作の魅力に直結しているのは確かだ。

「殺人分析班」シリーズの原点『石の繭』の魅力③
捜査一課十一係が直面するモルタル猟奇殺人!

「殺人分析班」シリーズと言えば、もはや解決不可能と思える奇妙な事件の発生がお約束。塔子ら捜査一課十一係の面々が本作で担当する事件も、シリーズのスタートを飾るのに相応しいほど大胆で、シリーズ史上一、二を争うほどの奇怪さを秘めている。

そんな事件の犯人として警察に接触してくるのは、“トレミー”と名乗る謎の男。トレミーはある男を廃ビルの地下室の床にモルタルで塗り込め、殺害したという。その死体はまるで、ポンペイ遺跡として有名な石膏像、“犠牲者の型取り”を模しているようで……。トレミーはなぜモルタルにこだわるのか? やがて第2の殺人事件も発生する中、トレミーは何を伝えようとしているのか?

第1、第2の事件ともに事件現場は凄惨で、捜査する刑事たちも目を覆いたくなるほどのもの。この猟奇性こそが、事件の真相に隠された深い人間ドラマへとつながっていく。

WOWOW『連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班』
2月13日(日)放送・配信スタート
毎週日曜夜10時(全10話)
第1話無料放送【WOWOWプライム】
無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】

原作:麻見和史「邪神の天秤 警視庁公安分析班」「偽神の審判 警視庁公安分析班」(講談社刊)
監督:内片輝、山室大輔、山本大輔
脚本:穴吹一朗、小山正太、成瀬活雄
音楽:諸橋邦行
出演:青木崇高、松雪泰子、徳重聡、小市慢太郎、福山翔大、瀧内公美、奥野瑛太
   渡辺いっけい、段田安則、菊地凛子、筒井道隆

大ヒットクライムサスペンス<殺人分析班>シリーズをWOWOWオンデマンドで楽しもう!

<殺人分析班>シリーズ
『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』
『連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班』
『WOWOWオリジナルドラマ 悪の波動 殺人分析班スピンオフ』
『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』
WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中!【無料トライアル実施中】
https://wod.wowow.co.jp/

シリーズ2作目
WOWOW『連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班』の特集は

シリーズ3作目
WOWOW『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』の特集は

Text:渡邉ひかる

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