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タクフェス4年ぶりの新作「天国」主演の原嘉孝「今の世の中だからこそ響く作品」

ナタリー

原嘉孝

タクフェス「天国」が、10月から12月にかけて愛知・北海道・新潟・宮城・大阪・東京で上演される。

宅間孝行が作・演出を手がけ、原嘉孝が主演を務める「天国」は、タクフェスにとって約4年ぶりの新作公演。劇中では、宮城県石巻市にある映画館・山田劇場を舞台にした物語が描かれる。2010年春、山田劇場の事務所に忍び込んだ高校生・島村龍太郎は、ひょんなことから映画館で働くことになり……。

主人公の島村を演じる原のほか、出演者には入山杏奈、浜谷健司(ハマカーン)、大薮丘、広田亮平、モト冬樹、鈴木紗理奈、宅間が名を連ねた。原は「お芝居で地方の言葉を喋るのは初めてですが、セリフを全て方言に変換した音声で送っていただきました。それを聞いて、東北弁は東北地方の温かさ、人間の温かさを感じさせる方言という印象を受けました。その温かさが作品の印象に加わって、更に深みを増した物語を届けられたら」とコメントし、「今回の『天国』は、今の世の中だからこそお客様に響く作品だと思うので、ファンの方はもちろん、様々な苦しみを心に抱えている人、何かを表現する立場にある人にも是非観にきてほしい」と来場を呼びかける。

宅間は「原君の演じる島村龍太郎という役は、彼に実際に会う前に伺った話を元に、どんな人なのかを想像して書いた当て書きの役となっています。今回は彼がドラマを背負って、彼の持つ運の強さを発揮しつつ、物語の良いスパイスになってくれると思います」と原に対する期待を語った。公演スケジュールの詳細は続報を待とう。

原嘉孝コメント

タクフェス初参加が決まり、緊張感もありますが、すごく光栄です。

常連組のキャストの皆さんもいらっしゃるので、安心して身を委ねて、自分らしさを出せたらいいなと思います。

お芝居で地方の言葉を喋るのは初めてですが、セリフを全て方言に変換した音声で送っていただきました。それを聞いて、東北弁は東北地方の温かさ、人間の温かさを感じさせる方言という印象を受けました。その温かさが作品の印象に加わって、更に深みを増した物語を届けられたらと思います。

今回の「天国」は、今の世の中だからこそお客様に響く作品だと思うので、ファンの方はもちろん、様々な苦しみを心に抱えている人、何かを表現する立場にある人にも是非観にきてほしいです。

宅間孝行コメント

原君の演じる島村龍太郎という役は、彼に実際に会う前に伺った話を元に、どんな人なのかを想像して書いた当て書きの役となっています。今回は彼がドラマを背負って、彼の持つ運の強さを発揮しつつ、物語の良いスパイスになってくれると思います。

4年に一度のペースで新作を書いていますが、ちょうど今、震災から10年が経ち、コロナ禍の真っ只中というタイミングと重なりました。エンタメ業界も苦しい2年間を経験しましたが、このエンタメに対する応援歌として、そして観に来てくださる方、一緒に仕事をしている方々への応援や感謝の想いを、この作品を通して伝えられたらと思います。

タクフェス 第9弾「天国」

2021年10月~12月
愛知・北海道・新潟・宮城・大阪・東京で上演予定

作・演出:宅間孝行
出演:原嘉孝 / 入山杏奈 / 浜谷健司(ハマカーン)、大薮丘、広田亮平 / モト冬樹、鈴木紗理奈 / 宅間孝行

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