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INI、デビューシングルがデイリーチャート1位「これからもずっと僕たちを見守っていて」

ナタリー

INI

INIが本日11月3日にシングル「A」でデビューし、これを記念した生配信イベントを行った。

サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で選ばれた木村柾哉、髙塚大夢、田島将吾、藤牧京介、尾崎匠海、西洸人、松田迅、許豊凡、池﨑理人、佐野雄大、後藤威尊からなる11人組のINI。生配信イベントではまず先日19歳の誕生日を迎えた松田を改めてお祝いすることに。メンバーから「なんちゃいになったの?」と聞かれた松田は「19ちゃいになりました! 個人としてもINIとしてもめちゃくちゃ成長して世界に通用するグローバルボーイズグループになっていこうと思います!」と19歳の抱負を語った。

司会を務める木村は、最初から緊張でカミカミ。自己紹介では「あと3回噛ませてください」と番組を観ているMINI(INIファンの呼称)に許しを求めた。デビューシングルのリリース日を迎えた感想を木村から聞かれた池﨑は「ドキドキがすごくて! (髙塚)大夢と(田島)将吾くんと神社に行って大成功をお祈りしました」とMINIに報告。田島も「長い時間をかけて祈ってきました!」と入念に祈願したことを明かした。

「A」の“A(ええ)ポイント”をアピールするコーナーでは、西が「ええとこ知っとるでー!『Rocketeer』はバチバチにそろったみんなのダンスがええんじゃないでしょうか!」と先陣を切る。尾崎は「自分のパートの『見つけろ Satellite』の振り付けがおすすめポイント。ええと思いました!」と人差指と親指でで丸を作る振り付けをアピールした。松田は「A」収録曲「Brighter」での自身のパートを“Aポイント”として挙げ、「(パフォーマンスを)観ている皆さんに自分の気持ちを伝えられるようにがんばったので観てほしい。自分で言うのもあれだけど、ビジュもよかった」とコメント。池﨑は「激しさ! 儚さ! 恋心! いろんなジャンルがあるのが『A』のよいところ!」とノリノリで得意のラップで“Aポイント”をアピールした。

すでに770万回再生されているリード曲「Rocketeer」のミュージックビデオ撮影の裏話を明かすコーナーでは、松田が「3日目の撮影の前に顔がむくみすぎてびっくりしたんです。たくみん(尾崎)と自撮りをしていて『迅ヤバいよね!?』と言われて気付いて。速攻で汗をかいて戻しました。原因はたぶん前の日に飲んだサイダーだと思います」と突然の顔のむくみに対応したと語る。木村は「『Galaxy』の振り付けがあるじゃないですか。パッと足を開いたときに(ボトムが)ビリっと破れて、俺の衣装を直すために撮影を一旦中断して夜ごはんを食べることになりました」と告白。ほかのメンバーもスケジュールが急に変わった理由を知らなかったようで、西は「ちゃんとした秘話じゃん!」と笑った。田島はロケットの船内というシチュエーションで、髪の毛に付けた装飾を取るのが大変だったことを明かした。

木村、西、田島が前に出て「Rocketeer」のポイントダンスを解説したあと、席についた木村は「急にスタッフさんからカウントダウンと言われた」とメンバーに声をかける。「落とし穴?」ととぼける西に木村は「デビューだから大丈夫!」と笑いかけ、メンバー全員で謎のカウントダウンを実施。数字が0になると「A」が11月2日付けのオリコンデイリーシングルランキング1位を獲得したことが発表された。その結果を受けて11人は抱き合ったり、手を合わせたりしながら大喜び。最初にマイクを取った木村は「この順位は僕たちの力だけで得たものではなくてMINIの方をはじめ、たくさんの方がMVを観てくれたりハッシュタグを作って盛り上げてくれたりしたことを僕たちは知っています。応援していただき本当にありがとうございました!」とMINIへの思いを伝えた。

全員がデビューシングルが1位という結果を受けた感想を語る中、松田が感極まって泣き出してしまう場面も。メンバーに支えられながら松田は「この発表が本当に怖かったんですけど、1位を取ることができてINIの名に恥じないスタートを切ることができました。ありがとうございました」とMINIへ感謝の思いを述べた。最後に再びマイクを握った木村は「この日を迎えるまで長かったようで短かったような、密度の濃い日々を過ごしてきました。オーディションを受けてから今まで、いつも誰かがそばにいたり見えないところで支えてくださっていたことを今すごく感じました。感謝の気持ちを忘れずにこれからも突き進んでいきたいです。10人の最高のメンバーとこれから切り開いていく未来、明るい未来を皆さんに届けられるようにがんばっていきたい。いつもMINIの皆さんありがとうございます。これからもがんばるので応援よろしくお願いします」と配信番組を締めくくった。

番組の配信が終わったあと、マスコミ向けの取材会が行われた。デビューを迎えた感想を問われた木村は「『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を受ける前まで僕らは一般人として過ごしていたので、今このようにデビューを迎えられることが本当に夢のようです。やっとデビューしたんだという実感がとても湧いてきました。MINIの皆さんがずっと僕たちのデビューを待ってくださっていたことに感謝ですし、これからは恩返しをしていきたいと思っています。INIはもっと大きくなっていろんな方に知っていただいて、観ている人に元気や勇気を与えられるようなグループになっていきたいです」とコメント。田島も「僕たちそれぞれの今までの努力もあるけれど、それ以上にMINIの皆さんやスタッフの支えがあってここまでこれていると身に染みて感じます。期待や応援、すべてに応えていけるように11人でこれからもずっとがんばっていきたいです。努力する姿を見せ続けられるグループでいたいと強く思っています。これからもずっと僕たちを見守っていてほしいです」と思いを述べた。

デビューシングルがオリコンデイリーシングルランキング1位という結果の感想を問われた西は「朝起きてから発表されるまでずっと緊張していました。デビューシングルで素晴らしいスタートダッシュを切ることができました。MINIの皆さんをはじめスタッフの皆さん、素晴らしい11人のメンバー、いつもありがとうございます。このままどんどん成長していって世界で通用するボーイズグループになりたいと思います」と意気込みを語る。デビューまでの日々について聞かれた許は「結成してから新しい経験ばかりで、初めてのレコーディングやMV撮影、毎日のダンスレッスンなど全力でがんばってきました。常にみんなが一丸となって新しいことに恐れずがんばってきたと思います。僕たちの作品をより素敵な作品にして、作品で皆さんに恩返しできるようにがんばりました」と努力を重ねたデビューまでの期間を振り返った。

デビューまでにがんばったことを問われた後藤は「個人的には柔軟体操と筋力トレーニングをがんばりました。『Rocketeer』も『Brighter』もキレが必要なパフォーマンスで、筋肉がないとカッコよくできないのですごくがんばりました。自分の目指すダンスはパワフルで指先まで意識したきれいなダンスなので、そのために柔軟も。もともとダンスが得意だった木村、西、田島とはまた違ったテイストのダンスができるようになったら、INIとして新しい武器になる。そう思ってやっています」と話した。どんなグローバルボーイズグループになりたいかという質問には藤巻が回答。「まずは日本で老若男女、幅広い世代に愛されるグループになっていきたい」と目の前の目標を明かした。

「A」の中でお気に入りの曲は何かと聞かれた西は「KILLING PART」を挙げ、「日常的にも聴けるし、気分のルンルンしたときにも聴ける、楽しくモチベーションを上げてくれる曲です」と紹介。尾崎は「Cardio」について「自分たちの武器が一番表れている曲。大夢の堅い響きの声があの曲に合っていると思うし、攻めたラップパートもあって好きです。攻めている僕たちの楽曲も注目していただけたら」とアピールした。最後にメッセージを求められた木村は「MINIの皆様、いつも応援してくださっている方々、大変お待たせしました。INIは今日から本格的に始動します。どうか僕たちについてきてください。よろしくお願いします」とお辞儀をし、ほかの10人も「よろしくお願いします!」と深々と頭を下げた。

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