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あいみょんが日比谷野音で“最初で最後”の無観客ライブ、13万人と乾杯

ナタリー

20/7/6(月) 12:46

あいみょん(撮影:永峰拓也)

あいみょんの弾き語りライブ「AIMYON 弾き語りTOUR 2020 “風とリボン” supported by 淡麗グリーンラベル」が、昨日7月5日にあいみょんのYouTube公式チャンネルで無料生配信された。

あいみょんは5月から6月にかけて弾き語りツアー「風とリボン」を実施予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて開催が延期に。今回の生配信では東京・日比谷野外大音楽堂から9曲のライブ映像が届けられ、最大同時視聴数は約13万、総視聴者数としては57万人以上の視聴者を集めた。

ひまわりがプリントされた白い半袖のシャツに黄色のパンツ、そして黄色のアイラインという出で立ちでステージに現れたあいみょんは、GIBSONのアコースティックギターを手に、ライブタイトル「風とリボン」を歌詞にちりばめた新曲でライブをスタートさせる。ライブカメラは正面からだけでなく後方からも彼女の姿を捉え、その歌声が無人の客席を越えて、日比谷の街に吸い込まれていく様を映し出した。2曲目の「ハルノヒ」では、歌詞を間違えるハプニングが。歌い終えたあいみょんは、歌唱中に鼓動が急に早まってしまったことを明かし、「緊張してへんって言ってたけどしてました」とはにかみながら告白。「初めての無観客ライブですけど、最後までよろしくお願いします」と挨拶して、最新曲「裸の心」のカップリング曲である「ユラユラ」をライブで初披露した。

「真夏の夜の匂いがする」「風のささやき」の演奏を終えると、あいみょんは「リハーサルまでどしゃ降りだったんですけど、本番の20分前になったら雨が止みました。無事にライブができてよかったなと思ってます。なかなかみんなと会えへん時間が長くて、ライブとか全然してへんかったからうれしい」とカメラの向こうの観客にメッセージを贈る。続いて「裸の心」を祈るように歌い上げ、「マリーゴールド」ではサビの部分でマイクから離れファンの合唱を煽った。

一息をつき、「君がいない夜を越えられやしない」を情感たっぷりに歌い上げると、会場の音に耳をすまして「静かやな……」とつぶやくあいみょん。「これが最初で最後の無観客ライブにしたいと心から思います。しゃべってもなんの返事もないから、やっぱり客席にはみんながいてくれたほうがいいなと思いました(笑)」と寂しそうに笑いつつ、「でも、今日の無観客ライブがやると決まってから、みんな楽しみに待っとってくれたからうれしかったです。次は必ずみんなと会場で会いたいです」と思いを述べる。そして「ラスト1曲、精一杯歌います」という挨拶ののちに披露された「君はロックを聴かない」では、最後の一節でこの日一番の彼女の笑顔が弾けた。

ライブを終えたあいみょんはステージの端に移動。「ハルノヒ」がCMソングとして使われているキリンビール「淡麗グリーンラベル」の缶を開け、画面の向こうのファンに向けて「せーの、かんぱーい!」と声を掛けた。

「AIMYON 弾き語りTOUR 2020 “風とリボン” supported by 淡麗グリーンラベル」2020年7月5日 セットリスト

01. 風とリボン
02. ハルノヒ(グリーンラベルver.)
03. ユラユラ
04. 真夏の夜の匂いがする
05. 風のささやき
06. 裸の心
07. マリーゴールド
08. 君がいない夜を越えられやしない
09. 君はロックを聴かない

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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