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ギレルモ・デル・トロ企画・製作『スケアリーストーリーズ』来年2月28日公開へ 特報&ポスターも

リアルサウンド

19/10/31(木) 7:00

 ギレルモ・デル・トロが企画・製作を務め、ストーリー原案を担当した『Scary Stories to Tell in the Dark(原題)』が、『スケアリーストーリーズ 怖い本』の邦題で2020年2月28日に公開されることが決定した。

参考:デル・トロ版『ピノキオ』は現代社会を照射する物語に? 制作陣の絶妙な組合わせから考える

 本作の基となっているのは、累計700万部もの売り上げを誇りながらも、全米の子供たちにトラウマを与えたというレッテルを張られ、全米の図書館に置くことが禁じられたいわくつきの児童書シリーズ。

 2018年に『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回米アカデミー賞作品賞をはじめ計4部門を受賞し、2019年にはハリウッドの殿堂入りも果たしたフィルムメーカーのデル・トロが10代の頃多大な影響を受けた本シリーズは、1981年に第1作が発表され、全米で大ベストセラーとなる。しかし、実際の事件を彷彿とさせるような描写やおどろおどろしいスティーブン・ガンメルの挿絵に、親たちや教師から苦情が殺到、児童書にも関わらず子供には過激すぎるとして全米の学校図書館に置くことを禁止する論争が巻き起こった。

 メガホンを取ったのは、『トロール・ハンター』や、『ジェーン・ドウの解剖』でカルト的な人気を博し、スティーヴン・キング原作『死のロングウォーク』の監督にも決定しているアンドレ・ウーヴレダル。ゾッとするような映像表現に加え、ダークユーモアの才能に溢れるウーヴレダルを以前から絶賛していたデル・トロは、「今作を任せられる監督は彼しかいない」と抜擢。現地時間8月9日に全米で公開され、初日には全米1位を記録した。

 ポスタービジュアルでは、白くて丸みをおびたフォルムで存在感を放つ “何か”が廊下の奥にうっすら見てとれる。そして物語の1ページ目が大きく開かれ、物語への入り口に誘い込む。

 特報映像では、すべての元凶である“怖い本”が登場し、背筋が凍りつくような戦慄の一部を体感することができる。ある夜、高校生のステラたちは、古い洋館の地下室で一冊の本を見つける。そこには美しい手書きの文字で書かれた物語が。しかしそれは絶対に持ち帰ってはいけない、読んではいけない危険な一冊だった。毎夜、血のように滲み出す文字が新たなページを綴るとき 、一番の恐怖が現実となって襲い掛かる。(リアルサウンド編集部)

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